コラム

 公開日: 2016-09-24  最終更新日: 2016-10-03

ファーストピアスに透明ピアスがおすすめできない理由

ピアスを楽しみたい方にとって、ファーストピアスはとても重要です。

ファーストピアスはピアッシング直後からピアスホールが完成するまでの期間、ずっとつけておかなければなりません。それゆえ、ピアスホールの完成を妨げる可能性のあるピアスを入れてはいけません。

一番心配されるのは金属アレルギーですので、アレルギーの心配のない素材を選ぶ必要があります。

さまざまな素材が提案されている中で、透明ピアスはファーストピアスとしてふさわしいでしょうか?

学校や職場など、ピアスが禁止されている場所で、ピアスを隠すために透明ピアスをファーストピアスとして使用するケースがあるようです。

確かに金属アレルギーの心配はありませんが、ホールが完成していないうちに透明ピアスを入れるのはトラブルの元になりかねません。

おしゃれなピアスも人体にとってはやはり異物ですので、取り扱いは慎重に行わなければなりません。

今回は、「ファーストピアスに透明ピアスを使うのはなぜいけないのか」をご説明いたします。

透明ピアスは使い捨てが前提

透明ピアスは、樹脂ピアスともクリアピアスともいわれています。

多くはポリプロピレンという樹脂でできており、金属アレルギーの心配のない素材です。また、アレルギーを発症してしまった時、トラブルがおさまるまでの一定期間使用することもあります。

しかし、やわらかい透明ピアスは、金属とはまた違う弱点があります。

ゴムのように弾力性があるため、折れ曲がってしまう、重いパーツを支えることができない、傷がつきやすい、雑菌を吸収しやすい、などです。

長期間使用していると、知らないうちに傷がつき、そこに雑菌が繁殖し不衛生な状態となります。

金属アレルギーの心配はないとはいえ、このようにいくつかの心配点がある素材で、なぜピアスをつくるのでしょうか?

実は、透明ピアスは使い捨てであること、また完成したピアスホールに使うことが前提となっています。

ネットなどで販売されているものを見ると、6Pや12Pのセットとなっているものもあります。

たとえば、葬儀の場でピアスを目立たせたくない場合、サウナやスキーなど温度変化が激しい場所で金属のピアスができない場合などに、ピアスホールの収縮を予防するために一時的に使うことを目的としています。

ファーストピアスのように、1カ月以上もの間つけっぱなしにするようには作られていません。

そのため、前述のようなことを念頭に置いてこまめに交換しながら使っていれば、金属アレルギーを発症する心配がない、体にやさしい素材と言えるでしょう。

透明ピアスをファーストピアスとして使用した場合のトラブル

透明ピアスをファーストピアスとして使用した場合、考えられるトラブルは主に次のようなものです。

【細菌に感染する】
透明ピアスはやわらかい素材でできているので、つけ続けていると傷がつき、そこに細菌などが繁殖します。

開けたばかりのピアスの穴は皮膚に覆われておらず、むき出しの傷の状態で、とてもデリケートです。そして、細菌に感染しやすくなっています。
ピアスホールが細菌に感染してしまうと、腫れる、化膿するなどのトラブルが生じます。

それでは「こまめに取り替えたらよいのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、ホールが不安定な時期にピアスの入れ替えをするのは、透明ピアスに限らず厳禁です。出し入れの際にむきだしになった皮膚細胞を傷つけてしまい、いつまでたってもホールが完成しません。

特に樹脂は軟らかいので、挿入のときに引っかかりやすく、つけたりはずしたりすることで、ホールを刺激し、出血などのトラブルを招く可能性もあります。

【癒着が起こる】
未完成のホールに透明ピアスを使用すると、傷が治癒する過程で透明ピアスと皮膚が癒着(皮膚と樹脂が一体化)する危険があります。

それを無理に引き離そうとすると、癒着している皮膚が剥がれ、そこに炎症が起こるなどトラブルの元となります。

【埋没】
透明ピアスはヘッドが小さめで、埋まりやすい形状をしています。

それをさらに隠すために、極限までハサミでカットして小さくしてしまうケースもあるようです。

またキャッチも締まりにくいので、きつめに締めてしまうことがよくあります。するとヘッドやキャッチが皮膚の中に入ってしまい、取り出せなくなるケースがあります。

完全に埋没すると、自分でどうにかすることは不可能になってきます。切開して取り出すなど、手術が必要になる場合もありますので十分に注意してください。

以上のように、透明ピアスを安定していないピアスホールに使用するのはリスクがあります。

透明ピアスは安価でバリエーションも豊富で、用途を理解し正しい使い方をすれば便利なアイテムです。

ファーストピアス、セカンドピアス、その時々にふさわしいピアスでオシャレを楽しむようにしてください。




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