コラム

 公開日: 2011-01-16  最終更新日: 2014-07-31

資産配分の見直しとポートフォリオの組み替えのお勧め


★今月のFP&投資アドバイザーからのお便りは、『アセット・アロケーション(資産配分)、リアロケーション(再資産配分=資産の配分比率の見直し)、リバランス(当初決めたアセット・アロケーションの比率に戻す)のお勧めです。

先月号で、日本に居住されている方(≒日本円で生活している方)にとって、外国債券はリスクに対してリターンが
見合わないのではないかとお知らせしました。何故ならば金利差は為替差損によって調整される為です。

また、この3年余にわたり、投資に関しては資産配分の重要性について述べ続けております。そして毎年の、年頭号では経済評論家、株式等のファンドマネジャー経済予測や株価予測を掲載し、それが当るのかを年末にレビューしております。

数年の立証に過ぎませんが、その多くは当らないという事が解りました。が、少ないながらも当る方もいます。
この方の予測にかけられれば良いのですが、発表された当初は、当る・当らないは解りません。
従って、これらを考えると、資産の配分は集中させるのではなく、分散しておくことが、リスク回避にはベターであ
ることに成ります。

一方で、大きな景気動向の中で、おぼろげながらの現状把握が出来ます。昨年から今年の状況は、

1.新興国の経済が立ち直り拡大を続け、先進国でも米国は回復途上、欧州はまだ不安が残り、日本は出遅れている。

2.金融機関の投資対象の多くは債券(債券の価格は上昇、金利は低下)に向かい、株式は年後半から回復基調にある。

3.金融緩和の影響で過剰な流動性が生じ、投資資金は商品(原油、貴金属、農産物)に向かい商品市況は高騰。

4.今年、新興国はインフレを抑制するために金利を上げ(債券価格は下がる) 先進国の金融緩和は継続します。

上記は先進国と新興国との区分では世界的に同じ状況と判断されますが、日本で円の世界に住む方と海外に住む方から見た状況は、異なります。

外国から見た日本の姿は
1.経済は安定し、業業績も回復基調、円高により投資した資金の価値が上がっている。

2.結果として、通貨としての円が買われ円高、株式もドル換算ほか他の通貨に換算すると大きく上昇しています。

日経平均を各国の通貨換算で表示したものと、各国の指数を円で表示した表を掲載します。

昨年1年間の日経平均の上昇率は日本円では約3%の下落ですが
米ドル換算では9.0%上昇、
ユーロ換算は18.2%上昇、
ポンド換算は11.6%上昇、
豪ドル換算は-5.0%下落、
香港ドルでは5.7%上昇
です

また、各自の資産形成のステージにより、個人として、期待リターンとリスク許容度は異なります。そして、資産運用の手法もご自分の好きなスタイルが有ります。

従いまして、夫々の投資手法とアセットアロケーションは、毎年の点検が欠かせません。

なお、夫々の資産配分比率は個別に異なります。

文責
ファイナンシャル・プランナー
&投資アドバイザー 吉 野 充 巨

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。投資による損益はすべて読者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

この記事を書いたプロ

オフィス マイ エフ・ピー [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL:03-6447-7831

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