コラム

 公開日: 2012-12-20  最終更新日: 2014-07-31

国民皆保険制度と寿命・乳幼児死亡率・肥満率・喫煙率の各国との比較(平成24年版厚生労働白書より)

平成24年版厚生労働白書では、OECD各国と寿命と日本の医療支出の比較が載っています。
(グラフの出所は平成24年版厚生労働白書より)日本が世界に誇れる内容です。

ODCE各国の寿命の推移を比較すると、先進国の寿命の伸びが続いています。その中で、日本は1960年代他の長寿国に対し寿命の短い国でしたが、その後の寿命の伸びは目覚ましく、1975年代にトップに躍り出た後は、2010年まで世界一の長寿を維持しています。
ちなみに日本の平均寿命は2009年には83歳に延びています。
1960年と比べると約15歳も寿命が延びています。

また、韓国の寿命は1970年代は大きく見劣りするものの、その後の改善は目覚ましく、現在では各国と肩をならべるほどになっています。

121220寿命

2009年の平均寿命を横軸に男性の寿命、縦軸に女性の寿命をとり、プロットしますとその寿命が断トツであるのが解ります。日本の男性は79.6歳、女性は86.4歳です。
日本に次ぐ国は、男性はスウェーデン、女性はフランスとなっています。
アメリカの寿命が短いことは良く知られていることですが、健康に良さそうなデンマークが男女ともに日本との差が大きいことは、意外では無いでしょうか。

121220寿命男性×女性

平均寿命は、生まれたばかりの子供が将来生きるであろう年齢の平均値です。このため、乳幼児の死亡率の多寡が大きく影響します。

1960年代から1970年代にかけて、日本の乳幼児死亡率が劇的に下がってきたことがグラフから解ります。
1961年(昭和36年)に、日本の国民皆保険制度は発足しました。この制度により「国民全員」が何らかの医療保険に強制的に加入させられることになりました。この国民皆保険制度により、日本人は日本のどこにいても,どんな時でも適切な医療が受けられるようになったことが、日本人の健康維持に役立ち.医療の発達も在り、寿命が延びた要因です。それが乳幼児死亡率に端的に表れていると私は考えています。
国民皆保険制度は世界に類をみない世界最高の医療制度だと思います。

121220乳幼児死亡率

寿命に関する要因として、肥満率の多寡も関係しています。日本人は昔から肥満の方は少なかったのですが、現在もなお韓国とともに肥満率が低い国の1つです。欧米と比べた図が下図です。女性の肥満率が低いカナダと日本女性を比べると約30ポイント、男性はオーストラリアと比べて約22ポイント程度、肥満率が低くなっています。肥満は健康に対して大敵です。
「肥満の度合いは体重と身長の関係から算出されるBMI(Body Mass Index)という指
標で示されています」私もBMIメジャーを保有しています。

121220肥満率男性×女性

その肥満以上に健康に大敵なのが、喫煙でする喫煙率を各国と比べた図が下図で男女別に分かれています。男性はOECD平均25.9%(2010年)に対して、32.2%(2010年)でおるアポイント高くなっています。日本より高いのは、韓国、トルコ、ギリシャ、エストニア、チリです。
一方、女性の喫煙率はOECD平均で16.8%で、日本は8.4%(2010年)です。日本より低いのは、韓国、メキシコの2カ国です。
白書では、たばこは、がんや循環器病など多くの疾患の危険因子であるだけでなく、他人のたばこの煙を吸入することによる「受動喫煙」によって、周囲の人々にも健康への悪影響が生じることが指摘されており、今後も、たばこの健康への悪影響から健康を守る対策を積極的に進めていくことが重要である旨記されています。

121220喫煙率

日本人の健康は世界に誇る国民皆保険制度によって支えられています。それを今後も維持していくことが我々生活者に利すると思います。
高齢者(私も既に高齢者の一員)もこの制度を支えるための負担は甘受すべきと考えています。皆様は如何お考えでしょうか。

そのために導入しようとした、高齢者による高齢者のための保険制度(後期高齢者制度)が前与党によって潰されてしまったことは、返す返すも残念です。ストック(資産)が多い高齢者が負担しなければ、若い方達に負担を押し付けるだけになると考えています。

face book ページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しました。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp

★毎月資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
宜しければご参加ください
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

この記事を書いたプロ

オフィス マイ エフ・ピー [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL:03-6447-7831

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
サービス料金
150503オフィスマイエフピー

□ 初回面談時、30分は無料です。コンサルタントとしての吉野と、ご相談者のマッチング時間です。ご相談者が面談を継続されたのち下記の相談料が発生します。料...

サービス・商品

将来のの不安や心配事で悩んでいませんか?そのようなときこそ、お気軽にご相談ください。保険・投信・不動産の販売や仲介は行っていません。貴方のためのアドバイ...

 
このプロの紹介記事
ファイナンシャルプランナー・投資アドバイザー  吉野充巨さん

夢と希望に満ちたライフプランを実現する資産形成。FP&中立的な投資アドバイザー。(1/3)

 江戸時代から町人街、文化の中心地として栄え、現在でも日本を代表する商業の街である日本橋。この街に10年間事務所を構え、多くの人々の生涯の夢・目標を叶えているファイナンシャルプランナー(FP)が、吉野充巨さんです。投資助言・代理業に登録し、...

吉野充巨プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

FP+堅実な投資助言で人生設計~資産形成までトータルサポート

会社名 : オフィス マイ エフ・ピー
住所 : 東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL : 03-6447-7831

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6447-7831

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

吉野充巨(よしのみちお)

オフィス マイ エフ・ピー

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
金融庁が金融機関に手数料の明示、行動原則等を求めています

11月25日の日経新聞朝刊に、投資商品の手数料明示 金融機関に行動原則 金融庁案、顧客本位へ7項目 という記事が...

[ 金融庁金融レポート ]

トランプ氏勝利後の株高・円安はどこまで続く?
イメージ

 株価概況 11月第4週世界の株価指数の多くは上昇に転じています。MSCIオールカントリー指数は1.38%の上...

[ 株価・国債利回り・商品価格週間騰落率 ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家の正しい投資戦略
イメージ

金融レポートで金融庁は個人投資家に 長期 積み立て 分散投資 長期、積み立て、分散投資を薦めています...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 ファンドラップ
イメージ

 ファンドラップ 次いでファンドラップにもダメ出しをしています。こちらはシンプルに通常の投資信託とファ...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 貯蓄性保険商品
イメージ

金融レポートには、たとえば米国と日本の投資信託にかかる費用比較が出ています。 投資信託費用日米比較  ...

[ 金融庁金融レポート ]

コラム一覧を見る

コラムのテーマ一覧
すべて表示する
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ