コラム

 公開日: 2014-10-06 

世界のREIT等の過去1年の騰落率推移

世界のREITの過去1年の動向について、インデックスとインデックスに連動するETFによって説明します。

下図は
東証リート指数(東京証券取引所上場のREITの指数)(黄色)
米国NYSE Arca市場に上場するETFの内、ダウ・ジョーンズ・グローバル(除く米国)セレクト・リアル・エステート・セキュリティーズ指数の価格と利回りに、経費控除前で、連動する投資成果を目指すSPDR Dow Jones International RelEst ETF (RWX)(ブルー)、及び
ダウ・ジョーンズU.S.セレクトREIT指数の価格と利回りに、経費控除前で連動する投資成果を目指すSPDR Dow Jones REIT ETF (RWR)(紫色)の期間2013年10月5日~2014年10月3日の騰落率の推移です。

141005東証リートとRWR及びRWX騰落推移

東証リートは過去1年で15%上昇しました。10月から1月迄は横ばい状態でしたが、2月以降上昇を続け現在に至っています。東証リート指数に連動するETFの東証に上場するREIT-ETFも同等な軌跡を描いています。

海外のETFでは米国を除くインターナショナルなRWX(ブルー)は10月に一時5%迄上昇後-5%超まで下落4月から反発し7%超まで上昇しましたが、現況はマイナス圏に入っています。
一方米国のREIT指数に連動するRWRは東証リートを上回る成果を上げてきましたが、9月から下降して現況は1年前に比べ10%k上昇に留まっています。



下図は、
先進国24か国とエマージング21か国の株価を対象とするインデックスのACWI:MSCI AC World Index(ブルー)と
S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込、円換算ベース)との連動を目指すeMAXIS先進国リート(黄色)及び
米国を除く先進国の不動産関連株式で構成される指数と同等の成果を目指すiShares International Dev Rel Est (IFGL)(紫色)。
期間2013年10月5日~2014年10月3日の騰落率の推移です。
ちなみに私はオールカントリーインデックス円換算をベンチマークとしています。
オールカントリーインデックスそのものは米ドルを基準としています。
全世界の株価は2月からゆっくりと上昇し、6月には9%近くまで上昇しましたが、現況は4%程度のレベルに落ちています。

eMAXIS先進国リートは2月から順調に上昇しリートの上昇と円安に助けられて9月には20%を超える上昇をしましたが、9月下旬からの下降で16%程度になっています。
なお、当該銘柄は毎月一定額の購入を行うドルコスト法に基づく購入方法を実施しています。従ってコストは2013年9月末の元本に毎月追加されますので、銘柄の収益率とは異なります。

一方IFGLは12月の下落から、この1年マイナス圏を推移していました。現況は-15ぇまで下落しています。

141006オールカントリー先進国リート及びIFLGインデックス

国内と海外のREITと不動産関連に投資している銘柄の動きを並べると、国債分散投資の良さが解ります。不動産という資産を対象としたETFでも、1銘柄に集中した投資は、狙いが当たれば素晴らしい成果が期待できますが、狙いが外れた場合には損失が大きくなります。私は資産の分散、同一資産の中でも銘柄の分散をお勧めしています。
また、出来れば投資時期も分散を図るようにお勧めしています。ただし、ドルコスト平均法のみを薦めているわけではありません。同一銘柄の購入は複数回の購入と集中投資、複数アセットへの投資、投資時期の分散なども併用することをお勧めします。
ただし、この方法は、大きな収益を逃すリスクがあります。大きな収益を目指すのであれば、投資金額の増大、銘柄選定のスキル向上、経済タイミングを測るなどが必要ですがもそれでも運に左右されます。

※グラフの作成はマイクロソフトが無償で提供しているJapan - Money Plus Sunset Deluxeを使用し、データは著者が日々終値等を入力しています。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

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保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
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【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

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ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

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