コラム

 公開日: 2016-01-03 

2015年世界の年間騰落率 株価指数・国債利回り・商品先物価格

■2015年マーケット情報
波乱に満ちた2015年が終わり、困難が待つ2016年が明けました。
2015年の年間推移を確認いたします。
下図は世界の3大市場の株価指数、日経225(黄色)、ニューヨークダウ(ブルー)、ロンドンFTSE100(紫色)です。

151231日経225・NYダウ・FTSE100

日経225は年初から順調に上昇していましたが、中国上海市場の暴落により、8月25日に17806.7円まで低下、その後もずるずると下がり、最安値は9月29日に16,930.84円、年初に比べ-2.98%まで下がってから反発して、12月30日には19,033.71円に戻しています。年初来で9.07%高です。

一方ニューヨークダウ30種は、8月25日に15,666㌦、-12..1%迄下げ、その後回復し一旦はプラス圏近くまで上昇しましたが、最後は17425.03㌦、-2.23%の値下がりでした。

ロンドン市場は、前半上昇しましたが、やはり中国ショックで8月24日に5,898.87㌽ -10.16%に下がり、その後の回復も弱く、年末は6242.32㌽、-4.93%で終わりました。

結果3大市場では日本株が良い成績を収めています。円安の影響もドル円の為替レートは2014年末119.56円から2015年末は120.61円なので軽微の+0.87%の効果でしたので、海外投資家は利益確保が出来ています。

■世界株価の概要
2015年世界の株価は新興国の大きな値下がりと、米国・アジアの値下がりで、オールカントリー指数は-4.26%の下落でした。
先進国株価指数は-2.74%の下落で小幅でしたが、エマージングマーケット指数は-16.96と大きな下落を記録しています。
地域では、アジア・太平洋地域が-4.29%の下落、一方ヨーロッパのSTOXX600は6.79%の上昇と明暗を分けました。米国はダウ平均が-2.23%と小幅ながら下落、中東のブルンバーグGCC200指数は-13.76%の大きな下落でした。

・米国概況
ニューヨーク工業株30種平均(ニューヨークダウ)が-2.23%と景気の順調な回復の中で若干下げています。
一方新興・ネット企業の多いナスダック総合指数は5.73%の上昇です。
S&P500は-0.73%と小幅な下落で終わりました。

・日本概況
2015年の日経平均は4年連続の上昇で、9.07%上昇しています。
TOPIXはそれを上回る9.93%の上昇、ナスダック市場も10.07%上昇しています。
新規上場・小型株の多いマザーズ市場は-2.48%の下落、不動産市場も東証リート指数が-7.92%下げています。

■先進国株価指数
●前年下げたヨーロッパ各国の市場が上昇しています。

151231先進国株価指数年間騰落率

先進国の上昇1位はアイルランドのTSFQ全株価指数で30.00%の上昇、2位はデンマークのOMXコペンハーゲン指数で29.29%の上昇、3位はポルトガルのPSI全株指数で18.60%の上昇でした。なお、フィンランド、イタリア、ベルギー、オーストリア、ニュージーランドも10%超の上昇でした。

下落した1位はシンガポールのSTIで-14.34%の下落、2位はカナダのS&Pトロント総合で-11.09%の下落、3位は香港のハンセン指数-7.16%の下落で、4位はスペインのIBEX35で7.15%の下落でした。

1位同士の乖離は44.34㌽になっています。

●新興国・フロンティア国の株価指数はワールドワイドで下落したものが多くなっています。

151231新興国及びフロンティア国株価指数年間騰落率

上昇1位は昨年大きく下げた、ハンガリーのブタペスト証券取引所指数で43.81%上昇、2位も昨年大幅に下がったアルゼンチンのメルバル指数で36.09%の上昇、3位はボツワナの企業全株指数で11.58%でした。

下落した1位は、エジプトのヘルメス指数で-24.39%の下落、2位はコロンビアのCOLCAP指数で-23.75%下落、3位はギリシャのアテネ総合指数で-22.64%でした。
その他に、台湾、インドネシア、タイ、トルコ、カタール、アラブ首長国連邦、ブラジル、ナイジェリア、バーレーンの指数が10%超下落しています。

騰落1位同士の差は68.2㌽になっています。

■主要長期国債利回り変化
景気回復の状況を表し、先進国10年国債利回りはまちまちです。

151231主要長期国債利回り年間変化

米国、英国、ドイツ、オーストラリア、フランス、スペインの金利は上昇・国債価格は値下がりしています。一方、日本、ニュージーランド、イタリア、カナダの利回り場低下・価格は上昇しました。
2年債の変化率は大幅です。

■主要商品先物価格及び商品指数
・捉えている先物価格と商品指数は全て、大幅に下がっています。

151231主要商品先物価格及び商品指数年間騰落率

・貴金属ではプラチナが-26.24%の値下がり、金も10.44%値下りしました
・非鉄金属では銅と亜鉛が25%超下がり、アルミも-18.65%の値下がりです。
エネルギーでは、3原油とも30ドル台に下がり、ドバイ原油スポット価格は-41.68%の値下がりです。
・穀物も、小麦と大豆が二桁の値下がりです。
・世界の商品価格を代表する指数CRB指数は2015年-23.35%下がり、176.27㌽でした。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
ファイナンシャルプランニングと投資助言で人生設計から資産形成までサポートする保険や投資信託等金融商品を販売しないフィーオンリーのアメリカ型ファイナンシャル・プランナー≒独立系顧問料制アドバイザー。
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日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー
宅地建物取引主任者 (東京) 第188140号
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