コラム

 公開日: 2011-04-09  最終更新日: 2014-07-31

② お一人様の収入と支出と資産について


前回は65歳以上のご夫婦二人の収入と支出をご紹介しました。今回は、お一人様の場合をご紹介します。

やはり、総務省統計局家計調査平成21年のデータで示します。対象は60歳以上の単身無職世帯の家計収支です。

実収入は120,947円/月で、うち社会保険給付が111,392円で92.1%を占めています。
税や社会保険等の支出を除いた可処分所得は、108,477円ですが、消費支出は139,469円で、不足額は30,992円になります。

支出に占める大きな項目は、食料23.3%、次に教養娯楽で12.6%です、多くの方がご心配なさる保健医療は5.3%です。高齢者の高額医療費制度や高額療養・高額介護合算制度に、月度で高額な医療費等が発生しても、負担は一定レベルに抑えられている影響と推察しています。

また、交際費は15.7%を占めており、活発に活動されているご様子もうかがわれます。

T:ed(4dk速は30,992円ですので、年間371,904円が貯蓄から引き出す金額です。

60歳からの30年間では、約1,116万円が補う金額です。

ここに、ご自分の生活レベルやよりゆとりを得る場合、月々3万円の支出増とすると1,080万円が上乗せされ、約2,200万円の貯蓄があれば安心かと思います。なお、この数字にはインフレ率が考慮されていませんが、一方資産の運用率も計上していませんので、概ねこれら数字をベースに老後設計をお考えください。

文責
ファイナンシャル・プランナー
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