田浦裕子

たうらゆうこ

アロマ&ハーバルセラピー粋香 -Sui・ka-

[ 府中市 ]

職種

コラム

 公開日: 2015-06-24  最終更新日: 2015-06-25

精油のラベルの見方 <欲しい精油を手に入れるためのチェックポイント>

アロマテラピーを実践していくうえで
必要不可欠な「精油」

個別の精油に関する情報は
その精油のボトル(またはそのボトルが入っていた箱など)に
その商品名(販売名)と一緒に
記載されています。

「商品名(販売名)」が必ず記載されているのは当たり前のこととして

もう一つ、
殆どの場合、植物の名前の表記があります。
それが『学名』です。

精油の 『学名』

個別の精油について知るうえで
『学名』は、大きな手掛かりとなります。

きちんとしたメーカーの精油であれば
ボトル(または箱)に
その商品名(販売名)と一緒に
必ず 『学名』 が表記されています。

学名は原材料である植物のことをより特定して表している名前で

商品名や販売名ないし俗称では
異なるものを同じ、と混同してしまうことがあり得るので

そのはたらきを活用するアロマテラピーの現場では
そうした混乱を避けるため

本当に探しているもの、必要なものにたどり着くための
手掛かりの一つとして
確認必須、の情報です。

例えば。
オレンジ・グレフル

右はグレープフルーツ、左はオレンジスィート

ラベル表示の上から4段目
“ Citrus ××× ” というのが学名です。

学名は、2つの単語の組み合わせで表記されることが一般的で
二名法(二命法)といわれています。

左側が 「属名」 右側が「種小名」

属、の方がより大きなグルーピングになります。
写真のように“Citrus” というのが左側にあることから

“ミカン科・ミカン属”の植物が原材料ですよ~、ということがわかります。

種小名というのは、同じ属の中で、どんな種の植物なのかということ。

より絞り込みをかけるのには、こちらも要チェックなのです。

種小名で「見分ける」法

もう少し具体的に見てみましょう。
例として、ユーカリの精油。
ユーカリ3種

左の2本は、同じ学名 “Eucalyptus globulus”
(エウカリプトス グロブルス と読みます)

その右は “Eucalyptus citriodora”
“citriodora” (シトロドラ・シトリオドラ)の部分が違いますね。

これはレモンユーカリと呼ばれているもの。
左側の「グロブルス」とはかなり香りが違います。

むしろ、右端の“Eucalyptus radiata”(ラディアタ)の方が
グロブルスとは近い香り。

香りが違う、ということは
含まれる化学成分が違う、ということで

精油のはたらきも、当然に異なります。

わかりやすいところで言えば
花粉症対策には、グロブルス または ラディアタを。

虫除け的に使うのであれば、
同様に使われるレモングラスやシトロネラと近い
シトリオドラの方がおすすめ。

そんな感じで、上手に使い分けるときの
大切な参考情報なのです。

そのほかのラベル記載情報

学名以外に私が必ずチェックするポイントは2つ。

一つは、抽出部位。
香りを抽出した部分(お花なのか、葉っぱなのか、茎なのか、枝なのか…、etc.)は
どこなのかしら、ということ。

それから、抽出方法。
ざっくりいうと、水蒸気蒸留法、圧搾法、
それから有機溶剤抽出法(溶剤抽出法、と略されることも) のどれかな?ということです。

抽出部位によって
抽出方法も変わるので

この両方はセットで表記されていることも多いです。

上の方の写真の柑橘精油で見ると
学名の下に、“expressed from the peel” と表示されていますね。

つまり「果皮」から「圧搾法」で抽出されました! ということです。

すなわち、モノによっては「光毒性」への注意が必要だな、
ということがわかるワケです。

これもやっぱり
精油を安全に使うためには大事な情報ですよね。

他にも「販売名:ネロリ(Citrus aurantium)」 の精油については
抽出部位と抽出方法を要チェックです。

同じ学名(Citrus aurantium)の植物の枝・葉から採れる精油は
一般的には「プチグレン」という名前で販売されていますが

ごくまれにですが
これを「ネロリ」と称して販売するケースがあるようです。

花と枝葉では、驚くほど香りが全く違います。
知らずに手にした私の知人は

『安物買いの銭失いだった…』としょげておりました。

…ということもありますので
どうぞお気を付け下さい。

ご承知の通り、実際に精油を選ぶ場合は
店頭で実際にテスターの香りを嗅いで
気に入った精油をお選びいただくのがいちばんです。

≪参考情報≫ AEAJ表示基準適合認定精油
  私が属する(公社)日本アロマ環境協会では
  精油の表示に一定の基準を設けておりまして
 その基準に合致した精油メーカーのリストを公表しています。
   AEAJ表示基準適合認定精油ブランドリスト

  こちらに限らず、きちんとしたメーカーさんはたくさんありますが
 とくに初心者の方は何かと迷われると思いますので
 こちらも一つの参考としてご利用ください。

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