コラム

 公開日: 2016-09-16  最終更新日: 2016-10-03

ファーストピアスのピアッサーは金属アレルギーになりにくい素材を選ぶこと

ピアスをつけるためには、耳たぶにピアスホールを開ける必要があります。

穴を開けることをピアッシングといい、最初に付けるピアスをファーストピアスといいます。

ピアッシングは、専門医に開けてもらうか、専用器具のピアッサーを使って自分で開けるなどの方法があります。

ピアスでオシャレを楽しみたくてピアッシングをしたのに、そこで金属アレルギーを起こしてしまったら、ピアスホールが定着するのが困難になってきます。予防のためのポイントはピアッサー選びにあります。

ファーストピアス選びが重要な理由

ピアッシング直後のホールは生傷ですので、ピアスをはずすとすぐにふさがってしまいます。

ピアスホールを完成させるためには、その傷をふさがず完治させなければいけません。

そのため、1カ月以上ピアスをつけたままでいることが必要となります。トラブルがなければ穴は1カ月~1カ月半で完成することが多いですが、この間は金属が体液に触れているのでイオン化しやすい状態、つまり金属アレギーになりやすい状態にあります。

完成するまでの時間が長いほど、アレルギーを発症するリスクが高まりますので、この間のケアはとても重要です。まず、ファーストピアスはイオン化しにくい素材を選ぶようにしてください。


ピアスホールを開けるのに、ピアッサーを利用している方は多いと思います。ピアッサーは、ホッチキスの要領で耳たぶに挟んで穴を開け、開けると同時にファーストピアスが装着される仕組みです。

厚生労働省に認可された医療器具と同じ扱いで、セットされているピアスは金属アレルギーを起こしにくい素材を使用し、減菌処理が施されています。

このように安全性には配慮されているので、「どれでもいいのではないか」と思われるかもしれませんが、素材もデザインもサイズもいろいろありますので、「どれでも」というわけにはいきません。

ファーストピアスの素材選び

ピアッサーに組み込まれているピアスの素材は、サージカルステンレス、チタン、チタン合金などの金属のほかに樹脂のものあります。

サージカルステンレスは、鉄とニッケルとクロムの合金です。なかでもニッケルはアレルギーを起こしやすい金属のひとつです。そのため、肌が敏感などアレルギーの心配がある方は避けたほうがよいでしょう。

チタン合金というのは、形状記憶合金であるチタン×ニッケル合金や、強度が高いチタン×アルミニウム×バナジウム合金です。これもまた、アレルギーの心配のある方は避けたほうが良い素材です。

したがって、おすすめは純チタンです。チタンは人工関節や歯科のインプラントにも使用され、人体への安全性も確認されています。

ただ、よく見かける「チタンポスト」のピアスは、軸の部分はチタンでも、ヘッド(飾り)の部分が真鍮であったり、キャッチ(留め金)がステンレスであったり、オールチタンではありません。真鍮には銅が含まれ、ステンレスにはクロムが含まれています。できれば純チタンで、各パーツもすべてチタン製のピアスを選ぶのが望ましいです。

ポストの太さと長さ

金属アレルギーなどの肌トラブルを起こさないようにするために、ピアスのポストの太さと長さについても注意しましょう。

まずはポストの太さについて。
ポストの太さはG(ゲージ)で表され、数字が大きくなるほど細くなります。耳たぶに付けるピアスの場合、

一般的には16G、18G、20Gで
ミリに直すと
16G 1.2mm
18G 1.0mm
20G 0.8mm 
となります。

ファーストピアスのポストは16G(1.2mm)が理想です。

一般的なファッションピアスに合わせて細めのホールにしてしまうと、セカンドピアスに付け替えるときにポストが入りづらくなる可能性があり、ホールを傷つけてしまう恐れがあります。そのため、ファーストピアスには太めの16Gが良いかと思います。

次にポストの長さです。短すぎると耳たぶがヘッドとキャッチに挟まれて締め付けられてしまいます。すると血行が悪くなり、鬱血することがあります。これにより穴が完成するのが遅くなったり、感染症になる可能性が出てきたり、最悪の場合、ピアスの皮下埋没が起こることもあります。
したがって、ピアスと耳たぶ、そして耳たぶとキャッチの間に、ある程度の隙間があるのが望ましいでしょう。

ピアッシングの後、腫れることも考慮する必要があります。耳たぶの厚さには個人差がありますが、ファーストピアスにおすすめなのは、ややロングタイプの8mmか、耳たぶが厚めの方は10mmを選ぶと良いでしょう。

以上のようなことに気を付けてピアッサーを選んでください。また、トラブルが起こった場合は、速やかに医療機関を受診しましょう(耳鼻科や皮膚科などでピアスホールをあけてくれるところもあります)。




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