コラム

 公開日: 2015-06-17 

メルマガ第3回、日本人男性とフィリピン人女性の結婚3、2002年10月14日に発行したものです

メルマガ第3回
日本人男性とフィリピン人女性の結婚3
2002年10月14日発行

当時発行したものを修正しています。

 本題
  前回までのおさらい
  フィリピーナと結婚するときに聞いておきたいものとして
  1 毎月いくら送金しているのか
  2 フィリピンに子供がいるか
  3 VISA(在留資格)はなにか
   a 日本人の配偶者等
   b 定住者
   c 永住者
   d 興行
   e 短期滞在
   f オーバーステイ
  4 偽造パスポートで入国しているのか。
   パスポートはどこにあるか。

  の3のcまで説明しました。
  
  では、dの「興行」と答えた場合。
  
  通常「エンターテイナービサ」又は「タレントビサ」と答えます。
  この答えが一番多いと思います。
  注意してほしいのが、この「興行」という在留資格での
  フィリピン女性は「ダンサー」「シンガー」を入国管理局は想定しています。
  「ホステス」ではないということです。
  でも、大部分は「ホステス」の仕事をしていると思われます。
  そして、「興行」の在留資格で「ホステス」として働いている場合は、
  不法就労なので入国管理法及び難民認定法違反です。
  又、「ダンサー」「シンガー」は、お客さんにお酒をつくったりお話はしませんし、
  オフの日もスケジュール(というより行動を)は管理されているので、
  在留期間中に日本人男性と知り合ったり、交際することはない、と考えるのが自然でしょう。
  
  故に、「興行」から「日本人の配偶者等」への在留資格の
  変更申請はほとんど認めていないのが実情ではないでしょうか。

  それに、申請の前に結婚の手続を日本で行うのですが、
  日本で結婚届を受理するときに、国際結婚の場合
  「婚姻要件具備証明書」が必要になります。
  この場合、フィリピン大使館で発行してもらうのですが、
  出生証明書と婚姻記録不存在証明書を母国より送ってもらう
  必要があります。
  これらが、とりよせるのに時間がかかるため在留期間中に
  「婚姻要件具備証明書」の発行手続が間に合わないし、
  又、プロモーターの「結婚許可状」も必要になるので、
  日本での結婚手続は実際上難しいので、在留資格の申請
  そのものが難しいのです。
  一般的には、フィリピン女性を一旦帰国させ、男性がフィリピンに行き、そこで結婚手続をし、
  その後、在留資格認定証明書交付申請になるのです。

執筆者 注
 当時は、フィリピン人女性の入国は多かったです。
 理由として、フィリピン政府発行のエンターティナーのライセンスを、入国管理局は認めていたからです。
 現在は認めていない為、激減しています。
 なぜ、認めないようになったのか?ですが、
 シンガーやダンサーではなく、実質、ホステスとしての雇用が多く散見されたため(摘発されたため)
真偽は不明ですが、
・入国管理局が、とうとう踏み切った(招へい機関のみならず、様々な既得権があったようです)
・米国の人権団体が「人身売買」と問題視したから
・フィリピン側のカトリック教会が問題視した(ただ、廃止を反対したデモもあったようです)
です。
荒唐無稽かもしれませんが
イラク戦争のおり、フィリピン軍が勝手に撤退したので、米側が怒り、その報復で日本に圧力をかけた
という説もあったようです。

 e 短期滞在
  「テンポラリービサ」と言うかもしれません。
   これは、基本的に働いてはいけない在留資格です。
   働いていれば、不法就労ですので、入管法違反です。
  「興行」と同様にやはり日本に在留中に結婚手続はおそらくできないでしょうから、
  一旦帰国してフィリピンで結婚し、その後、在留資格認定証明書交付申請となります。

  f オーバーステイ
   この場合は、日本で結婚の手続をして、入国管理局に違反調査の出頭をして、在留資格を希望します。
   いわゆる「在留特別許可申請」と一般的にいわれるものです。
   この項で、日本での結婚手続と違反調査のことを書こうと
   思いましたが、偽造旅券が絡んでくるケース(d,eも同様です)が多いので、
   4 の「偽造旅券で入国しているか?パスポートはどこにあるか?」を触れた後にします。

  その 4 は次号に書きたいと思っています。

  今回もお読みいただきましてありがとうございました。

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