コラム

 公開日: 2016-10-18 

結婚指輪も気をつけなければいけないアトピーの症状

アトピー性皮膚炎は現代社会に増え続け、もはや国民病ともいえるアレルギー疾患です。

子どもの時にかかって大人になると治る人がいるのは、子どもの頃は肌のバリア機能が弱く、大人になるとその機能が発達していくため、成長とともに改善されるケースがあるためです。

最近では成人になっても治らない方や、成人になってから発症する方もいらっしゃいます。

主な症状は強いかゆみを伴う慢性的な湿疹です。そもそもアトピー性皮膚炎とはどのような疾患で、普通の湿疹とどうやって区別するのでしょうか?

また、アトピー性皮膚炎の方がアクセサリーを使用する場合の注意点とは?

今回は、アクセサリーの中でも特別な意味を持つ結婚指輪についてご説明いたします。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、遺伝的にアレルギー体質を持っている人に、生活環境の中のいろいろなものが作用した結果、かゆみの強い湿疹が繰り返し起こる病気です。

家族にアレルギー性鼻炎、気管支喘息、結膜炎、アトピー性皮膚炎を患っている方がいるか、本人がこのような病気にかかったことがあれば、アトピー性皮膚炎を発症する確率が高くなると言われています。

また、これらの病歴がなくても、血液中のIge抗体(ダニなどに対するアレルギー反応を起こす原因物質)が多いこともアトピーの原因になると言われています。

また以前は、アトピーはアレルギーだと考えられていましたが、最近では皮膚のバリア機能の弱さも関係していることがわかっています。

そもそも皮膚は表皮・真皮・皮下脂肪組織の3層から成り立っています。表皮には角質層があり皮膚の水分を保つのに重要な役割を果たしています。
さらに角質層には、有害物質の侵入を防ぐバリア機能が備わっています。アトピー性皮膚炎の方は、皮膚のバリア機能に大切なフィラグリンという成分を作る働きが遺伝的に弱く、皮膚のバリア機能を保てない方が多いことが報告されています。
こうした方々は角質で十分な水分を保持することができず、その結果極度の乾燥肌となりアトピー性皮膚炎の原因となっています。

さらに最近の研究では、アトピー性皮膚炎の患者さんは、肌のバリア機能を支えるセラミドという成分が少なく、健康な人には何でもないような刺激にも敏感に反応し、かゆみを引き起こしてしまうということがわかっています。

結婚指輪を選ぶ時の注意点

以上のようにアトピー性皮膚炎の方は、肌のバリア機能が弱いために、普通の肌よりも外的刺激などに過剰反応する傾向があるため、結婚指輪を作られても、金属アレルギーを発症し赤みやかゆみを引き起こしてしまうリスクがあります。

したがって、結婚指輪を作る場合、アレルギーを起こしやすい素材を除外して、指輪を選ばれると良いと思います。

まず、アクセサリーとして使用される金属の中で、避けたほうが良い金属は、ニッケル、コバルト、スズ、パラジウム、クロム、鉄、アルミニウム、銅などです。これらは汗で溶けてイオン化しやすい金属です。

次に、比較的アレルギーの心配のない金属としては、プラチナ、銀、金、チタン、イリジウム、ジルコニウム、ニオブ、ハフニウムなどです。

そして、アレルギーの心配のないのが、タンタルという金属です。

金属どうしを混ぜ合わせた合金の中には、アレルギーが起こりやすい金属が混ざっていることがあるので要注意です。

ホワイトゴールドは金にパラジウムを混ぜた合金です。プラチナ900はパラジウムを10%使用した合金です。シルバー925は7.5%の銅を混ぜた合金です。18金は銀と銅が各12.5%使われています。

いずれも加工性を高めるために、少量の別の金属を用いており、これらにアレルギー反応を起こす方がいらっしゃいます。

また銀メッキ、ロジウムメッキは、土台の金属にアレルギーを起こしやすい金属が使われている場合が多く、またロジウムメッキの下地には、ほとんどの場合ニッケルメッキが施されていますので、メッキが剥がれたときに影響が出る心配があります。

シンプルなデザイン、鏡面仕上げをおすすめ

金属の種類以外に、デザイン上の注意点もあります。

指輪の裏側に汚れや雑菌が溜まると、それが刺激となってかぶれる場合があるからです。複雑な形状やデザインは避け、シンプルなデザインのものを選んだほうが無難です。

表面の仕上げは凹凸の少ない「鏡面仕上げ」にすると汚れが付着しにくくなります。また、内側にイニシャルや日付を刻印する場合、深いほど汚れが溜まりやすくなりますので、刻印を避けていただくのが良いかと思いますが、どうしても「記念日を刻んでおきたい」という場合は、指輪や指の清潔を保つように心掛けてください。また、出かける時以外は外しておくなど、つけっぱなしにしないで過ごすのも良いかと思います。

以上のようなことに配慮すれば、アトピーの方でも付けられる指輪はたくさんあります。

できれば、結婚指輪を作る前にパッチテストを受け、反応する金属を特定しておくことをおすすめいたします。




金属アレルギーにならない結婚指輪
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