コラム

 公開日: 2015-01-14  最終更新日: 2015-03-12

大学に「卒業方針」の義務化

大学に「卒業方針」を打ち出すことを義務付ける

文部科学省は大学入試改革の一環で、各大学に対し入学者の「受け入れ方針」(アドミッションポリシー)や卒業させる学生像を明確に定めた「卒業方針」の策定を義務付ける方針を決めたとのことです。国は、大学入試と大学教育の一体改革を目指しており、「入り口」の入試改革を進めると同時に「出口」である卒業要件を厳格化を目指しています。卒業する学生の質も確保することが重要な課題となっています。

大学入試改革との関係について

入試改革を巡っては、知識量を問う「1点刻み」型入試から「多面的総合評価」への大転換が予定されています。受け入れ・教育・卒業方針の策定が義務化されれば、各大学は入試の募集要項などで受け入れ方針を明示し、これに沿った入学者選抜を実施することになります。

卒業方針の策定により要件が強化されると・・・

教育内容や育成する学生の基準が明確になるため、「卒業方針」の水準に達していない学生は留年させたり卒業見送りにしたりするなどして、安易に卒業させない大学作りが進むことになります。
理系学部の学生は、基本的に大学生活の中で研究や実験に多くの時間を費やしています。また、論文にも真面目に取り組んでいます。学部生の40%以上が、大学院に進学するということからも、理系学部生への卒業要件の強化はそれほど影響はなさそうです。
一方で、文系学部は3年生になると就活が始まり、授業の出席率も低下する傾向があります。卒業論文についても理系学部のように実験に時間を費やすことはなく、比較的スムーズに作成しているようです。大学が就職の予備校化が懸念されているのも、文系学部生のそのようなリクルート優先の大学生活を疑問視する声があるからなのです。したがって、文系学部生に対して、卒業要件が厳格化されると、就活にかなりの影響があるものと思われます。

卒業要件の厳格化はどのように設定されるだろうか?

あくまで個人的な見解ですが、
・卒業に必要な総単位数の引上げ
・専門科目の必要単位数の引上げ
・出席日数の管理の強化
・レポート作成等の課題の増加
・社会的活動(ボランティア等)の単位換算と卒業必須単位化
・評定基準の強化と卒業に必要な平均評価(平均で”良”以上(国立大学) とか平均で”B”以上(私立大学)の設定
・英語については外部試の験受験の義務化(TOEIC, TOFELなど)
・第2外国語の授業のレベルアップ及び外部試験受験の義務化

入り難く卒業し易いといわれる日本の大学が、いよいよ欧米の大学並みに卒業が難しくなる時代が来るようです。
大学卒業のための予備校や塾ができたりして・・・と考えるのは、ちょっと考えすぎでしょうか。

学生には、限られた時間で成果を出すことが要求されます

大学生は単に受身的に授業を聞いているだけでなく、就職後のことを見据えて授業科目以外のことも勉強することが求められるでしょう。資格試験にチャレンジすることもたいへん良い選択肢だと思います。世界に飛び出して短期留学してみるという手もありそうです。
いずれにしても、何か他人が持っていない技術やスキルを獲得することが将来のン自分自身の差別化につながります。
学生のみなさん、頑張ってください!!

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