コラム

 公開日: 2015-04-14 

ご自身の運用成績はベンチマークと比較してみましょう

読者の皆様は、ご自身の資産運用について、成績が良かった・悪かったと判断する基準をお持ちでしょうか?

利益が出たから「良い」、損失を被ったから「悪い」との判断も重要ですが、日本株であればTOPIXを上回った、日経平均に負けているというように、ベンチマークとの比較をされては如何でしよう。

例えば、日本株を対象とする投資信託で過去一年間の収益率が10%出ているとします。と
ころが、TOPIXの上昇率が26.91%((2015年3月31日現在のTOPIX年間騰落率)であれば、この投資信託の運用成績はTOPIXに16ポイント以上負けていることに為ります)。また、米国株の場合多くの投資家がS&P500をベンチマークとしており、2015年3月31日現在の年間騰落率は10.87%でしたので、ドルベースでこれを上回る成績を残した、米国株投信が良い成績といえます。

このように、利益・損失だけでなく、一般投資家として、投資成績がどのレベルなのかを測る尺度を決めておくことが必要です。

日本株投信の多くはベンチマークとしてTOPIXを用いています。また、米国株投信であれば、S&P500をベンチマークとするものが多く、日本債券を対象とする債券ファンドは、野村ボンド・パフォーマンス・インデックスを用いています。

上記のように、単独のアセットに連動するベンチマークは選びやすいのですが、現在は投資戦略として国際分散投資をお選びになる方も多く、これに対応するベンチマーク設定が必要になります。

筆者はmyfund(自分の資産運用をファンドになぞらえて管理しています)のベンチマークは、各インデックスを合成して管理していました。
その手法は、例えば日本株式30%、国内債券20%、海外株式40%、海外債券10%のAA(アセットアロケーションであれば)
毎月の収益率を図るには、TOPIXの上昇率×30%+野村BPI×20%+MSCIコクサイ×40%+シティーグループ国債×10%=合成インデックス
としていました。個々のインデックスの成績は、インデックスファンドの運用レポートを見ると分かります。

現在は様々な国の株価指数、国債のパフォーマンスに連動するETFや個別株を保有していますので、MSCIオールカントリー・インデックスの円換算値(自分で換算)を使用しています。
下図はマイファンドの基準価格と、ドルベースのMSCIオールカントリー指数とその円換算値とを比べたものです。(期間は2014年3月1日から2015年2月末)

150131マイファンドとベンチマーク比較

グラフでお分かりのように、ドルベースのオールカントリー指数には優っていますが、円換算値には大きく負けています。

読者の皆様も一度ご自身のベンチマークをお決めになり、それとの比較でご自身の運用成績を確認されるようお勧めします。

なお、それらの対比表の一部は、マイファンドレポートとして本サイトに掲載しています。宜しければご一読ください。
2015年3月運用レポート
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/44431/

ファンドレポートのコラム集です。

http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/?jid=126




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