コラム

 公開日: 2014-12-11 

マイファンドレポート 2014年11月は3.23%のリターン、ダウの犬銘柄入れ替え

マイファンドレポートは2014年9月と10月は報告しておりません。将来は掲載する予定ですが2月飛ばして11月を掲載して
います。
myfund 2014年11月の収益率は3.23%、年初来では6.66%、年間では8.28%でした。
myfundの基準価格は13,079円 前月比+421円でした。円安の効果と欧州の回復に支えられています。

資産の42%がREITで占められているAファンドは、当月の収益率は5.25%、年初来で8.26%です。
日銀の追加金融緩和の影響でバブル的です。一方海外の株式が過半を占め、日本国債が約20%を占めるBファンドは
当月の収益率は2.50%、年初来で6.10%です。
こちらは円安の効果が大きく影響しています。

世界株式の動きでは、当月のオールカントリー指数は1.51%の上昇、先進国の世界株価指数は1.83%の上昇、MSCIエマージング指数は-1.11%の下落です。⇒表を参照ください。

★myfundの基準価格を算出しています。
時価評価額÷投資投下元本×10,000=基準価格としています。
度々申し上げていますように、使用している資産管理ソフトが昨年バーストしたため、1999年から開始した資産運用データが消失しています。従って紙でプリントアウトしていた9月30日の時点で、基準価格を算出して、現在に至っています。

141128マイファンド基準価格推移

昨年11月末からこれまでの推移です。start時は11,059円でしたが、1年かけて13,079円となり18.26%上昇致しました。
但しベンチマークと比較しますと、円安の効果が如実なことが分かります。

★ 目標、ベンチマークとの比較
下の表にはmyfundの運用成績ととオールカントリー・インデック及びオール・カントリーインデックスの円換算を記載しています。当月は目標と比較して2.951ポイント上回りました。3ヶ月来以降、全ての期間で目標を上回っています。年間の期待リターンは3.4としていますので、4.88ポイント上回っています。

一方ベンチマーク比較すると、こちらは大きく下回っています。オールカントリー株価指数はドル建てですので、円に換算したものと比較していますが、全期間の収益率で大きな差が付きました。資産の2/3が円貨で債券と短期金融資産が大きなため、急激な円安の際には伸長が追いつきません。ドル建ての収益率は上回る期間もありますが、如何ともしがたい状況になっています。

なお、オールカントリー指数の円換算に資産の伸長が追いついていないということは、myfundの資産額をドル建てで表すと減っている=貧乏になっていることを表わします。読者の皆様も、是非資産のドル建て評価にチャレンジください。今回のアベノミクスで、どれだけ資産が減じてしまったか分かります。日本のGDPもそれだけ減じてしまったため、世界に占める日本の地位も減じています。
例えば、TOPIXは1年前と比べると12.05%上昇していますが、同期間でオールカントリー指数の円換算は22.53%上昇していますので、MSCIACMIに連動するETFを購入しなければ負けることになります。

例えば2012年11月末に1億円保有されている方の資産をドル換算すれば、1ドル81.12円でしたので約1,232,741ドルでした。
その資産を全て日経225に投資した場合には、当時9,446.01円でしたので2014年11月末には約1.85倍の1億7,459万円になっています。これを現在の円ドルレートで換算すると1,476,769ドルです。ドル換算では1.19倍にしかなっていません。
この間、NYダウは13,025.58ドルから17,828,24ドルに上昇していますので、米国の方達は1.36倍に資産を増やしています。米国の投資家よりも相対的に貧乏になっています。もし1億円でNYダウに投資していた場合には、同じ期間で円換算2.45倍の円資産になっています。これが外国資産に投資する魅力であり、逆回転の円高になれば、大きな損失を計上する、ハイリスク・ハイリターンの典型です。
なお、2013年11月末と2014年11月末の日経平均をドル換算して比べると、約0.956倍という、資産の減少になります。アベノミクスノ日本株上昇は、割り引いて考えるべきとおもいます。

★銘柄別の状況
9.10.11月に売却した銘柄はなく、購入は「ダウの犬」の銘柄替えで購入したCisco Systems INC.(CSCO)のみでした。
下表に11月に10%以上上昇・下落した銘柄を抽出しています。国内REITの上昇が目立ちます。
一方2桁以上下落した銘柄は米国やEUの制裁と資源価格下落の影響でロシアを対象とした
 iShares Russia Capped INDEXのみでした。

141128マイファンド高騰落率銘柄表

★ ダウの犬の動向
昨年11月4日をスタートとして1年以上を経過しましたので、入れ替えを行い今年のダウの犬が12月1日よりスタートしています。
下図は、過去1年の配当無し、配当含むものとNYダウの推移を重ねたものです。
2014年の成績は表にある通りで、今年は「ダウの犬」手法がNYダウに対して若干負けています。
新しいダウの犬銘柄は、CSCO)シスコシステムズ、(KO)Coca-Cola が入り、(DD)デュポン、(INTC)インテルが抜け、
前年から引き継ぐベライゾン(VZ)、ゼネラルエレクトリック(GE)、マクドナルド(MCD)、メルク(MRK)、ファイザー(PFE)、プロクターアンドギャンブル(PG)、AT&T(T)、シェブロン(CVX)と過去にNYダウ銘柄であったアルトリアグループ(MO)の11銘柄で構成しました。。来年11月末まで、この銘柄群を追いかけて参ります。ダウの犬2015のスタート価格は45.729ドルです。

詳しい数値は、HPの一覧数字をご確認ください。
http://www.officemyfp.com/newmyfundreport201411.html

★海外の債券
先進国債券のパフォーマンスに連動するETFは堅調ですが、新興国債券に連動するETFと当月の収益率が赤字になっています。

★REIT指数に連動するETF
当月東証REAT指数に連動するREIT ETFは7.11%の収益率でしたが、米国のREIT指数に連動する Vanguard REIT ETF(VNQ)は2.02%の収益率でした。国内REITで当月10%を超える銘柄は、資産別稿騰落率表で確認ください。

★注目する個別株
 バフェット氏のバークシャー・ハサウェイ社は当月6.25%の収益率でした。英国の衛星通信会社Inmarsatが堅調に上昇しています。金鉱株の(ABX) Baric Goldが漸く下げ止まったようです。資源株同様当面は期待リターンを大幅に下回っています。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師

独立系顧問料制アドバイザーとは
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

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