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 公開日: 2017-05-08  最終更新日: 2017-07-13

「幸せになる決算書」作りをめざす

「幸せになる決算書」作りをめざす

「幸せになる決算書」作りをめざす


 「幸せになる決算書」とはどういう決算書なのでしょう。

 私が考える「幸せ決算書」というのは社長や社員をはじめ関係者がビジネスを通じて幸せを感じることができるものです。

具体的には社員が人並み以上の生活ができて、取引先も金融機関も安心して取引ができ将来的にも安心な会社の決算書です。

そのためには利益や給与水準は平均よりも高く、会社に誇りを持てるようでなければなりませんし、資金繰りも順調でなければなりません。

さらにその利益や財務体質を生み出す企業経営やブランド化が必要になります。
図の単純化した決算書で借入をするケースを考えてみましょう。

ここでは単純化のため、期首は同じ貸借対照表で損益計算書の利益は同じとしています。

かつて銀行は貸借対照表と損益計算書のみで融資をしていましたが、本当は業績の悪い会社や粉飾をしている会社を見抜けなかったため多くの貸倒や焦げ付きを出しました。

そこで対策として、キャッシュフロー計算書を提出してもらうか、自ら作成して融資の判断を慎重にするようになりました。

キャッシュフロー計算書で分析すると

1、A優良企業の場合

 売掛金は早期回収で少なくする努力をしています。
つまり現金回収することで取引先の倒産やトラブル等の影響をかなり回避できます。

棚卸残高を減少させることによりデッドストックや商品回転の効率化をして資金化します。
減価償却は特例として認められている特別償却等を利用して節税し利益を圧縮しています。

このように資産残高をスリム化することで浮いた資金で借入金を返済し資金繰りを楽にしています。
お金の心配をしなくていいので、次期の会社経営が更に良くなります。

2、C不良企業の場合

 販売管理が悪いので未収売掛が50万円増加、棚卸も100万円増加しているので資金不足で、本来計上すべき減価償却30万円を計上せず、本来計上すべき買掛金を減額してやっと利益を計上しています。

利益水準は他社と同じでも、実態は資金繰りが悪く運転資金が228万円ショートしているため、借入をしないと黒字倒産してしまいます。
次期以降も資金繰りが厳しく苦戦が予想されます。

しかし、このような業績不良会社は決して珍しくありません。

例えば、Bのような普通の会社でも、大震災レベルでなくとも、事故、主要取引先とのトラブル、顧客からの賠償訴訟等によって起こりうるケースもあります。

そうならないためには、普段から部門別会計やキャッシュフロー会計等を利用し、筋肉質な経営体質で何かあっても対応できる余裕のある「幸せ決算書」作りをする必要があります。



        さて、貴方が銀行ならC社に融資しますか。



                 とおやま ひでゆき


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