コラム

 公開日: 2013-01-21  最終更新日: 2014-06-02

2013年米国経済・株式相場の見通し 堀古英司氏(楽天新春セミナー)

2013年1月13日日曜に開催された、楽天証券主催「新春講演会2013」に参加しました。資産運用に役立つ情報が満載でしたので、拙い文章ですが概要を紹介します。[内は吉野の補筆です]
今年も、米国からホリコ・キャピタル・マネジメントCEOの堀古氏の後援が聞けました。堀古氏はアメリカでファンドを立ち上げて、ファンドマネジャーでもあります。その後援は米国投資・海外投資に役立つ知識が一杯です。氏の講演にはグラフが多用されているのですが、このコラムでは割愛します。

「咋年1月のセミナーで、一番投資して欲しい商品としてドル/円を推奨した。」
プレイヤーとして
・何もしない=ゼロ?では無くマイナスになってくる。

★日銀の件
アメリカはQE1、QE2、QE3をやって230兆円を供給した。
1回に発表したのは数十兆円/回⇒日銀は5兆円規模

マネーストック(M1)で見ると 日本は53.6兆円で米国は2.37兆ドル(196兆円)規模
一方人口は日本1で米国は2.7倍(各国中央銀行資料より)
例えば堀古氏の財布には、米国では現金が30ドル約3,000円未満(あとはクレジット・小切手)、日本では2~3万円入っている。これは、米国と日本の決済の仕組みの違いですが、アメリカと日本ではMIの変化率が違う。
この5年間で日銀は10%増、アメリカは40%増⇒ドル円で30%円高になっている。
マネーの変化率によってドル円が変わる。
日銀は円を供給してこなかった⇒円高効果。
これからは、何もしない≠ゼロでは無く、何もしない=マイナスの時代。

変動相場制とは、円ドルのリスクを生活者がとると云う事です。
一定の収入があり、生活が安定している高齢者には、円高は相対的に良かった。
円高で一番割を食った人は新卒者⇒ドル建ての給与が高いから割を食っている。

円高当時、79円も今89円、この傾向は続く 引き続き円安の方向性
ドル高・円安では、皆さんの円の資産価値が減っている。利食いはしても良いが、円を売っていないと資産は減る。[ドルの価値が上がり円の価値が下がる場合、円を売ってドルを買う事を継続する必要があります]
★バーナンキ発言
(2012年6月20日)
QE1、QE2に対して「住宅市場の反応が鈍い」

FOMC 2012年9月13日 
毎月400億ドルの住宅担保証券の購入を決定。
「エンジンに欠けているピストンーそれは住宅市場だ」
住宅は件数増から価格上昇へ
[ケースシラー住宅指数と住宅価格のグラフで、住宅価格の底打ちと上昇がずじされています](ケースシラーと住宅価格は1年遅れの関係)
 これは、将来量的緩和を止める現れ⇒ドルが上がる。

投資の中で一番重要なものは教育。
税金が掛らない(贈与税)ので、米国留学を考えたほうが良い
アメリカの学費は、アイビーリーグで念5万ドル。大学院まで与えていれば良い。

[ドル円のグラフを提示して]5年のサイクルを確認
円高は終了した、70円台はこれが最後。

豪ドルや他の通貨は解らないが、米ドルだけが環ラングができている[ドルの強さは住宅を見れば解ります]その住宅の指標が良くなっています。

DDR(大統領民主党、上院民主党、下院共和党)の状態はマーケットが一番嫌いな体制です。
市場は怖がっています。
配当利回り>10年国債利回り 株はまだ割安。

★2013年注目株は

1.[大統領サイクルと高配当株のパフォーマンスグラフを提示して]
大統領当選の1年は高配当株、2年目も高配当株、3年目は無配当株、4年目は高配当株のパフォーマンスが高い。

2.金融セクター
①住宅建設株←これは既に上がっている。
②金融保証会社(モノライン)
③政府系住宅金融機関(ファニーメイ等)
④大手証券会社
⑤銀行・自動車大手
狙いは②、③、④

○テクノロジー
アップルグーグル
2013予想株価収益倍率10.215.7
同余剰現金比率7.712.9
予想利益成長率19%18%
PEGレシオ0.410.76
まだ買える

“今年は何もやらないことがリスクとなる”
と、堀古氏は締めくくりました。

[私は、2013年に関して、堀古氏ほど米国の経済について、強気にはなれませんが、長期的にはシェール革命も進展しドルが強くなる局面と考えています]
[このように円の価値が下がる局面では、海外資産を持つメリット、持たないデメリットがはっきりします]
いずれにしても、国内と海外を対象とした分散投資が必要です。

様々なセミナーに参加して、経済や資産運用・家計について、勉強が必要な時代・時期が来ていると思います。東京都にお住いの生活者に向けて、無料セミナーが開催されていますが、その一つとして、日本FP協会東京支部と東京証券所共催のセミナーを紹介します。

“くらしとおかねの講演会&パネルデスカッシヨン”~FPと考える 
“ライフプランと資産運用”を東京証券取引所内の東証ホールにて3月10日13時より開催致します、無料です。詳細は下記
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をご参照ください。


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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
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独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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