コラム

 公開日: 2016-02-12 

★少しここで摂食障害についてのまとめ★

ここで、少し摂食障害発症のメカニズムについてまとめておきたいと思います。

これを理解しておくことが、摂食障害の克服には必ず役に立つはずです。


拒食症や過食嘔吐を克服していく上でに鍵になってくるのは、最終的にできあがってしまた信念、

  ”痩せていなければ価値がない”

である場合が多くのケースであてはまります(もちろん違う場合もありますが・・・)。


まずは、その重要な鍵となる信念ができあがってきたプロセスをしっかりと押さえていくことが
とても大切になってきます。。


どのようなプロセスを経て

   “痩せていなければ価値がない”

という信念ができあがってきてしまったのか????

まず経緯を辿っていくことが大切です。


そこを辿っていくと必ず何らかの心の傷を負っているものです。

この心の傷はトラウマというほど大きなものではないことが多いものです。

思うようにしてもらえなかった、否定された、認められなかった、愛されなかった、

満たされていなかった、といったようなもので大人の目から見れば些細もので
あることが多いものです。


その心の傷でできあがっていくのが仮面になります。

仮面をかぶることによって、持って行き場のない感情を抱えて
摂食障害が発症していきます。


仮面には、

・いい人仮面

・強い人仮面

・クールな人仮面

の3タイプがあります。


仮面は、よく言われている、”いい人仮面”だけではないのです。

ここがひとつのポイントです。

その仮面は、
幼少の頃に何らかの心の傷を母親との関係性の中で負ってしまい、それ以外の場合もありますが、
そのような心の傷を隠すために仮面をかぶっていきます。


本当の自分が傷ついてしまったので、どんどん本当の自分を隠していきます。
子どもにとって、お母さんは絶対的な存在で、ちょっとしたことで、傷ついてしまうのです。

特に対人関係のコミュニケーションに影響を与える心の傷としては、

   ・泣いて訴えたのにわかってもらえなかった、

   ・何かしようと思っていたら先回りされてしまった、といった過干渉

  ・ 話かけたり、相談したりしたのに聴いてくれなかった、

   ・自分の意見を言ったら否定された・・・・・・

などなど、ちょっとしたことで傷つき、自分を制限するようになってしまいます。


そうして、この傷によって、信念=コアビリーフを抱えてしまます。

心の傷とコアビリーフを抱えたインナーチャイルドができあがってしまうわけです。

コアビリーフとは、人生を制限してしまうような信念です。

特に、対人関係のコミュニケーションに影響を与えるコアビリーフには、  

   ・どうせ私はダメ人間

   ・嫌われたらどうしよう

   ・批難されたらどうしよう

   ・見捨てられたらどうしよう    
   ・どうせわかってもらえない

   ・黙っているのが平和

   ・皆に合わせていればいい

   ・ノーは絶対に言えない

といったようなものがあります。

本当の自分が傷つき、仮面をかぶるようになって、
仮面がこのような信念を抱え、その仮面で対人関係のコミュニケーションをしていくと、
様々な対人関係上のうまくいかないコミュニケーションをしてしまいます。


典型的なパターンが次のようなものです。

  ・あいまいで間接的な非言語コミュニケーション

  ・不必要に間接的な言語的コミュニケーション

  ・自分の言いたいことは伝わったという思い込み

  ・自分が理解したという思い込み

  ・沈黙

このようなコミュニケーションをやってしまうと対人関係はうまくいかなくて当然です。

そこに対人関係のストレスが生まれてしまい、持って行き場のない感情を抱えてしまい、
それが摂食障害のエネルギーになっていってしまいます。


いい人仮面・強い人仮面・クールな人仮面をかぶって、
仮面による表面的な対人関係や仮面の人生を歩んでいくと、表面的には傍目からとて
もうまくいっているように見えるのですが、本人の内面では大変なことが起きているわけです。

   モヤモヤ・イライラ・不安・悲しみ

など、心の中は、ストレスではちきれんがばかりなのです。

そのストレスが過食を招いたり、
ストレスがいっぱいで心の不安定な状態でダイエットを行うことになると、これが摂食障害に
繋がる可能性が断然と高くなってしまうのです。


ここで、ダイエットに成功すると、痩せていることの価値が高まり、

  “痩せていなければ価値がない”

という強烈な信念ができあがってしまうのです。


さて、ここでポイントになるのが、最終的にできあがった信念は勿論なのですが、
そのプロセスで様々な信念ができあがっているということです。

むしろ、このプロセスでできあがった信念のほうが大切なのです。

  “痩せていなければ価値がない”

という信念は最終的な結果として信念であり、
むしろそのプロセスでできあがってきた信念を重視すべきなのです。


そして、それらの仮面の信念に本来の自分が小さくなってしまって、飲み込まれてしまった状態
が摂食障害なのです。

本来の自分=コアセルフを見失ってしまうと、心はとても不安定になってしまいます。

様々な信念ができあがって、信念と信念の間をいったりきたりで不安定になってしまうのです。

イライラしたり不安になったりモヤモヤしたりと・・・・・

でも、いい子でいたい仮面がいるとそのような感情表現は決してしません。

ネガティブな感情は抑圧してしまうわけです。

これが溜まりに溜まって耐えきれずに爆発するのが、反抗期なのですが、このエネルギーが
反抗や非行といった方向に発散されず抑圧されていくと、うつ病や摂食障害といった形で表出
されて来てしまうわけです。


だから、この抑圧された感情を解放していくということが大切になります。

そのためにできることのひとつは、抱えている気持を素直に表現していくということ、そして、
もうひとつは、過去の感情を解放していくことなのですが、これはまた別途触れていきます。


気持ちを素直に表現していくということは感情をぶつけるということではありません。


感情の奥にある本当の欲求を知り、その欲求を要求としてちゃんと具体的な形でわかりやすく
表現していくこと なのです。

そのようにして、生まれた後にできあがってしまった信念をひとつひとつを丁寧に見ていって
あげることがとても大切なのです。

そして、仮面に飲み込まれた状態から、コアセルフ=本来の自分をしっかりと確立させて、
コアセルフ=本来の自分がまるでオーケストラの指揮者のようになり、仮面をコントロール
できている状態を取り戻していくことが必要なのです。これが、仮面をサブセルフにしていく
ということです。


それが、摂食障害を克服していくということが、コアセルフ=本来の自分を取り戻していく
ことであると言っているところでもあります。


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