コラム

 公開日: 2011-08-01  最終更新日: 2015-07-31

株価指数日経平均タイプとTOPIXタイプの違い

日経平均株価とTOPIXを紹介しました。日経平均は株価平均型株価指数で、TOPIXは時価総額加重型株価指数とされています、両者の違いをご紹介します。

株価平均型株価指数は、対象とする銘柄の価格の平均の動きを通じて、株式市場の動きを示すもので、日経平均や米国のニューヨークダウ(正式にはダウ工業株30種平均)が代表的なものです。
時価総額加重高に比べ、歴史は古く知名度の高いものも在り、ニュースで紹介されることが多いグループです。
ただし、値動きのトレンドをみるには適していますが、より株式市場全体を表すには、時価総額加重で算出されるものの方が相応しいと考えられます。

∵株価の高い銘柄(値嵩株と言います)が指数内で占めるウェイトが高くなるため、値嵩株の株価変動が指数に与える影響が大きくなります。日経平均ではソフトバンクやファナックの動きの影響が出ます。

一方の時価総額加重型株価指数は、構成銘柄の時価総額(株価×株式数)の変化を通じて株式市場の動きを示すものです。
代表的な指数にはTOPIX、S&)500、ナスダック総合指数、MSCI世界指数、FTSE100(英国)DAX(ドイツ)、ハンセン指数(香港)、などが有ります。

株価平均型に比べると歴史は新しく(ITの進歩により算出が容易になった)、機関投資家のベンチマークなどに使用されています。
様々な資産運用の本で米国株式のメジャーとなるのは主にS&P500です。

時価総額加重型株価指数は、時価総額の大きな銘柄(例えば東電や日立など)の指数内で占めるウェイトが高くなるため、時価総額の大きな銘柄の動きに影響されます。


日本では、日経平均とTOPIXの動きの差を表すものとしてNT倍率があり、
ハイテク関連(値嵩株が多い)が内需セクターよりもより上昇した時はNT倍率は上がり、逆に内需セクターの方がハイテク関連よりも上昇した時はNT倍率は下がります。

参考資料 
「投資インデックス・ハンドブック」住友信託銀行 パッシブ・クォンツ運用部編。
東京証券取引所 ETFスクエア、商品パンフレット、用語集
ウィキペデア、投信資料館他各社ホームページより


文責
ファイナンシャル・プランナー
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