コラム

 公開日: 2014-04-20  最終更新日: 2014-07-31

高配当株投資手法2014年ダウの犬の途中経過(5ヶ月)

読者の皆様は、株式投資の手法の一つで「ダウの犬」を知っていらっしゃいますか?
私の投資は、国際分散投資で、短期金融資産に国内外の株と債券およびリートで構成するアセットアロケーションを基に、主としてパッシブ運用をしています。その中で米国株式については、投資の一部をこの手法を用いて過去5年間運用しています。

ダウの犬とは
ニューヨーク市場ダウジョーンズ工業株30種平均に採用されている、30銘柄を配当利回りの上位10銘柄を選び、それらを銘柄ごとに均等額購入して、「株価の値上がり」と「配当金」を得るものです。
ご存知の通り、ニューヨークダウ平均30種は、米国においてトップと思われる企業を専門家が選び、業績が振るわない企業は他の業績が良い企業と交代させられます。たった30銘柄とはいえ、専門家の基準という篩に何回もかけられて残った世界的な企業です。
その中で、配当率上位10社を選んでいるのですから、いうなれば、高配当株投資の手法です。投資家本人が手軽に行え、投資信託とは異なり保有コストが無いため、高配当株への投資をされる多くの投資家が採用しているものです。

私は、毎年10月に組み換えを行っています。ただし、昨年は若干遅れて、11月4日にスタートしました。
購入銘柄は、10月時点で配当率の高い順に10銘柄を抽出し、それに以前ダウ採用銘柄で、現在もなお高配当を続けているALTRIA GROPUP(MO)を入れた11銘柄で構成しています。均等金額で購入するため、株価が高いマクドナルドを購入した金額に合わせて、他の銘柄の購入株数が決まります。
10社は、ベライゾン(VZ)、デュポン(DD)、ゼネラル・エレクトリック(GE)、インテル(INTC)、マクドナルド(MCD)、メルク(MRK)、ファイザー(PFE)、プロクター&ギャンブル(PG)、AT&T(T)、シェブロン(CVX)です。

現在4月4日時点で5ヶ月が経過しています。
その間の上昇率は、NYダウは4.94%、多くの米国人のベンチマークであるSP500は5.50%、一方ダウの犬(配当含まず)は2.59%、ダウの犬(含む配当)は、3.69%の上昇です。現時点では、通常のインデックスが、ダウの犬を上回っています。

ちなみに、2011年10月28日~2012年10月27日の、ダウの犬配当有・なしとダウ平均の推移を比較しています。この年は、ダウの犬の成績が良い年でした。

ダウの犬とNYダウ収益率

同じようにSP500とも比べています。
こちらは、殆ど同じレベルの成果でした。

ダウの犬とSP500比較

昨年は、PCソフトがクラッシュしたとしで、データが取れていません。

ダウ平均は、配当が含まれていませんので、比較するためにもダウ平均に連動するETFも購入しています。これらとの比較の上で、今年の成果はいまのところインデックスに負けています。

昨年までは、一定の成果を得ていますので、あと半年は続けたいと考えています。

なお、SP500(加重平均)とSP500(単純平均)といずれの成果が良いのかなども検証を続けています。一難経過した段階でグラフ化して確認したいと思います。
文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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この記事を書いたプロ

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