コラム

 公開日: 2014-06-23 

米国口座での運用は資産分散で優位。

前回は、すでに海外に資産を逃避しても、秘匿性の観点では、きわめて困難な時代になってきていることを説明いたしました。
従って、海外に資産を出すのは、隠すためではなく、ご自身の資産の保全と共に、有利な投資方法・対象を探るために実行することをお勧めします。
アセット(資産)・クラスは、株式、債券、不動産、商品が対象となります。ただし、債券、不動産、商品は上場投資信託=ETFを活用することをお勧めしています。

特に、現物不動産は、投資対象とする不動産を選ぶ、管理会社を選定するだけでなく税務のための事務処理が必要になり、且つ日本の税務に合わせた処理という、二重管理になります。それだけでもコスト高になりますから、REIT等を中心とした上場投信を対象とされるようお勧めしています。

私はお客様の投資のご相談には、重要な事柄として、次の3点に基づく運用をお勧めしています。
1. 分散投資 : アセットごとに相関が生じています、従って単一の資産・銘柄に集中するよりも、様々な資産と銘柄でポートフォリオを構成すると、リスクが抑えられます。ただし、単年度では期待リターンが低くなるケースが発生しまする長期的には有利に働きます。

2. 低コスト運用 : 「売り手の利益は買い手のコスト」です。コストの低い金融商品で運用することが、収益を上げる可能性が高くなります。

3. パッシブ運用 : ファンドマネジャーは投資のプロですが、長期的にはインデックスに勝てないとされています。と同時に、一般投資家は勝ち続けるファンドマネジャーを事前には見つけられない。このため、パッシブ運用が有利です。

これら3点を満たすために、国内居住者の方にも、海外口座の取得と運用をお勧めします。

海外口座、特に米国の証券口座を取得すると、世界で一番銘柄数が多い米国市場で購入が可能になります。例えば、日本の東京証券所に上場している海外リートは2014.06.24現在豪州と米国リートを対象とするETFは2本ですが、米国市場で上場しているREITは約150銘柄あります(2013年4月現在)

また、東証には日本債券のパフォーマンスに連動するETFは上場されていませんが、米国には多数の債券のパフォーマンスに連動するETFが存在します(数え切れていません)。

当然ながら、商品指数などに連動するETFも多くあります(数えて切れていません)

そして、証券会社によっては、米国以外の市場にアクセスできる会社もあり、英国をはじめとするヨーロッパや、オーストラリア等の市場に上場している各国の銘柄を購入することが出来ます。従いまして、株式、債券、不動産及び商品を対象とする銘柄で構成する、十分に分散されたポートフォリオの構成が可能です。

金融資産に投ずる資金が、大きい場合には、この状況は極めて好ましいものです。一度日本の証券会社だけでなく、海外にも目を向けては如何でしょう。

次回は低コストの運用にについて、説明いたします。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

【保有資格】
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師

独立系顧問料制アドバイザーとは
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者・ご相談者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者・相談者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

この記事を書いたプロ

オフィス マイ エフ・ピー [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL:03-6447-7831

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
サービス料金
150503オフィスマイエフピー

□ 初回面談時、30分は無料です。コンサルタントとしての吉野と、ご相談者のマッチング時間です。ご相談者が面談を継続されたのち下記の相談料が発生します。料...

サービス・商品

将来のの不安や心配事で悩んでいませんか?そのようなときこそ、お気軽にご相談ください。保険・投信・不動産の販売や仲介は行っていません。貴方のためのアドバイ...

 
このプロの紹介記事
ファイナンシャルプランナー・投資アドバイザー  吉野充巨さん

夢と希望に満ちたライフプランを実現する資産形成。FP&中立的な投資アドバイザー。(1/3)

 江戸時代から町人街、文化の中心地として栄え、現在でも日本を代表する商業の街である日本橋。この街に10年間事務所を構え、多くの人々の生涯の夢・目標を叶えているファイナンシャルプランナー(FP)が、吉野充巨さんです。投資助言・代理業に登録し、...

吉野充巨プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

FP+堅実な投資助言で人生設計~資産形成までトータルサポート

会社名 : オフィス マイ エフ・ピー
住所 : 東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL : 03-6447-7831

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6447-7831

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

吉野充巨(よしのみちお)

オフィス マイ エフ・ピー

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
金融庁が金融機関に手数料の明示、行動原則等を求めています

11月25日の日経新聞朝刊に、投資商品の手数料明示 金融機関に行動原則 金融庁案、顧客本位へ7項目 という記事が...

[ 金融庁金融レポート ]

トランプ氏勝利後の株高・円安はどこまで続く?
イメージ

 株価概況 11月第4週世界の株価指数の多くは上昇に転じています。MSCIオールカントリー指数は1.38%の上...

[ 株価・国債利回り・商品価格週間騰落率 ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家の正しい投資戦略
イメージ

金融レポートで金融庁は個人投資家に 長期 積み立て 分散投資 長期、積み立て、分散投資を薦めています...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 ファンドラップ
イメージ

 ファンドラップ 次いでファンドラップにもダメ出しをしています。こちらはシンプルに通常の投資信託とファ...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 貯蓄性保険商品
イメージ

金融レポートには、たとえば米国と日本の投資信託にかかる費用比較が出ています。 投資信託費用日米比較  ...

[ 金融庁金融レポート ]

コラム一覧を見る

コラムのテーマ一覧
すべて表示する
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ