コラム

 公開日: 2016-10-20 

個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)を申し込むかどうか迷っている方へ

こんにちは。
確定拠出年金相談ねっと 認定ファイナンシャル・プランナーの加藤博です。

2016年5月24日に成立した改正確定拠出年金法により、2017年1月から個人型確定拠出年金の加入者対象者が大幅に拡大します。
愛称も「iDeCo(イデコ)」に決まり、国民年金基金連合会による制度の広報活動も活発になっていきます。
国民が積極的に活用できるような体制づくりが進んでいます。

確定拠出年金の主な特徴


・掛金の全額が所得控除になる
・運用益が非課税(20%分離課税されない)
・運用は自分で選ぶことができる
・受け取り時も税優遇
一時受取の場合は退職所得控除がつかえる
分割受取の場合は公的年金控除がつかえる
・60歳から70歳までの間であれば、自分で受取時期を選べる
・据え置いている期間も運用することでき、運用益は非課税
・分割受け取り期間中も運用することができ、運用益は非課税
・死亡給付や障がい給付もある
・積立金は差し押さえ対象外

国民みんなが加入出来る制度に


確定給付型企業年金が勤務先に導入されている方や公務員の方は
月額5,000円~12,000円 年間で最大144,000円積み立て出来るようになります。
国民年金第三号被保険者(専業主婦・主夫)の方は
月額5,000円~23,000円 年間で最大276,000円まで積み立て出来るようになります。

今回の法改正により、現役世代のほぼ全員が確定拠出年金で老後資産形成が出来るようになります。

老後資金は自助努力で準備する時代


確定拠出年金法改正の背景は、『公的年金だけでは、不十分なので自分でお金を用意して欲しい。自助努力で準備して欲しい」という国側の事情があります。

確定拠出年金は老後資産づくり専用の口座です。
税金のメリットが大きいのは、「老後資産づくり専用」だからなのです。
もちろん、確定拠出年金だけで老後資産形成がすべてまかなえることが出来るかと言えば、そうではありません。

老後資金のすべてを確定拠出年金だけで準備することは出来ないでしょう。
老後資産形成はまず「確定拠出年金」を利用し、不足する部分は他の金融制度を活用するのがセオリーです。
確定拠出年金の次に個人年金保険やNISA(少額投資非課税制度)を活用したり、他の金融商品を活用するのが良いでしょう。

積み立てに回す余裕がない


このような記事を読んだり、セミナーで話を聞いて、確定拠出年金口座の節税メリットに興味を持ち、「私も確定拠出年金で積み立て開始しよう!」と考えている方も多いと思います。
一方で
「今は子供の教育費も結構かかっているし、給料も増える見込もあまりない。実際、積み立てに回す余裕がない。」と感じて、行動に移すかどうか悩んでいる方も多いと思います。

また、確定拠出年金は60歳まで引き出すことができません。
教育費や住宅ローンを抱えている子育て世代の方は慎重になります。

家計を見直して、将来のじぶんに仕送りする


新しく貯蓄をスタートするのはなかなか難しいです。
どのように考えれば良いでしょうか?
老後資金づくりをスタートするときは、今の生活費などの支出をチェックし、将来のお金の流れを確認することが大切です。

教育資金・住宅資金・その他の予備資金はいくら必要なのか?
などをシミュレーションしてみてください。
ざっくりで構いませんので、考えてみましょう。

必要な資金をシミュレーションするのと並行して、現状の支出を見なおして貯蓄に回すことが出来る資金がないか検討してみましょう。
新たに開始する積み立ては「将来のじぶんへの仕送り」です。
現役世代の自分が老後の自分へ「確定拠出年金口座」を使って、仕送りするのです。
将来の自分をイメージして、考えてみましょう。

家計の見直しで効果が大きいものは?


〇住宅ローンを借り換えして、総返済額や年間返済額を引き下げる
住宅ローンの借り換えは残債や残期間によっては、数百万円も支払総額を削減できる場合があります。

〇貯蓄を目的とした生命保険を見直して、保障と貯蓄を分けて考える
生命保険も見直すことによって、年間保険料を数万円から10万円以上引き下げることも可能です。

ライフプラシミュレーションを作成してみよう


将来のお金の流れを予測し、不足する資金をどうやって準備するのか?
これを検討し対策を立てていくことが大切です。

「ライフプランシミュレーション」を作成することで、イメージがわきます。
計算結果どおりにすべて行う必要はありません。都度見直せば良いのです。
確定拠出年金をスタートしようと考えた時点で一度、「ライフプラシミュレーション」を作成してみてはいかがでしょうか?

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