コラム

 公開日: 2015-02-12  最終更新日: 2015-03-12

入試出題者と受験生の脳波のシンクロはあり得るのか?

優秀な受験生は問題をみた瞬間に答えがわかる?

テレビのクイズ番組で、出題者が問題を読み始めた瞬間に、答えがわかって回答する人がいます。この人は出題者がどのような思考をしているかを感知して、先回りして答えているわけです。
また、受験生が試験問題をみた瞬間に、穴埋め問題の答えが答案用紙の上にぼやっと見えたり、幻聴のように答えが聞こえたりすることがあると言われています。
このような出題者と回答者の間で、何か目に見えない力が働いているとは考えられないでしょうか?
もちろん、単なる勘だけでは答えられませんから、もともとその知識を持っていることが条件だと思います。しかし、脳の奥にしまい込まれた知識や情報を、相手の脳波の動きから予測して瞬時に読み出すという力は、単に勉強をしたから・・・、知っていたから・・・、というものではないように思います。

物理的に相手が目の前にいるときには、脳波のシンクロが起こり得ることはわかっています。
例えば、あくびが移るというのはその典型的な例です。しかし、受験生と試験問題を作成した出題者は、場所的にも時間的にも離れています。それらの距離を越えても脳波がシンクロするのでしょうか?
時間的に同じタイミングで脳波がシンクロするということは考えられませんが、受験生がその問題をみたり聞いたりした時に、出題者と同様の反応が脳に現れるという可能性は否定できないと思います。

棋士は相手の脳波とシンクロしないのだろうか?

私はここでひとつの疑問が浮かびました。
将棋、囲碁、チェスの達人たちは、相手と脳波がシンクロしないのでしょうか?
もし脳が目の前にいる人と脳波をシンクロさせる機能を持っているとすると、同じことを考えて同じ行動を取るかもしれないということになります。現実には相手の行動を先読みしますが、自分はそのさらの先を読んで次に打つ手を決めています。したがってそこには、むしろ、相手に自分の考え方を悟られないようにすることが重要になります。他人と異なる考え方をするという強烈な意思があるのだと思います。
目の動き、汗、指の動きなどから、戦局が有利なのか不利なのか、次の手をすでに考えているのかなどを読み取られてしまう可能性があります。それを防御するために何か強烈なホルモンのようなものが分泌されているのではないでしょうか。

クリエイティブな仕事は脳をコントロールする必要があります

以上みてきたように、脳には他人と同調したがる性質があるようです。
したがって、その本能に任せていると、どんどん長いものに巻かれろ!という感じで周りと同化していってしまうようです。
クリエイティブな仕事をしている方は、このような脳の本質的な機能に打ち勝って、常に新しいことを考えていかなければなりません。そのような方法についてはまだ定説はないようですが、脳トレ、記憶術などの脳を刺戟するトレーニングは、クリエイティブ脳を作るために必要ではないかと考えられます。

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            ↓
            ↓
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