コラム
2011-12-05
【ケース1】新たな改革にどう対応させるか?(1)
12月に入り、急に寒さが増したようですが、皆様くれぐれも体調管理にはお気をつけください。
おはようございます。パフォーマンス・コンサルタントの大森です。
自分で言うのも何ですが、私の肩書きってあまり世間では聞かない名称ですよね。そこで、パフォーマンス・コンサルタントって何をしている人なのか?という疑問に少しでもお答え出来るよう、今月から少しずつコラムを書き綴っていきたいと思います。
まずはこんなケースから。
ある会社の役員とお話しした際、組織内の悩みを抱えていらっしゃるご様子だったので伺ってみたら、どうやら担当しているビジネスユニット内で問題が起こっているとのこと。
その会社では親会社から新しい方針が与えられ、社内の改革を行っているとのことでしたが、なかなかその改革が進んでいないということでした。もう少し詳しく状況を伺っていると、スタッフが過去のやり方に固執し、会社の新しい方針や行動指針を受け付けていないようでした。
その役員の方のお言葉をお借りすると
「スタッフに意欲が感じられないし、成長する気がないのかと疑いたくなる」
「彼らは会社のことを理解していないし、自分の立場も分かっていない」
「部門間の連携が取れていないし、取ろうともしていない」
と、まぁ散々な言葉が続いておりました。
そこで、
「一度、スタッフの方々とお話しさせて頂けませんでしょうか。何か私にお役に立てることが
見つかるかも知れませんし、そのためにもまず貴社のことを理解したいと思いますので。」
とお願いをし、後日、数名のマネージャやスタッフの方々と個別にお話しする機会を頂きました。
その方々とお話しすると、今度は彼らから会社に対する不平不満のお言葉を頂戴することに。
「会社が言っていることも理解出来るのですが、我々も一所懸命やっているんですよ。それを上は分かっていない」
「現状が忙しすぎて、新しいことをやる余裕なんて無いんです」
「初めてお会いする大森さんにこんなことをいうのも何ですが、うちの役員が言っていることと、事業部長が言っていることがバラバラなんですよね。ひどい時には前日の夕方に事業部長から指示されたことが、翌朝には役員に否定されたりするんです」
と、こちらも散々な語り口調でございまして・・・・。
スタッフと話をした後、役員の方に
「○○さんがやりたいことは、どのようなことでしょうか」
と改めてお伺いしたところ、
「部署間の連携を増やし、会社の変化(新しい方針)を自分たちの問題として捉えて、部門の業績向上だけでなく、彼ら個人の成長にも繋がるようなことがしたい」
というお答えを戴きました。スタッフが言うような身勝手な方ではなく、本当に彼らに成長して欲しいという親心のようなものを感じました。この親心の理由もあとで分かることになるのですが。
さて、これを解決するにはどうしたらいいでしょうね?
次回は、私が取った対応についてお話ししていきたいと思います。
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