コラム

 公開日: 2010-12-29  最終更新日: 2014-07-31

運用成績に大きなインパクトはコストです。


長期の資産運用をお考えの場合には、購入~保有~売却までのコストが重要です。

ご自分が商品を販売するケースをお考えください、出来るだけ、ご自分の利益が上がる商品をお客様にお勧めすると思います。従って売り手が薦めるものは、買い手にはコストの高いものに成ります。従って、相手が勧めない、商品の中から有利なものを探す必要があります。

よく、成績がよければコストが高くても良いのでは、といわれる方が多いのですが、成績が良いファンドを事前に選ぶことは出来ません。

過去の成績が良くても、未来も明るいとは言えません。可能性は高そうですが、平均への回帰という現象があります。過去成績が良いファンドは、平均以下に成る可能性が高く、成績の悪いファンドが平均を上回る可能性が高く、結局、長期的には平均に近付いてしまうというものです。

従いまして、投資を行う場合には、同じ市場を対象とする投資信託は出来るだけコストの低いものをお選びになることが、当該市場で利益を上げる可能性が高まります。

信託報酬が高い投資信託のリターンが低い傾向にあることも多くの投資の書籍やメディアで報告されています。
ハイコスト・ローリターンとお考えに為られるようお勧めします。

下記のイメージ図は、
投資信託購入から売却・解約までに掛かるコストと利益を示しています

販売手数料と信託財産留保額は最初と最後の1回だけの支払になりますが、信託報酬は毎日掛かりますから、成績への影響が大きく重要なポイントです。

今、100万円の投信を購入し、
その投資信託が対象とする市場の運用収益率が毎年5%確保された場合、
期間別の利益の差が下図です。
10年では7万円、20年では20万円の差になります。

従いまして、
コストの安い投資信託を選ぶことが
資産の形成には役立つことがご理解いただけると思います。


文責
ファイナンシャル・プランナー
&投資アドバイザー 吉 野 充 巨

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。投資による損益はすべて読者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

この記事を書いたプロ

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ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

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