コラム

 公開日: 2012-08-22  最終更新日: 2014-06-12

ETFで毎月分配型のポートフォリオをご自分で作れます。

皆様もご承知の通り、毎月分配型の投資信託で「たこ足配当」(元本から分配金が払われてしまう事)が問題になっています。購入される方は、定期的な分配金が手元に入ることが魅力的に映るのかと思います。
投資された際のトータル・リターンは、インカム・ゲイン(配当金や利子)とキャピタル・ゲイン(値上がり益)で。インカムゲインと思って受け取っていたお金が、インカムゲインと紛らわしい分配金として手元に帰ってきてしまうのでは、投資した甲斐がありません。
ただ、シニアの方達で、年金にプラスする収入としてインカム・ゲインを毎月受け取りたいと云うニーズ強いものがあります。

このニーズに対応する方法をご自身で造ることができます。しかも、高い信託報酬は支払わずに済みます。ETFの多くは指数に連動する為、ETFが保有する債券や株式から発生するインカムゲインを、ファンド内に組み入れることで指数との乖離が発生することを嫌い、投資家に毎月分配して支払う銘柄があります。これを利用しますと、ご自身で毎月分配金を受け取ることができます。

東京証券取引所に上場しているETFのうち
シティーグループ世界国債インデックス(除く日本)に連動する、上場インデックスファンド海外債券(Citigroup WGBI)毎月分配型があります。信託報酬は0.25%程度です。
まさに債券からの利息が毎月分配され、元本からの分配は有りません。ただし、元本部分であるファンド自体は売買されているため、経済環境や不動産市況、為替変動、受給等を反映し、価格は変動します。

また、隔月で宜しければ、
バークレイズ・キャピタル自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックスに連動する
上場インデックスファンド新興国債券(バークレイズLocal EM国債)(信託報酬は0.45%程度)があり、こちらは奇数月に分配金を受け取ることができます。年金が偶数月に給付されますから、毎月収入が入るように組むことができます。但し、元本分であるファンドの価格は変動します。

同じように、東証リート指数に連動する、上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型も奇数月の分配金の支払で信託報酬は0.30%です。
オーストラリアのリート指数である、S&P/ASX200 A-REIT指数に連動する上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT)も奇数月に分配金が支払われ、信託報酬は0.45%です。

わざわざ、買付手数料や信託報酬に高いコストを掛けて、毎月分配型または各月分配型の投資信託を
購入せずとも宜しいかと思います。

でも、海外債券、J-REITだけでは、資産配分に欠けてしまうと思われる方には、米国を代表する株式指数のダウジョーンズ工業株30種平均(いわゆる)ニューヨーク・ダウ)(に;連動する SPDRダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価指数ETF(信託報酬0.17%)が毎月分配型です。

このパターンを調べている最中に、楽天証券ホームページに毎月分配型ETFの紹介ページがありましたので、紹介します。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/etf_search/?form-text-01=%e6%af%8e%e6%9c%88%e5%88%86%e9%85%8d%e9%87%91%e3%81%8c%e5%8f%97%e3%81%91%e5%8f%96%e3%82%8c%e3%82%8bETF

その多くは債券を対象とするETFですが、上記DIAのほかに株式を対象とするETFとして
PFF iシェアーズ S&P米国優先株式インデックス・ファンド(信託報酬0.48%)があります。

なお、SBI証券とマネックス証券にもETFで毎月分配型のページがあるかを検束しましたが、筆者は探せませんでした。

今回紹介しました通り、多分配型投信ではなく、比較的廉価でご自分で毎月分配型のポートフォリオを組まれては如何でしょう。

毎月定額のインカムゲインには成りませんが、J-REITの中から決算月が異なる銘柄を6本選びますと、毎月分配金を得るポートフォリオを組むこともできます(J-REITは1銘柄を除き年2回決算します)

また、米国株の多くは四半期(3ヶ月)で、3:ヶ月ごとに配当金を出す企業が多く、年4回の配当収入が得られます。それらを組んで多分配型投信と同じようなパーとフォリオの設定ができます。


face book ページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しました。
宜しければ、こちらのページでお楽しみください。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp

☆セミナーやご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
お気軽にお問い合わせください。

★毎月資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
宜しければご参加ください
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

この記事を書いたプロ

オフィス マイ エフ・ピー [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 吉野充巨

東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL:03-6447-7831

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
サービス料金
150503オフィスマイエフピー

□ 初回面談時、30分は無料です。コンサルタントとしての吉野と、ご相談者のマッチング時間です。ご相談者が面談を継続されたのち下記の相談料が発生します。料...

サービス・商品

将来のの不安や心配事で悩んでいませんか?そのようなときこそ、お気軽にご相談ください。保険・投信・不動産の販売や仲介は行っていません。貴方のためのアドバイ...

 
このプロの紹介記事
ファイナンシャルプランナー・投資アドバイザー  吉野充巨さん

夢と希望に満ちたライフプランを実現する資産形成。FP&中立的な投資アドバイザー。(1/3)

 江戸時代から町人街、文化の中心地として栄え、現在でも日本を代表する商業の街である日本橋。この街に10年間事務所を構え、多くの人々の生涯の夢・目標を叶えているファイナンシャルプランナー(FP)が、吉野充巨さんです。投資助言・代理業に登録し、...

吉野充巨プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

FP+堅実な投資助言で人生設計~資産形成までトータルサポート

会社名 : オフィス マイ エフ・ピー
住所 : 東京都中央区日本橋1-6-7 日本橋関谷ビル4F [地図]
TEL : 03-6447-7831

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-6447-7831

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

吉野充巨(よしのみちお)

オフィス マイ エフ・ピー

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
金融庁が金融機関に手数料の明示、行動原則等を求めています

11月25日の日経新聞朝刊に、投資商品の手数料明示 金融機関に行動原則 金融庁案、顧客本位へ7項目 という記事が...

[ 金融庁金融レポート ]

トランプ氏勝利後の株高・円安はどこまで続く?
イメージ

 株価概況 11月第4週世界の株価指数の多くは上昇に転じています。MSCIオールカントリー指数は1.38%の上...

[ 株価・国債利回り・商品価格週間騰落率 ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家の正しい投資戦略
イメージ

金融レポートで金融庁は個人投資家に 長期 積み立て 分散投資 長期、積み立て、分散投資を薦めています...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 ファンドラップ
イメージ

 ファンドラップ 次いでファンドラップにもダメ出しをしています。こちらはシンプルに通常の投資信託とファ...

[ 金融庁金融レポート ]

平成27年事務年度版金融レポートに見る、個人投資家に適さない金融商品 貯蓄性保険商品
イメージ

金融レポートには、たとえば米国と日本の投資信託にかかる費用比較が出ています。 投資信託費用日米比較  ...

[ 金融庁金融レポート ]

コラム一覧を見る

コラムのテーマ一覧
すべて表示する
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ