コラム

 公開日: 2013-01-22  最終更新日: 2014-07-31

「世界経済から読み解く相場動向の行方」藤巻健史氏(楽天新春セミナーより)

2013年1月13日日曜に開催された、楽天証券主催「新春講演会2013」に参加しました。資産運用に役立つ情報が満載でしたので、拙い文章ですが概要を紹介します。[内は吉野の補筆です]

当日の締めの講師は、株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役の藤巻健史氏です、氏は伝説のファンドマネジャーです。

藤巻氏の弟は咋年繰上げ当選で参議院議員に為られた藤巻幸大氏です。健史氏によると幸大氏は経済が解っていないのですが、その幸大氏が「政治家は経済が解っていない」と言っている。それらの話はしの著書である「一たまりもない日本」に書かれているとの事です。
★アベノミクスについて
“為替が日本経済にとって重要だ”と言った初めての首相・
日本経済にとって、円安が一番!
非常に評価できる。
円安→株が上がる→消費が増える。バブルは株と土地が上がって起きる。

浜田宏一教授(イェール大学名誉教授)から、外[海外]から見ると円高が心配と言っている。
円は(円高)バブルである。
円安はまだ止まらない。∵日本の実際の力に合わせたレベル修正。

アメリカの財政赤字は日本とは異なる
3倍のGDPで同額程度。
アメリカの経常収支の赤字は縮小している。
⇒双子の赤字は”双子の黒字”の可能性がある。

★アベノミクスは遅すぎた。
10年前であれば良かったが、この時期のアベノミクスは危険がある。
⇒財政破綻になる。
 インフレ率が2%であれば、長期金利も2%になる。
⇒2兆円の国債利払い増
インフレになっても景気が良くなるとは限らない。

東京都生鮮食品除く消費者物価指数の推移を提示して、

130121東京都消費者物価指数
1884年以降の物価を示して、現状のままではデフレが続く。

量的緩和についても、欧米より少ないと言っている。
ただし、ハイパーインフレの可能性あり。

“アベノミクスをやらないと、未来永劫日本は良くならない”
アベノミクスをやると財政破綻が起き、ものすごいインフレになる。
ゆっくりやるのか、早くやるのかだけ。

ハイパーインフレになると、年寄りは損をする。
年金や円資産が無くなるが、これは自業自得。

若者は一時的に職を失うが閉塞感は無くなる⇒仕事はものすごく出てくる。
ものすごい円安になる⇒全ての際けが無くなる。

今回来るガラポンは世代間格差の是正。
「ガラポンの備えには外国資産を買う」
円高になって損してもそれは保険料と考える。火事に備える事と同じ。
円が80円から400円になっていれば、5年も経てば円安効果で日本は元気になる。

日銀のバランス
米国ダウ平均日本日経平均
2009.10.09$14,164\17,159
(市場最高値)
2013.01.07$13,384\10,599
(-6%)(-38%)
“アメリカ株は買い”
ちなみに、日本の最高値は1989.12.25 \38,915

株価は
土地と株が上がったら実体経済も上がる⇒株が上がる⇒実体経済が上がる
の繰り返し。

アメリカ経済が世界を支える
自分の財産を守るためにアメリカ株を買う。
NYダウは30種しかない。そこから知っている企業を買う。
※損をしたところで保険料と割り切る

借金をしてワンルーム・マンションを買っているとリスクが大きい。ハイパーインフレになるとて何とか家賃を払わなくなる(払えなくなる)
社会的混乱があるとときは外貨資産を買う。

ユーロはいずれ崩壊する。
⇒元の通貨に戻る。どの通貨がそうなるのかは?
ユーロには手を出したくない。
ユーロはドイツの実力に対して安すぎる。
固定相場制の限界が来る[ユーロ圏は単一通貨ユーロの固定相場です]

1997年 橋本首相の際
H24年度 当初予算
税収46兆円-歳出90兆円=-44兆円の不足⇒累積赤字が976兆円
狂乱物価の時でも税収は60兆円しか無い。

“解決策はハイパーインフレしかない”

帝国書院のデータより
ドイツ・マルクの例
1923年1月 250マルク
1923年12月 309,000,000,000マルク

“クラッシュの後には明るい未来が来る”

氏の最新著書は「ひとたまりもない日本」
ブログはプロパガンダ
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/

藤巻氏の講演内容は極めてショッキングな内容です。
ただ、困ることは発生する確率が全くないわけではありません。
私も生起率として10%を下らない確率と思います。

また、ハイパーインフレ以外の部分の多くは、賛成・合意できるものです。
私はお客様に、所有不動産と事業用預金は別として金融資産の資産配分に外貨建ての商品への配分をお薦めしています。
[資産配分(アセットアロケーション)は個々の資産内容・リスク許容度によって異なります]

“くらしとおかねの講演会&パネルデスカッシヨン”~FPと考える 
“ライフプランと資産運用”を東京証券取引所内の東証ホールにて3月10日13時より開催致します、無料です。詳細は下記
http://www.jafp.or.jp/tbb/pamphlet/public/913OGIPYP.pdf
をご参照ください。


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☆セミナーやご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
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文責
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独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
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