実績がものをいう建築サポーター
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建築サポーターとつくる・隠しごとのない家(1/3)

実務経験にもとづく多角的な目線
堰口さんは、家の構想、土地選び、住宅ローン、プランニング、設計、工事、アフターサービスまで、一貫した家づくりのサポートを行っています。
「物事を的確に判断するには、多角的な目線が必要です。土地であったり、建物をどうするかという時に、例えば、設計の経験しかないと、設計の目線でしかものごとを判断できない。工事やコストといった別角度での判断ができません。現場を知らないから、建物のおさまりがわからない、もしも何かあった時のトラブルの解消方法とかもわからないんです」
堰口さんは、中央大学理工学部土木工学科卒業後、大和ハウス工業株式会社に入社。現場を知らないと設計をやってはいけない。まずは実物を見てから設計に入ろうと、自ら現場監督を志願し、4年半、建築現場を経験しました。その後、熱烈なラブコールを受けて設計事務所に転職。設計士として活躍し、また、補償コンサルタントという、都市計画道路、駅前再開発など、国、県、市町村といった官公庁が事業主体になっている事業の建物移転補償調査に従事しました。
「建物移転補償調査は建物の寸法を測って図面を起こし、新たに建物を作るにはどのくらい費用がかかるのか、さらに引っ越し費用なども算定し、それをもとに国や県が移転の補償金を払うというものです。この仕事で、一番大きかったのは、私自身が現場も設計もわかっているということでした」
堰口さんは、建物というのは、出来上がってしまうと隠れて、見えなくなる部分がたくさんあるといいます。特に移転事業の場合は、建物を壊すわけにはいかず、想像しながら図面を書いたといいます。
「それから、家は住んでみないとわからない部分もたくさんあって、図面を見せられただけでは、一般のお客様はわかりませんよね。あまりにも高い買い物をしているのに、あまりにも知識がないため、それをいいことに、そこにつけこんで悪い商品が売られている場合があります。表面化はしていないですけど、潜在的な被害者の方は結構多いんです」
堰口さんは、こういったケースの場合、結果的に何が問題なのか、誰が悪いのかといったところまで突き詰め、さらに誰がお金を出すべきなのかまで付き合い、技術者としての意見書を裁判所に提出しています。
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