コラム

 公開日: 2017-06-19 

起業家のブランディングに役立つフレームワーク

フレームワークとは、課題の明確化や解決方法を導きだす際に使われるある一定の枠組みのことです。フレームワークにそって考えることで、無駄を省きながら効率的にビジネスを進めることができます。

ブランディングを行っていく際も戦略フレームワークの考えをマスターしていることで、世の中の流行りに左右されない、ビジネス発想ができるようになります。

フレームワークの前提となる考え方にMECEがあります。ロジカルシンキングの基本と言われる概念であり、物事を整理する際に重複がないよう進めることを指します。MECEを実現するために、フレームワークが必要で、「3C分析」「4C分析」「SWOT分析」「PDCA分析」などがあります。

フレームワークは戦略立案に欠かせない

みなさんはフレームワークという言葉をご存知でしょうか。

フレームワークは「枠組み」「骨組み」「構造」といった意味があります。とくにマーケティングにおいては、課題の明確化や解決方法を検討する際など、さまざまな問題に対する戦略立案に使われるものを指します。

なぜフレームワークを使うか。
それはまずビジネスシーンにおいて素早く正しい行動をとるためです。フレームワークを知って、それに沿ったチェックリストを活用できれば、見落としを防ぎながら、効率よく分析や解決策の立案を行うことができます。

つぎに人材・お金・時間などの限られた資源を有効に活用するためです。
フレームワークにはMECE、3C分析、4C分析、SWOT分析、PDCAなどの名前の知れたフレームワークがあります。これらのフレームワークを使えば、他者とコミュニケーションし共有する際も、説明の手間が省けるというメリットがあります。

最後に自分の望む成果を手に入れるためです。
物事を考える際に、いきなりあれこれと考えるよりも、ある一定の決められた枠組みの中で、手順に沿って考えることで、無駄を省き効率的に解を導くことができます。

このようにフレームワークは、あなたのビジネススキルを高めるために欠かせないものです。

ブランディングに役立つフレームワーク

あなたのビジネスを上手に進めるためには、場当たり的な思考回路ではうまくいきません。経営やマーケティング、ブランディングなどには、ある一定の論理的思考が必要になってきます。

その思考パターンを定型化し、誰でも使えるようにしたのが戦略フレームワークと呼ばれるもので、あなたのブランディングにおいても大きな役割を果たすことでしょう。

戦略フレームワークはビジネスのあらゆる分野で使われており、有名なもの、無名なものを含め膨大な数が存在します。

戦略フレームワークを使うと、現状を論理的に考え、客観的に俯瞰できるようになります。また、いつもフレームワーク発想で考えるクセをつけていると、ヒアリングしたその場で企業が抱える問題点が見えてきたり、自分の主張や提案を、わかりやすく説得力をともなって伝えることができます。

あなたの商品やサービスをブランディングする際にも戦略フレームワークの考えをマスターしていれば、世の中の変化やその時の流行りに流されず、ビジネス視点で物事をとらえ、ビジネスの本質をブラさずに発想できるようになります。

ブランディングにおいて欠かせないツールとも呼べるフレームワークですが、ここでは定型化されたフレームワークの中でも、とくに有名で定番と呼べるものをご紹介していきたいと思います。

「重複せず、漏れがない」という意味を持つフレームワークの基本「MECE」

ビジネスの現場では、思いつきや場当たり的な思考よりも、ロジカルシンキング(論理的思考)が常に求められます。

論理立てて考えるクセをつけることによって、ビジネスをする相手に自分の考えていることが伝わりやすくなるため、プレゼンや商談などあらゆる場面で必要とされる力です。ロジカルシンキングの基本と言われる概念の1つに「MECE」があります。

MECE(ミーシー、またはミッシー)は「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、直訳するとMutually(お互いに)Exclusive(重複せず)Collectively(全体に)Exhaustive(漏れがない)、「お互いに重複せず、全体に漏れがない」という意味になります。

物事を整理する時、ある部分が重複していたり、逆に抜けてしまったりすることはよくありますが、抜け漏れをできる限りおさえるための基本がMECEです。

これは、これからご紹介するフレームワークを実行するための基本となる考え方です。つまり、考えに漏れや重複がないよう進めるためにフレームワークを使います。MECEを実現するための手段がフレームワークと言えます。

顧客分析(Customer)、競合(Competitor)、自社分析(Company)の3C分析

MECEについでフレームワークで考える際に多く引用されるのが、3C分析と呼ばれるフレームワークです。

3Cとは、顧客分析(Customer)、競合(Competitor)、自社分析(Company)の3つのCを意味しています。
3C分析は、主にあなたを取り巻く市場環境を正確に把握することができ、あなたの商品・サービスの課題を適切に解決する経営戦略を導き出すのに適しています。

コミュニケーション(Communication)を加えた4C

つぎに4C分析を見てみましょう。

これは前述した3C分析に顧客とのコミュニケーション(Communication)を加えた分析方法です。価値主導、顧客中心の観点が重要視される現代のマーケティングにおいて、役に立つフレームワークのひとつです。

「内部分析」とも呼ばれるSWOT分析

続いてSWOT分析。
SWOTとは、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字をとったものです。SWOT分析の「強み」と「弱み」の分析は、自社による分析で「内部分析」とも呼ばれます。自社が努力すればコントロールできる領域です。

市場の競争環境から導きだされるものに「機会」と「脅威」があり、これは「外部分析」とも呼ばれます。自社が努力してもコントロールできない領域です。

SWOT分析は、内部分析と外部分析から構成され、内部分析は自社分析で、外部分析は競合と市場(顧客)分析にあたります。

SWOT分析の「強み」と「弱み」は、3C分析の自社分析(Company)にあたります。また「脅威」と「機会」は、競合分析(Competitor)と顧客分析(Customer)から導きだされます。

つまりSWOT分析の目的は3C分析と同じで、その目的は自社のビジネス環境におけるKSF(成功要因)を導きだすことにあります。

管理業務を円滑に進めるための手法PDCA

最後にPDCAをご紹介します。

PDCAは、生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進めるための手法として、W・エドワーズ・デミング博士らが提唱した考え方です。

PDCAは「Plan:計画を立てる」「Do:実行する」「Check:評価する」「Action:改善する」のそれぞれの頭文字を並べた言葉です。

「PDCAサイクル」という言い方もされます。P→D→C→Aまでくると、Aからまた次のPに進む。このサイクルを循環させ継続的に改善していくことが大切だと言われています。

この記事を書いたプロ

オフィストーチ [ホームページ]

経営コンサルタント 飯沼暢子

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