コラム

 公開日: 2013-01-14  最終更新日: 2014-06-08

ブロガーが選んだFUND of year 2012 インデックス投資ナイト第5回より

参加したいと思いながら、様々な事情で参加できなかったインデックス投資家の集まり、インデックス投資交流会に出席しました。この集まりは個人投資家有志によって運用されるイベントで、第一回は2009年1月10日から、2010年、2011年、2012年と回を重ね本年1月12日に第五回が開催されました。来年も1月に開催が予定されています。

プログラムは、
★投信ブロガーが選ぶ、FUND of the year2012授賞式
★I-1 グランプリ2013お台場大会
★座談会:ファンドマネジャーが本音で語る運用業界
そして、閉会後の懇親会
です。18時から始まり、懇親会の終了は不明(私は22:15にたいせき)でした。
開催場所はお台場の東京カルチャー・カルチャー。
参加者は120名以上になっています。参加者は若い方が大勢を占め年寄りは少なめでした。

とにかく面白くそして勉強になる催しでした。
特に投資に関するブロガーが選んだ、投資信託は読者の皆様にも参考になると思います。
ブロガーの中には「梅屋敷のランダム・ウォーカー」さんを始め、名だたる人たちがいらっしゃいます。
その方達が投票で選んだ投資信託です。

1位から10位まで発表されていますがトップ5を紹介します。
1位 バンガード・トータル・ストック ETF
インデックス投信の雄、バンガード社が運用する上場投資信託(ETF)で、先進国やエマージング市場を含む世界47カ国の約8,000銘柄を網羅するFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動した動きを目指しています。

以前はMSCIのインデックスに連動していたのですが、バンガード社が最重要と考える「コスト」の観点から、FTSEに変更しています。

NYSE Arca市場に上場、信託報酬は0.22%です。
購入は海外ETFの取り扱いがある証券会社で購入できます。ETFですので、購入・売却手数料は当該証券会社の規定に基づく手数料が必要になります。

この信託報酬(エクスペンスレシオ)に関して、バンガード社の各ファンドは大変優位なものに設定されています。Lipper Incのデータによれば、2011年の信託報酬は米国籍投信全体では平均1.12%ですが、バンガード社の平均信託報酬は0.20%です。
米国の投信の信託報酬は日本のそれに比べ、大変低くいのですが、その中でも圧倒的な低さです。

2位は 外国株式インデックスeで運用会社は三井住友トラストアセットマネジメントです。
日本を除く世界の主要国の株式に分散投資を行いって、MSCIコクサイ指数(円ベース)と連動する投資成果を目標としています。インターネット取引専用ファンドです。

インターネット専用のファンドですが、購入時手数料は上限を2.1%(税抜2.0%)として販売会社が設定する率です。信託報酬は純資産総額に対して年率0.525%(税抜0.5%)で、信託財産留保額はありません。

MSCIコクサイ指数は、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル Inc.が開発した株価指数で、日本を除く世界主要国23か国の1,308銘柄で構成され(2012年9月末現在)、各国の株式時価総額をベースに合成したものです。

3位は eMAXIS 新興国株式インデックス で運用会社は三菱UFJ投信です。
当該ファンドは、MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用されています。ネット証券専用ファンドで、購入時手数料はゼロのノーロードで、信託報酬は0.63%(税抜0.60%)、信託財産留保額が換金申込受付日の翌営業日の基準価額×0.3%かかります。

モルガン・スタンレー・エマージング指数は、構成国は新興国21ヶ国、「ブラジル、ロシア、インド、中国(以上BRICs諸国)及び、韓国、台湾、南アフリカ、トルコ、東欧や中東の国々等」の821銘柄(2012年12月末現在)で構成され、対象国の株式時価総額の約85%をカバーしています。

4位は鎌倉投信の結い2101で、こちらは主として日本株を対象としています(目論見書には国内外と記載)。インデックス・ファンドではありません。アクティブ型の直販ファンドです。
アクティブファンドながら、購入者の負担するものは信託報酬の1.05%(税抜1.0%)のみで、購入時手数料、信託財産留保額はありません。

5位はレオス・キャピタル・ワークスのひふみ投信です。
こちらも国内外の株式を対象とするアクティブ・ファンドです。
申し込み手数料 ・換金(解約)手数料 ・ 信託財産留保額 はありません。
信託報酬は信託財産の純資産総額に対して年1.029%(税抜年0.980%)です。

以上トップ5なのですが、一読してお分かりの通り、コストが低い銘柄が選ばれています。コストは投資信託の長期的な成果に重要なインパクトを与えます。ファンドマネジャーの腕前は事前には解りませんが、費用は解ります。現状、長期的な運用成績が2~3%でも厳しいのに、高いコストを負担しては一般投資家収益を上げるのは困難と言わざるを得ません。

読者の方は是非、お手持ちの投信の購入・保有・解約(売却)コストを確認ください。もし高いとお感じになったなら、その投信のパフォーマンスを確認してください。対象とする株式や債券のベンチマーク・インデックスに勝っているか、他の同じような対象のファンドに勝っているのかを確認してください。

私は、上記のような事柄の他の要件として、運用期間が5年以上、償還までの期間が10年以上、資産残高が50億円以上に満たない場合にはお勧めしていません。

face book ページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しています。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp

☆セミナーやご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
お気軽にお問い合わせください。

★毎月資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
宜しければご参加ください
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

この記事を書いたプロ

オフィス マイ エフ・ピー [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL:03-6447-7831

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
サービス料金
150503オフィスマイエフピー

□ 初回面談時、30分は無料です。コンサルタントとしての吉野と、ご相談者のマッチング時間です。ご相談者が面談を継続されたのち下記の相談料が発生します。料...

サービス・商品

将来のの不安や心配事で悩んでいませんか?そのようなときこそ、お気軽にご相談ください。保険・投信・不動産の販売や仲介は行っていません。貴方のためのアドバイ...

 
このプロの紹介記事
ファイナンシャルプランナー・投資アドバイザー  吉野充巨さん

夢と希望に満ちたライフプランを実現する資産形成。FP&中立的な投資アドバイザー。(1/3)

 江戸時代から町人街、文化の中心地として栄え、現在でも日本を代表する商業の街である日本橋。この街に10年間事務所を構え、多くの人々の生涯の夢・目標を叶えているファイナンシャルプランナー(FP)が、吉野充巨さんです。投資助言・代理業に登録し、...

吉野充巨プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

FP+堅実な投資助言で人生設計~資産形成までトータルサポート

会社名 : オフィス マイ エフ・ピー
住所 : 東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL : 03-6447-7831

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6447-7831

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

吉野充巨(よしのみちお)

オフィス マイ エフ・ピー

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
金融庁が金融機関に手数料の明示、行動原則等を求めています

11月25日の日経新聞朝刊に、投資商品の手数料明示 金融機関に行動原則 金融庁案、顧客本位へ7項目 という記事が...

[ 金融庁金融レポート ]

トランプ氏勝利後の株高・円安はどこまで続く?
イメージ

 株価概況 11月第4週世界の株価指数の多くは上昇に転じています。MSCIオールカントリー指数は1.38%の上...

[ 株価・国債利回り・商品価格週間騰落率 ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家の正しい投資戦略
イメージ

金融レポートで金融庁は個人投資家に 長期 積み立て 分散投資 長期、積み立て、分散投資を薦めています...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 ファンドラップ
イメージ

 ファンドラップ 次いでファンドラップにもダメ出しをしています。こちらはシンプルに通常の投資信託とファ...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 貯蓄性保険商品
イメージ

金融レポートには、たとえば米国と日本の投資信託にかかる費用比較が出ています。 投資信託費用日米比較  ...

[ 金融庁金融レポート ]

コラム一覧を見る

コラムのテーマ一覧
すべて表示する
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ