コラム

 公開日: 2015-08-29 

大学入試英語講座 乗り物と道、どっちが take?の話をお伝えします。


乗り物と道、どっちが take?の話をお伝えします。

英文法で最もやっかいなものの一つに「特殊構文」があります。「『特殊構文』の何が『特殊』なのか?」と質問されると、日本語には無いような「英語特有の表現」だからと答えるしかないでしょう。

北区、荒川の学習塾、志学ゼミの鉄人こと水谷です。
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つまり、英語的思考を身に付けるには大切な文法事項なのですが、我々日本人の思考のベースは日本語ですので、なかなか理解しにくいのです。

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例えば、Who knows? をそのまま直訳すると「誰が知っていますか?」になりますが、この文は読み方のイントネーションによ2っては「誰が知っているか? 誰が知るもんか!誰も知らないよ」のように、Nobody knows.「誰も知らない」の意味になる場合があります。このように、形は疑問文であっても、意味は疑問ではない(ここでは「否定」の)文は「修辞疑問」と呼ばれますが、これも「特殊構文」の一つです。

さて、高校2年生は現在、受験勉強準備段階として「英文法の総復習」を行っています。その中でも「特殊構文」はつまずき易い項目の一つです。「ひたすら英文法」で培った英文法の基礎力を段階式英文法(超基礎、基礎、標準、中級)でこれまで練習してきましたが、まだ英文法の知識の定着度は半分程です。

特に「特殊構文」は、直訳してもそのまま日本語として理解しにくいものが多いため、「類推力」、「論理力」を含む「国語力」に乏しい「ゆとりの教育」を受けてきた新高3生にとっては何度繰り返しても足りないほどだと考えています。発想に乏しい分、問題数をこなし、知識量を増やす事で受験英語を乗り切るつもりです。以下のエピソードは、受験英文法の知識の宝庫ともいえる「英頻(赤)」で、既に学習した項目として「特殊構文」を復習していた際の授業の一部です。

私:This road will ( ) me to the museum. の ( ) 内に入る語は?
S君:take ですよね。

私:違うよ。
S君:あれっ、でも、この文の意味は「この道は、私を博物館まで連れて行く」でしょ。
私:直訳するとそうなるね。でもこれは「特殊構文」の一つである「無生物主語構文」(生物以外のものが主語の構文。ここでは the road「道」が主語)だから、this road「道」を条件「もし~すれば」のように訳した方が、日本語らしくなる。

S君:「もし、この道を行けば、博物館に行ける」ですか?
私:そうだ。「無生物主語構文」の訳し方は、既に何回かやったはずだよ。

S君:あはは、忘れてました。でも、元の英文を直訳すると「この道が~へ連れて行く」となるはずですから、take「連れて行く」が入るんじゃないんですか?
私:残念ながら違うね。道は take「連れて行く」はしない。take するのは「乗り物」だ。

S君:えっ?そうでしたっけ?じゃあ、「道」は?
私:lead だよ。take は「連れて行く、運んでいく」という意味なんだから、「道」が主語になるのはおかしいだろう?「道」はあくまで「導く」ものだ。どうしても覚えにくいなら、「『ミチ』は『ミチ』ビクから road は lead」のように語呂で覚えておきなさい。
S君:ははは。確かに僕は3歩歩けば忘れるタイプですから、その語呂で覚えておきます。

「特殊構文」には上で挙げた「無生物主語構文」以外にも「否定」、「倒置」、「強調」、「挿入」、「省略」等「日本語には見られない」表現法が溢れています。

やっかいなのは、単に項目ごとの法則(文法)を覚えても、上の take と lead の違いのように単語別の知識も必要なことです。単語特有の用法を「語法」と言いますが、大学受験で必要とされる文法、語法をほぼ全て網羅したのが、英頻です。

受験生になるまでに文法、語法力を培うためですが、解説を聞いて1回や2回練習しただけでは、知識として定着しません。自主的に復習し、授業曜日以外に来塾して「通し」を行って欲しいです。英頻「青」を授業で進めている高1生にもそれが言えます。

毎月発送している成績管理レポートでも「通し」が必要な場合には、それを伝えています。志学ゼミの学習は「見て、聞いて、やってみる」ですが、「やってみる」の部分は何度繰り返しても足りません。人間はコンピュータと違って「考えられる」のが長所ですが、「忘れる」のが短所であることも忘れないようにしましょう。語学の達人の鉄人のカバンのポケットにさえ、既に学習したヨーロッパ系の言語の単語集が隠されているんですよ。

ひたすら英文法の紹介はこちらhttp://shigaku.biz/

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