コラム

 公開日: 2011-08-06  最終更新日: 2014-07-31

世界同時株価暴落の際の行動はどのように

2011年8月4日5日の世界同時株価暴落について、私なりの考察を述べさせていただきます。
7月末終値と8月5日終値を比較したものが、下記のグラフです。夫々の市場で下落していることが解ります。



市場別の下落率を下記のグラフにしてみました。



大きく下落しているのは、今まで好調とされていた、ナスダック≒新興市場と欧州の二市場でした。

下落の要因は、欧州ではギリシャ、スペイン、イタリヤ等の債務国のデフォルト、米国の景気回復の遅れと、米国債の格付け問題、新興国のインフレの高まりとそのための金融政策など、不確実性が高まったことにあります。

これにより、とりあえず、機関投資家やヘッジファンドの資金が、確実性資産に回避しておく行動をとったためと言われています。
ただ、株式を売りたい人がいる一方で、買っている人たちがいます。どちらの読みが当たっているかは、まさに不透明です。

ここで、来週月曜日からの一般投資家の取れる行動は
1.まだまだ、株価は下がるとみて、保有している株式を売る(信用で売る方もいらっしゃいます)。
2.今が底値に近く、これから上昇に転ずると考えて、株式を買う(信用で買う)。
3.そのまま保有を継続する。
の3パターンです。あなたはどのようになさいますか。

ところで、3の中には、a.下がるか上がるか解らないので、そのままにしておく場合と、b.
今は我慢の時だから、売らずに保有を続ける、という二通りのパターンがあります。

一方、一般投資家の中にも、α短期的な売買を行って積極的に利益を追う方と、β長期的な投資に徹する方がいらっしゃいます。

私は、一般投資家の方には長期投資をお勧めしています。1.2年という期間で利益を得る考えでなく、長期的に考えることで、結局コストが抑えられて利益が得られる可能性も高くなる者と考えています。

日本の株価の単年度推移をみると、上がる時もあり、下落する時も在るのが株式投資、単年度では、暴落もあるが急騰もある。
ただし、前もってその時は解らない
と考えるからです。



従いまして、私はβ型の投資期間で考えれば、今回は動かないでおくことが正解に近いと思います。

ただし、条件として、ご自身のポートフォリオは
十分に分散されている。そして保有コストは安い。
事が必要です。

それには、各市場の指数に連動するETFやインデックス・ファンドの保有をお勧めしています。


なお、一般投資家がプロに勝てるかはもご一読ください。
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/8100/
プロでもインデックスに勝てない理由
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/8131/

コストが重要な点は
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/8155/

宜しければ、各種のデータで説明するセミナーにいらっしゃいませんか。
毎月資産運用セミナーを開催しています。基礎知識から学ぶセミナーです。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー
&投資アドバイザー 吉 野 充 巨

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

この記事を書いたプロ

オフィス マイ エフ・ピー [ホームページ]

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東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL:03-6447-7831

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