コラム

 公開日: 2016-01-19 

今から考える「家の将来」

 昨日の雪は地域によっては大変な事になっていましたね、
貴方の家では支障はありませんでしたか?



 お元気ですか!
「すべての人が生活の安定と向上の為に法律を身近に、
気軽に活用出来る社会の実現を目指す」
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。



 さて、前回は空き家問題について紹介しましたが、今回は「今の家」を将来どう扱うのか? 今のうちに考えておくべき事について紹介したいと思います。


 【家の変化 今昔】


 男子一世一代の買い物、オトコの甲斐性と言われた「家」を取り巻く環境も今までとはかなり異なってきている事、ご存知でしたか?

 これまでは30代、早ければ20代にローンを組んでマイホーム購入、その後30年近い支払いを続け、早ければ定年前に完済、遅くとも定年後数年以内に返済終了、その間もそれ以降も時機を見て修理や増改築を繰り返し、終生マイホームと共にする人生と言うのが通常でした。


 それが、最近ではまず「定年時=60才~65才?」までに必ずローンは完済する前提で家を購入する。それ以降は恐らく子どもは独立し家を出ているので、夫婦二人に見合った(こじんまりとした)家を購入、または賃貸で暮らす。というように、人生の段階において家を住み替える考えが増えてきたのです。

 他にもライフスタイルの変化を理由に、郊外の一戸建てから都心の賃貸マンションへの転居と言ったような住み替えもごくごく当たり前になってきました。


【ライフスタイルの変化 郊外から都心へ】


 これまでは一戸建ての為には遠距離通勤も厭わないと言った、お父さんの忍耐に依存した郊外型マイホーム、新興住宅地での暮らしを終生続けていくという事が、一般的でした。 もしくは〇〇ニュータウンと言う耳触りのいいマンションの購入で暮らすというものです。

 ですが、建売、分譲を問わず、エリア全てが同世代の住人となれば、高齢化が進むにつれて街自体も高齢化します。 子供たちは独立すれば自営業を除けば、大半は別の土地で暮らしの拠点を設けますから、どんどん人口も減り、活気も減衰しますね。 街自体も「新陳代謝」不全に陥る訳です。 人がいなくなれば商売も退いていきます。 購買も、医療関連も、サービスも、交通機関も・・・

 まさに、この様な中で親世代がいなくなれば、始末に困る「空き家問題」と化すのです。

 都心回帰、 若い世代だけでなく、シニアから高齢者世帯についても都心での第二の人生を過ごす傾向が始まっているのです。


【定年後こそ都心へ 賃貸で】


 以下はあくまでも私見です。

 私の暮らすUR賃貸マンションは徒歩2分で大型ショッピングモールがあり、コンビニは5軒、フードコートや商店街も徒歩5分以内に「腐る程」林立しています。 十指に余るデリバリーサービスのチラシが入ってきます。 医療施設もほぼ全科が揃っています。 バスのターミナルは目の前で りんかい線はマンションの地下が駅になっているのです。 渋谷、新宿も20分以内、横浜も同様、品川駅に出るバスも数分単位で発車しており、品川駅からは新幹線を始めあらゆるアクセスが非常に便利です。

 高齢の夫婦にとっては、今の私以上に生活の利便性の恩恵は享受できるのです。 

 郊外で、自然に囲まれて菜園を持って「晴耕雨読」の暮らしこそ、ハッピーリタイアメントのゴールと言われたのは、今や昔です。 

 街に出るにも相当な時間を覚悟しなければ出れない・・・
 今はいいとしても、医療設備の不十分な点が次第に懸念事項になってくる・・・
 友人知人ともなかなか会えない、呼んでも遠隔地を理由に足を運んでくれない・・・
 肝心の息子夫婦、娘夫婦が来たがらない・・・
 人口減少のあおりで、ショッピングセンターが撤退、バスの本数削減、デリバリーの範囲から外された・・・

 こんなはずでは! と言っても今さらどうする事も出来ません。

 さらに、唯一の足である自動車の運転にもある程度の年齢に達したら、大きなリスクを生じる事は昨今のニュースで明らかです。 とはいえ、クルマが無ければ、買い物にも行けなくなる。 あちら立てればこちらが立ちません!!


 私の経験からの言葉ですが、都心であればロードショーの鑑賞も楽ですし、美術館、博物館めぐり、歌舞伎観劇等も楽しめます。 交通網もこれでもかと言うくらいの充実です。 高齢者こそ、都心の充実したインフラを楽しむべきです。

 UR賃貸は、多くの場合アクセスのいい都心に立地しています。 また「近居割引」といった子供や近親者が同じエリアのUR賃貸に暮らす場合に家賃のメリットを打ち出す等、2世帯近居を考える場合にも参考になります。


 とはいえ、せっかく手に入れた我が家、死ぬまでここで暮らすと言うのも無理からぬことでしょう。

 その場合にも、子供の独立を機に部屋のレイアウトの変更やバリアフリー化を図る等、自分たちの暮らしに合わせてリフォームをする事で、常に今の暮らしにマッチした住まいに「改築」することを選択肢の一つとすべきでしょう。

 使い勝手の悪いまま無理して暮らした結果、転倒や転落などで寝たきり、要介護になっては周囲に迷惑をかけるだけです。 避けられる危機は、自己責任で対処しなくてはいけません。

 今がベスト、ベターな暮らしが出来る家も、10年、20年後も同じわけはないのです。
 自身の将来や第二の人生を考えると共に、家の将来、第二の暮らし方についても考えていきましょう!

 


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