コラム

 公開日: 2012-12-04  最終更新日: 2014-07-31

外貨MMF、上場外債で見る外国債券の変動リスクの大きさ

本日は、外国債券の変動の激しさをTOPIXに比べて、紹介いたします。

皆様のイメージでは外貨MMFの変動をどの程度に捉えていらっしゃいますでしょうか。
下図はユーロMMF(黄色)、アメリカゼロクーポン債(割引債)とTOPIXの価格推移を比べたものです。
期間は、2012年1月11日~11月30日で、アメリカのゼロクーポン債は米国ドルでの推移、ユーロMMFは円換算のものです。通常ユーロMMFは0.01ユーロで表示されますので、円換算で見なければ為替の影響が解りません。まさに米ドルで表示した米国債の推移がそれを表しています。
ユーロMMFとTOPIXの推移を比べますと、円換算のユーロMMFの動きが株価の動きに劣らない激しさであることが解ります。

米国国債・ユーロMMF


また、下図では東京証券取引所に上昇しているシティーグルーブ・国債指数に連動するETF(ワイン色)とユーロMMF(黄色)とTOPIXの価格推移を表しています。期間は2011年12月4日から2012年11月30日、ほぼ1年の値動きです。

上場外債ユーロMMF

上場外債は日本を除く先進国の国債のパフォーマンス連動する上場投資信託です。東証に上場していますので、当然のことながら円換算での価格になります。
これで見ても、ユーロMMFの変動の大きさがお分かりになろうかと思います。

外貨MMFや海外債券は債券と言っても、日本債券とは異なる変動リスクがあることを理解したうえで、ご購入を検討ください。

また、海外の国債は、日本の個人向け国債のように元本が保証されているものではありません。日本の個人向け国債は、低金利で推移しており、金利も変動が大きくは変わりませんが、利付国債は市場で日々売買されていますので価格が変化します。
日本(ブルー)とドイツ(黄色)・オーストラリア(ワイン色)の10年国債利回り(長期金利)の推移を表しているのが下図です。期間は2012年3月22日から11月30日です。市ずれの国の金利も低下傾向です。起点とする日の金利レベルから、ドイツは35%以上、日本国債でも30%を超える下がり方です。金利の変化の大きさに驚かれたのではないかと思います。

日本ドイツ豪州長期金利


下図は、英(ワイン色)、米(黄色)、ドイツ(ブルー)の10年国債利回り(長期金利)の推移を表したものです。先に見たグラフ動揺、各国の金利の変動率の大きさが実感できます。
長期金利が変わる=インフレやデフレ、景気の上昇・下降が解ります。

英米独長期金利

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