コラム

 公開日: 2018-06-14 

ついつい、子どもに過干渉になってしまっているのは毒親の兆候?

子どもに口うるさく指図してしまうことは誰でもあります。しかし、大きくなった子どもに過度の干渉をすれば、自立心や自尊心を損ねることになりかねません。毒親の特徴や傾向と、そうならないためにはどうすればいいでしょう?

毒親の特徴 ついつい過干渉になる・感情的になる

昔ほど子どもの数が多くなくなった今、一人ひとりの子どもに目が行き届くようになりました。それ自体は悪いことではありません。しかし、だからといって子どもを大切に思うからこそ、親はついつい口うるさくなってしまうことがいいというわけではありません。

子どもが進もうとする道を先回りして、つまずかないように危険なものをすべて取り除いてしまう。
失敗しそうなことが分かっているのに黙って見ていられないという親心と、すべて親が決めてレールを敷いてしまうことはイコールではなく、子どもが自立していくためには多少の失敗も必要と思う必要があるかもしれません。

毒親の特徴である「過干渉」とは、具体的にどのようなものでしょう。
簡単に言ってしまえば、過保護が悪化した状態です。子どもを育てていると、多少なりとも心配しすぎたり甘やかしたりすることも出てきます。子どもを心配するあまり、行動や言動がエスカレートして、ついには過干渉となってしまうのです。

自分で判断できない幼少期は、子どもにとっても甘えることが必要な期間でもありますので、親があれこれ世話を焼くのは必要なことといえます。

では、いつから手を放しましょうか。
いつからでもいいのです。手を放すことと、知らんぷりは違いますから。
子どもが自分の考えを話し、人生の先輩として意見を聞いてくるようになったら完全に放しても大丈夫な時期でしょう。そんなふうに自分の考えがあるのに、親の価値観を押し付けたりするのは「毒親」へとつながってしまいます。

自分の価値観を押しつけて「毒親」に陥りがちな人にありがちな特徴のひとつに、自分への自信のなさ、があります。
自分に自信がなくていつも不安を抱えていたり、母親もまた毒親の元で育ってきたという事情があれば育児に対する葛藤もあったりします。

心が安定していないと、子どものささいな言動にも過敏に反応したり感情的に怒鳴り散らしてしまいがちです。反論も許されず、一方的にののしられれた子供は、心を深く傷つけ自己肯定感がそだちにくいでしょう。

毒親にならないポイント

「毒親」と呼ばれるのは極端な例です。子どもが自分の理想通りに育って欲しいという気持ちは、多少なりともどの親も抱いています。

子どもを思う気持ちがあるからこそ、行き過ぎることもあります。子どもの側からしても、「大好きな親の望みならば叶えなくては」と頑張ってしまうこともあるでしょう。まじめで人の気持ちを読み過ぎる子ほど、親の意向に沿おうとします。

自分が叶わなかった夢を、子どもで実現しようとする親も、世の中にはいます。実際成功して大成した子どもも存在するので否定はできません。オリンピックで活躍するアスリートには、親子で夢を追うケースがたびたび見られます。

しかし、子どもを自分の分身のように扱い、常に競争に勝たなくては存在価値を認めないというのでは、子どもは自分を認めてもらえずフラストレーションがたまってしまいます。

親から無理難題を押し付けられ、他人と比べ続けられ、すべてにおいて親の言うことに従わなければ褒めてもらえず、与えられるのは条件付きの愛情。こういったことが繰り返されると、条件をクリアしていない状態での自分、つまりありのままの自分を認められず、自己肯定感の低いまま大人になってしまいます。

子どもに自分のエゴを押し付けることは自重しましょう。そして、子どもには子どもなりの思いがあります。失敗することも、間違った道を選ぶこともあるでしょう。そばで見ていれば、ヤキモキさせられます。手や口を出したくなる気持ちをぐっとこらえて、子どもの意思を尊重することに努めましょう。

手がかかる時期を過ぎたら、見守ることに徹するくらいが丁度良いかもしれません。

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