コラム

 公開日: 2016-09-12  最終更新日: 2016-10-03

ピアスを開けてすぐに発疹が出る。なぜ?接触皮膚炎について

オシャレのアイテムとしてすっかり定着したピアス。女性だけではなく、男性も取り入れるなど、数多くの人がピアスを楽しんでいます。

ボディピアスなどの流行に伴い、耳たぶにとどまらず、トラブルが起こる部位も多様化しているようです。ピアスは皮膚トラブルが特に心配なアイテムでもあります。

開けた穴を消毒しすぎてかぶれてしまう、傷口が細菌に感染するなどのトラブルが起こりがちです。

また、耳のピアスはピアス肉芽種やピアスケロイドを発症する場合もあり、ボディピアスは、衣服との摩擦で炎症を起こしたり、化膿したりすることもあります。
今回はピアストラブルでよくある接触皮膚炎についてお伝えしたいと思います。

原因物質との接触によって起こる接触皮膚炎

接触皮膚炎とは、一般的に「かぶれ」と呼ばれるもので、外的刺激が原因となって、痒み、痛み、発疹、腫れ、ただれなどの炎症を起こす病気です。

接触皮膚炎にはアレルギー性のものと、非アレルギー性のものがあります。非アレルギー性のものは、刺激性接触皮膚炎とも呼ばれます。

刺激性接触皮膚炎の症状は、硫酸、硝酸、塩酸など、刺激を起こす物質が皮膚にかかると、その部分にすぐに炎症が起こります。皮膚は赤くなり、腫れ、酷くなると水疱ができたり、びらん(肌がただれてしまうこと)になったりします。これは、それらの物質がもともと皮膚に障害を起こす性質を持っているために起こります。
したがって刺激性接触皮膚炎は、条件(物質の濃度と接触時間)がそろえば、誰にでも起きる可能性があります。

一方、アレルギー性接触皮膚炎は誰にでも起こるものではありません。ある特定の物質に対する免疫反応により発症するもので、同じ物質に触れて発症するかしないかは人によって異なります。
化学物質が体内に入ると、たんぱく質と結びついてアレルゲンとなります。すると異物の見張り番であるTリンパ球が、そのたんぱく質を「敵」とみなして攻撃をしかけるためにアレルギー反応が起こります。

化粧品、塗料、皮革、金属などに触れて徐々に反応してかぶれが起こります。原因が金属であれば、金属アレルギーと呼ばれます。

ピアスによる接触皮膚炎

通常、皮膚の表面は異物が体内に入るのを防ぐよう角質層によって守られています。そのため、化学物質は侵入しにくく、皮膚から吸収されたとしてもその量は微々たるもので多くはありません。

しかし、皮膚に炎症や傷などのトラブルがあれば、その部位は角質層がなかったり、薄かったりするので、化学物質が吸収されやすくなります。ピアスによって皮膚トラブルが起こるのはその典型といえるでしょう。

皮膚に穴を開け、そこに金属(ピアス)を差し込むため、金属が体液やリンパ液に触れた状態が続きます。そのため、いつのまにか金属が溶けてピアスホールから吸収され、感作が成立してしまうのです。

感作とは、一度特定の物質が体内に入り込み、体の中にそれに対する免疫ができることをいいます。一度感作が成立してしまうと、体がその物質を覚えていて、次にまた同じものでアレルギーを起こすのです。そして、この体質は一生続くといわれています。

ピアスは他のアクセサリーよりも反応が強く、感作も成立しやすいと考えられています。ピアスホールが完成し、皮膚の表面が角質で覆われてしまえば、接触皮膚炎は起きにくくなります。

ピアスによる発疹の症状

ファーストピアスの装着時やピアスを別の種類に変えたりしたあとは、アレルギー症状の発症に対して特に注意をしましょう。

症状としては患部がかゆくなり、赤みを帯びてきます。丘疹や水疱があらわれ、痛みが出ることもあります。

丘疹(きゅうしん)というのは1㎝以下の蚊に刺されたような皮膚の盛り上がりで、円形、楕円形などいろいろな形をしています。水疱(すいほう)は中に水をもった発疹のことです。

水疱と炎症が続くと、細菌感染も起こり、化膿して膿をもつようになります。また、掻くことによって症状が広がりますので、アイシングなどで痒みを鎮めるのも有効です。

このような症状が現れた場合は、原因となる金属の装着を避け、アレルギーが起こらない、別の素材のものに変更するのが良いでしょう。

なかには、せっかく開けたピアスの穴を閉じたくないために、トラブルが起こっても医療機関を受診しないケースもあるようですが、専門医を受診すると、シリコンチューブなどを用いて穴を温存しながらの治療も可能なようですので、悪化しないうちに受診することをおすすめします。

アレルギー反応を起こす金属が特定できた場合は、指輪やネックレスなど、別のアクセサリーでもアレルギー症状が起こる可能性があるので、同様の注意を払うようにしましょう。

たとえば、症例の多いニッケルアレルギーの場合、金色に着色されたアクセサリーはニッケルメッキが施されている場合が多いということも、覚えておいていただければと思います。




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