コラム

 公開日: 2015-08-02 

2015年7月31日(金曜) 株価指数・長期金利・商品先物価格月間騰落率

■7月概要
・6月末からのギリシャ債務問題、上海市場の暴落、中国経済の減速に揺れた7月でした。

その中で、先進国株式(黄色)は何とか横ばいを維持していますが、新興国株(ブルー)は急落、原油とエネルギー、金と貴金属、非鉄金属、穀物など商品価格を代表するCRB指数(紫色)も急落しています。
図は2014年12月22日~2015年7月31日(年初来)です。

150802先進国株価指数エマージング株価指数とCRB指数

先進国株価(MSCI WORLD INDEX)は年初から横ばいながらプラスを維持。新興国株価(MSCI EMERGING INDEX)は4月~5月にかけて10%程度上昇しましたが中国経済の減速とFRBの利上げ観測により5月以降は資源国を中心に下降トレンドに入っています。
CRB指数は年初から下降気味でしたが、中国の減速が明らかになり、イランの原油供給の増加が見込まれるなどで、急速に価格を下げています。一部で資源株の終焉が言われています。

■世界株価の概要
・全世界株価の指標となるオールカントリー指数は0.77%の上昇でした。
先進国株価の指標MSCIワールドは1.73%上昇、一方エマージングIDXは-7.26%の下落です。
地域では香港市場のあるアジア・太平洋指数が-2.91%ですが、ヨーロッパのビッグ企業の指数STOXX600は3.95%上昇しています。中東・アフリカのブルンバーグGCC200は変わらずです。

NASDAQ総合指数の2.84%上昇、S&P500の1.97%上昇を受け、シカゴVIX(恐怖)指数は、前月末18.23から今月末12.12に低下しました。

日本株は中国株の急落にも関わらず、日経平均は1.73%、TOPIXは1.79%の上昇です。ジャスダック指数1.63%とマザーズ指数-2.39%で明暗を分けました。

■主要株価指数騰落

●先進国株価指数の多くは上昇しています。特にヨーロッパは全指数が上昇しています。
当月の上昇1位はスイスのSMIで7.37%の上昇、2位はフランスのCAC40で6.10%の上昇3位はデンマークのOMXコペンハーゲンで5.94%上昇です。

一方下落した1位は、中国市場の影響が一番大きい香港ハンセン指数で-6.19%、2位はシンガポールのSTIで-3.41%、3位はマザース指数で-2.39%です。

騰落1位同士の差は13.56㌽でした。


150802先進国株価指数月間騰落率


●新興国&フロンティア国株価指数
・アジアの新興国の多くは下落しています。
上昇の1位はチェコのプラハPXで5.09%上昇、2位はベトナムのVN指数で4.72%上昇、3位はバングラディシュのDSE  Broad IDXで4.56%でした。
一方、下落した1位は中国の上海総合指数で-14.34%、2位はナイジェリアの全株指数で-9.79%、3位はロシアのRTSIで-8.63%でした。

騰落1位同士の差は19.43㌽という大きなものになっています

150802新興国およびフロンティア国株価指数騰落


■主要国債利回り週間変化
・ギリシャ問題、中国景気減速など早期には片付きそうもない事柄が多く、7月の先進国長期国債の金利は下がりました。(価格は上昇) 上昇はブラジル・メキシコです。
月中には若干の上昇がありましたが、月末に下げています。

150802主要国債利回り月度変化

■主要商品先物価格及び商品指数
8月の商品価格は下げています。
商品の価格を代表するCRB指数は-10.83%の下落です。ただし、ドル建ての価格を用いていますから、日本の円安により、値下がりの恩恵は限定的です。

150802主要商品先物価格および商品指数月間変率

・貴金属は金とプラチナが大きく下げています。
・非鉄金属はロンドン銅価格が中国の状況を踏まえ9.28%の値下がりです。
・原油は軒並み2桁を超える値下がり率です。WTIは再び40㌦台後半まで下げています。
・穀物もトウモロコシと小麦が下げ幅を拡大しています。
・日経商品17種も-2.02%下げています。


文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で、資産配分とボートフォリオの構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨

FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

この記事を書いたプロ

オフィス マイ エフ・ピー [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL:03-6447-7831

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
サービス料金
150503オフィスマイエフピー

□ 初回面談時、30分は無料です。コンサルタントとしての吉野と、ご相談者のマッチング時間です。ご相談者が面談を継続されたのち下記の相談料が発生します。料...

サービス・商品

将来のの不安や心配事で悩んでいませんか?そのようなときこそ、お気軽にご相談ください。保険・投信・不動産の販売や仲介は行っていません。貴方のためのアドバイ...

 
このプロの紹介記事
ファイナンシャルプランナー・投資アドバイザー  吉野充巨さん

夢と希望に満ちたライフプランを実現する資産形成。FP&中立的な投資アドバイザー。(1/3)

 江戸時代から町人街、文化の中心地として栄え、現在でも日本を代表する商業の街である日本橋。この街に10年間事務所を構え、多くの人々の生涯の夢・目標を叶えているファイナンシャルプランナー(FP)が、吉野充巨さんです。投資助言・代理業に登録し、...

吉野充巨プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

FP+堅実な投資助言で人生設計~資産形成までトータルサポート

会社名 : オフィス マイ エフ・ピー
住所 : 東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL : 03-6447-7831

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6447-7831

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

吉野充巨(よしのみちお)

オフィス マイ エフ・ピー

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
金融庁が金融機関に手数料の明示、行動原則等を求めています

11月25日の日経新聞朝刊に、投資商品の手数料明示 金融機関に行動原則 金融庁案、顧客本位へ7項目 という記事が...

[ 金融庁金融レポート ]

トランプ氏勝利後の株高・円安はどこまで続く?
イメージ

 株価概況 11月第4週世界の株価指数の多くは上昇に転じています。MSCIオールカントリー指数は1.38%の上...

[ 株価・国債利回り・商品価格週間騰落率 ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家の正しい投資戦略
イメージ

金融レポートで金融庁は個人投資家に 長期 積み立て 分散投資 長期、積み立て、分散投資を薦めています...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 ファンドラップ
イメージ

 ファンドラップ 次いでファンドラップにもダメ出しをしています。こちらはシンプルに通常の投資信託とファ...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 貯蓄性保険商品
イメージ

金融レポートには、たとえば米国と日本の投資信託にかかる費用比較が出ています。 投資信託費用日米比較  ...

[ 金融庁金融レポート ]

コラム一覧を見る

コラムのテーマ一覧
すべて表示する
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ