コラム

 公開日: 2013-03-25  最終更新日: 2014-06-01

慶応大学教授竹中平蔵氏講演「これからの経済・景気の見通し」ネットで投信フォーラムより

3月20日に開催された「ネットで投信フォーラム」で、竹中氏の講演を聴講しました。
いつもながら解りやすく軽妙な言葉でロジカルら分析した講演でした。
その講演の概要をシェアいたします。

冒頭 竹中氏が会場の参加者に質問。挙手はアベノミクスに対して、期待している30%、不安がある70%でした。

“鳥の目で見る”
45k方から全体を見ると違った風景が見える。

・過去諦めてしまった事
例えば、羽田空港から新幹線が出れば良い。
例えば、東京の地下鉄は何故24時間動いていないのか。
ニューヨークが出来て東京が出来ないのは。

・ダボス会議にて
 30数カ国の元首、200人以上の閣僚レベルが参集した。
 今年は比較的明るかった、雰囲気。
 咋年はIMFが世界は2%成長の推計を出したほかに、危機シナリオを出していた。
 ドラギ総裁の言
  ・2012年は重要な事を決めた年
   ECBはスペイン他危機にある国の国債を無制限に購入する
   米国はQE3を発動した
   あの日本まで変わりはじめた。
   ⇒明るい兆しが見えてきた。

※アベノミクスに対する評価は極めて高かった。
阿部首相(ネットTV参加)、甘利氏、茂木氏と世界のトップ20が会議した。
IMFのラガルト氏から、「2013年世界で1番高いのはJAPAN」との発言が在った。
 もしも、成長戦略が失敗したら、財政政策が失敗したら、金融政策の付けだけが残
ってしまう。という前提で話をしている。

尖閣諸島問題にも関心が高かった。
 世界経済の観点から問題が大きい。
 中国は問題があるけれども、日本も問題児。
 世界の2位、3位の国が紛争している。

※アベノミクスに関して
・3本の矢は、同時に発効しなければ成功しない。
 ・インフレターゲットを導入する金融緩和。
   デフレの時はお金を使わないのが正解。
   給与が下がるけれども、物価も下がる。
   「でも、住宅ローンは下がらない」
 ・2006年に需給ギャップが無くなった(2006年~2007年にかけて)
   人口が減っている国は25カ国ある。
   例えば、ウクライナ、ロシアは人口が減っているが6%のインフレ率。
 ・日銀総裁に黒田氏は良い選択であった。
   大蔵官僚としては珍しく経済を勉強していた。
   岩田氏、黒田氏は、今まで政府に入っていない全く新しい人。

 ・機動的な財政政策
  短期的にはお金を使う。
  中期的には財政を改善する。
  財政は大変だ!基礎的な赤字は7%
  ⇒改善シナリオはまだ示されていない。
   必要な事は、歳出削減+増税  
   6月に大まかに示すと思う。

 ・成長戦略
  産業競争力会議で議論されている。
  成長戦略は竹中氏が総務省を止めてから7回作られている。⇒全て駄目
  競争することが競争力を強くする。
  Ex.世界銀行が発表している、世界の規制ランキング
   ビジネスのしやすさで、1番2番はシンガポールか香港
   2001年は40位、2007年は28位(前の阿部内閣時)、最近は47位
   結果 貿易赤字になった。
   13兆円のダウン、石ただし油・ガスの輸入増は2兆円、その差だけ下がっている。
 
・日本の景色を変えなければいけない。
例えば、日本のスイカはドバイで3万円で売れ、20世紀梨は3,500円で売れている。
例えば、第6次産業 
1次産業⇒2次産業で加工⇒3次産業で販売する。
 例えば、輸出を前提に株式会社を作ったら、輸出産業特区を作れば良い。
 例えば、日本の時計を2時間早やめたら
     ニューヨークが終わった後に東京のマーケットで取引が続く。
 ・企業の新陳代謝が必要
  日本の開業率は 5% 米国は10%
日本は廃業率も 5% 米国は20%
  取締役は半数が独立系の人を入れる。
  ⇒これを言ったら、経済界が反対する。
 
“やるべき事をやれば、日本は明るい”

※3.11の教訓
あれだけの事が出来た日本の力
・NYにハリケーンサンディが襲った後3日間も停電していた。
・1790年の江戸は100万人都市、当時ロンドン50万人、パリ50万人、NY33,000人
⇒日本は列を乱さない、略奪しないソシオキャピタル(社会資源)を持っている>

・小渕内閣は 改革半ばで亡くなった。
・阿部内閣 改革は7月の参院選で勝つことで始まる。
起承転結の起(今)承(これから)です

3.11の際に東北地方で新幹線は200キロ超で27列車走っていたが、脱線せずに停車した
で竹中氏は締めくくりました。

漸く、当たり前の事を行う「改革」が始まる気配を感じています。
皆様に如何でしょうか。

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