コラム

 公開日: 2014-06-29  最終更新日: 2014-07-31

ヨレヨレ!夏の出来事(仕事に遊びに)


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クタクタ! ヨレヨレ! 夏の出来事 仕事に遊びに

北関東にある某ゴルフ場の株式譲渡契約(M&A)(売主:日本の上場会社⇒買主:韓国企業)を7月に締結、8月引渡しという案件を纏めました。買主は韓国企業ですので日本の盆休みを考慮せず盆明け20日の引渡しというハードスケジュールでした。

契約までは公認会計士によるデューデリジェンス(会計財務の精査)、売主との条件の詰め作業、そして弁護士による契約内容の精査等に相当な時間と労力を費やした上に、韓国とのお国柄の違い更には言葉の壁(誤解曲解)もあり精魂尽きるほどの忙しさを堪能させてもらいました。これらのことを乗越えやっとの思いでの契約締結でしたので、後は淡々と作業し引渡しの日を向えれば良いものと安易に考えていました。しかしそれは私の勝手な思い込みで、安堵するのも束の間、次々と提起される問題の確認調査作業&説明に振り回されました。

法人売買ですので当然重箱を突けば様々な問題や分らない事項がたくさん出てきます。普通はデューデリで開示した内容と実体に不備があれば、引渡し後の新経営者がそれらを指摘し、契約に従い売主に請求し、売主はそれを補償すればよいことなのですが、買主は韓国企業です。売主が日本の上場会社であることも頓着せず、問題の一つ一つについて得心するまで事前の調査確認をするという慎重さでした。

一方、売主は上場会社で東京証券取引所でのプレス発表(引渡し時)までは情報開示ができないという事情を抱えていました。

それを買主は、売主からこの譲渡がまだ通知されていない取引先(第三者)や事情を知らない社員にもお構いなく単独で調査するため、売主として一時は最悪場面(契約破棄)をも考えるほどの緊迫場面もありました。基本的には買主企業の緻密な考え方、日本の商習慣との違い、言葉による行き違い等が主な原因であったと思います。

何と最終決着は引渡し日の前日夜11時に韓国本社での決裁が下り、翌日無事に代金の送金がなされ事なきを得ました。しかし何時壊れてもおかしくない緊張状況でしたので、仲介の業務を行った私らにとっては今までの努力が水泡に帰すかも知れないという薄氷を踏む思いでした。

こんな状況下でも、他の案件で相談やら不動産仲介の話が飛び込んできます。なかでも、以前より相談に乗っている北海道にある某印刷会社では、資金繰りでいよいよ生き詰まるという事態に陥ったというSOS連絡、急遽北海道に飛び次の対策を相談指示したり、また別の任意売却の不動産案件では、(嬉しいことですが)売買が成立されるなど、東奔西走の「ヘトヘト・・・クタクタ・・・ヨレヨレ・・・」といった表現が当るような暑い暑い疲労困ぱいした夏でした。

それでも海だけはシッカリと行ってきました。友だちとの夏のクルージング(外洋帆走)は私のストレス解消法であり絶対に欠かすことのできない大事な恒例行事なのです。今年は「油壺⇒下田⇒安良里(西伊豆)⇒大島波浮港⇒下田⇒油壺」の行程でした。油壺を夜出港、突然のスコールに打たれながらも久々のナイトセーリングを楽しみ、翌日は駿河湾の西伊豆を北上し安良里へ、残念ながら私はこの安良里で途中下船を余儀なくされました。短期間でしたがお陰さまで夏を満喫することができました。

記:大森孝成

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