コラム

 公開日: 2014-05-19 

宅配便には注意

もう20年以上前の話ですが、夫の仕事の関係で、
南米のある国に2年ほど住んだことがあります。

生後1歳の長男を連れての転勤で,初めての子育てに加えて、
生活、文化、言葉の違いなど、ストレスから体調を崩すことが多く、
楽しみといえば、母が日本から送ってくれる日本食や本やビデオが随一の楽しみでした。
(それも船便で1か月かかった時代です)

当時はインターネットがありませんでしたので、すべての情報が遮断された中で、
生活している感覚でした。
今では考えられないですよね。。

生活面で戸惑ったこととすると、
あちらの人はおおらかというか、はっきり言って、いい加減というか、
時間とか約束を守らないのが普通で、
例えば、家の中で何かの修理が必要になって、修理を頼みますが、
「マニャーナ(明日)」と言われて次の日何時間待っていても、来ないんですよ・・
現地の人に聞いたら、何か頼まれて、行くつもりがなくても、そういうんだということが
分かりました。
仕事でも、プライベートでも、です。
何度か言って、来てくれたらラッキー、みたいな。。

日本では考えられないようなメンタリティにぶつかるたびに、
「日本人て素晴らしいんだな」と誇りに思い、いつも心のどこかで、
日本と比較している自分がいました。

ところが、それから長い月日がたったのですが、
「どうして日本人のメンタリティはこんなにも変わってしまったの??」
と思わざるを得ないことが日々、起こっています。

私自身も、つい最近、こんなことがありました。

知人に宅配便で荷物を送ってもらい待っていたのですが、
予定の日を過ぎても着かないので、
ネットの配送追跡で調べたところ、「調査中」になって止まっていました。

「調査中って何だろう?」と、
サービスセンターに問い合わせたところ、
「封が開いているので、中身の確認を送り主様にしています」ということ。

送り主である知人と連絡がとれなかったので、営業所で、止まっていたのです。

中身は分かっていたので、こちらに持ってきてもらい、中身を確認することになり、
ドライバーの人が荷物を持ってきたのですが・・

なんと!!
プチプチシールつきの封筒の封の隅は破かれていて、
むりやりはがして全部開封したような状態でした。

そして・・大事な中身の一つが、ないのです・・

私が送り主の人に頼んで送ってもらった、高価な、
もう手に入らないDVDのセットが
抜き取られていたのです・・

その件をサービスセンターに連絡したのですが、折り返しの連絡がなかなか来ない。
状況が分からず、開封が発覚した営業所に足を運びましたが、
そこにいる人たちはこのことを全く知らない様子。

宅配便の経由した営業所は3か所で、担当者が誰なのか、
本当に探しているのかもわからず、
再三の要請で、ようやく、担当者から連絡がきたのですが、DVDは不明のまま・・

警察にも相談にいったり、その後、時間がたって、
荷物の中間地点である営業所で見つかったという連絡がきました。
担当者からは「すみません」の一言だけ。
騒いだから犯人が出してきたのか、
不明になってから見つかるまでの数日間は、本当に心配しました。

大事なDVDは、ドライバーが「足りないものを持ってきました」
と、パッケージが汚れてむき出しのまま、ポンと私に手渡されました。

出てきたことは良かったのですが、
しかし、どう考えても、内部の人間による、意図的な盗難もしくは、
盗難に近い犯罪行為だと思われるのに、

なぜ、封をやぶって、はがしたのか、また、どのように出てきたのか、
うちの荷物だけ被害にあったのか、ほかにもあったのかなど、事情は全く分からないままです。

送り主も怒り、その会社のHPのメールフォームに、
きちんと経緯を文書にして、報告と謝罪を求める旨を送りましたが、
送り主と私に、それから1週間、何の返答もありません。
メールの返信すらありません。

ちょっと前までは、こんなことが起これば、
担当者が説明にきて、謝罪するのが普通のことであったと思いますが、
証拠はすべて残っているのに、
このまま無視をしていたら何とかなると思っているのでしょう。
黒いネコの会社ですが、ひどい会社です。

たまたま、郵送中の事故であれば仕方ないとも思えますが、
こういうことをされると、宅配便そのものが信頼できないものになりますし、
宅配便を利用する側としては、安心してものを送ることができなくなる、恐ろしいことです。

警察では、「内部にそういう悪いのがいるんだよ」みたいな話でしたが、
紛失に保障があったとしても、手に入らないものの場合など、
どうしたらいいのでしょう・・
自衛策として、今後はとても大事なものは、手渡しにしようと強く思いましたが・・

事実を認めて反省して、次につなげればいいのであって、
会社としての見解を文書にすることがなぜできないのか、したくないのか。
こういうことをあってはいけないと思うのですが、最近は、こういうスタンスの
会社は、何か言っても無駄な労力という感じになります。

日本人の持っていた責任感や誠実さ。
利益の前に、
人としての在り方というか、根本的なところを考え直すことが必要を感じます。
問題は、放置していくと、
どんなに小さいことでも、必ずそこからいずれ、全体を侵食していきます。

利益といっても結局は「人」との信頼でつながるものなのですから。
��

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音楽家 細川莉夏

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