コラム

 公開日: 2015-11-17 

マイナンバー ~再配達でも自身で受け取る事が肝要です。

 お元気ですか!
「すべての人が生活の安定と向上の為に法律を身近に、
気軽に活用出来る社会の実現を目指す」
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。


 先週末、意表をついて(?)我が品川区はマイナンバー通知の簡易書留が配達されてきました。

私の様なおひとり様で日中不在の人間は100%「不在通知」から始まる「再配達での受け取り」、とばかり思っていましたが・・・

 さて、前回のコラムでも、その以前にも一度紹介しています簡易書留の「不在通知」からの「再配達」手続きですが、再配達の選択肢にある直接自分では受け取らない形になる「勤務先」と「ご近所の方」の問題について、改めて紹介したいと思います。


 

【勤務先へ再配達】


 私の様な個人事務所や個人営業の場合なら、自身で直接職場で受け取れますから、大きな問題はないでしょう。ですが、工場や本社機能のあるビル等にお勤めの方の場合、所謂「総務・庶務」の部署で郵便物は一括で受け取って、受領を確認しています。 この時点で郵便局の責務は終わる訳です。 無論、配達の方は、会社の受取窓口の方に「〇〇さんはいらっしゃいますか?」等の最後の確認はするそうです。 

 ですが、貴方が再配達先を勤め先にしたのはいいものの、「〇〇株式会社内 ××太郎宛」としか書いていなければ、どの部署の××だ? となります。 「〇〇株式会社〇〇部〇〇課主任××太郎」と、事細かに書く事で、無駄な時間を担当部署に強いる事も無くなりますし、何より誤配のリスクは大幅に軽減されます。

 とはいえ、そこまでやっていても総務のスタッフのミスで他の部署の同姓の××さん宛の社内便に乗せられるリスクは決して少なくはありません。 

 ~部署名が書いてないし、平凡な名字だし、後で名簿で調べよう。 で、保留され、そのまま放置され、その後他のものに紛れ、そのまま関係ない部署へ届けられる。 あるいは、廃棄物に紛れてしまい、シュレッダー行きに!!

 ~××さん? 私の知り合いです、部署はどこどこです! と早合点で社内便に分配されたものの、同姓の方が他の部署にもいたら・・・

 その結果、 「何か届いている、何だろう」と、よく内容を確認もせずに開封し、あっと思っても後の祭りです。 今度は無関係の同姓の××さんに迷惑をかける事にもなるのです。 更にまずいケースでは、開封した××さんは、そのまま他人の通知カードを「隠匿」する怪しからん輩かもしれません。

 ちなみに、私の苗字「寺田」は、そう珍しくも無く、そんなに氾濫している姓ではないのですが、以前の会社では知っている範囲でも3名の「寺田さん」がいましたし、社員名簿で見たところでは、5人の「寺田さん」がいました。

 なんと「寺田 敦」という 読み方だけなら同姓同名がいましたから、今なら冷や汗ものですね。

 さらに思い出せば、2回ほど私の所へ「寺田 何某」さん宛の社内便が誤配されています。 名前は全く違っていたのにです! 

 わざわざ郵便局に受け取りにいかなくていい、自宅で配達が届くのをただ待機して待ち続ける・・・そんな無駄を考えれば、職場で受け取れるこのやり方は大いに魅力的ではありますが、上記のようなリスクをよく理解しておくべきです。

 参考までに、「職住遠隔」で職場は都内23区で住居が埼玉や千葉で片道1時間以上の「遠距離」の様な場合でも配達はしてくれるそうですが、日数は若干かかるそうです。 また私が確認できたのは隣接する他県の場合です。 どこまでの距離なら再配達が可能かは、必ず貴方の当該郵便局に確認して下さい。

 
 

【ご近所の方】


 勤務先以上に、慎重を期すべき「再配達先」でしょう。 前回も書きましたが、前提は「近所に住む親兄弟」だそうで、いくら無二の親友と言っても、今回の様な重要な個人情報に基づく郵便物を代理で受け取ってもらう事は今の時代、危険以上に無謀です。

 残念ながら、親兄弟と言えども、いや、だからこそ明かしてはいけないものがあります。 仕事柄、血族での相続問題などを見るにつけ、「火種になりかねない事は頼まない。」ことが、賢明かと思う次第です。

 また、全くの過失で開封してしまうケースもあります。
(兄弟に依頼したものの、受け取ったのがたまたま奥さんや子供で不注意に開封し、中身を見てしまった等)、貴方が受け取りに行ったとき、開封された通知カードを渡された時、貴方はどう思うでしょう?

 いくら子供が間違ってと言われても、疑念を払拭する事は出来ますか? 開封しただけで中身は見ていないと言われても、はいそうですかと、信じることが出来ますか?

 たかが書留ひとつで、兄弟姉妹、場合によっては親子間でへんな亀裂を生じてはあまりにもつまらない事です!



 

【ファーストタッチは貴方自身で】


 以上書いてきたように、他人を介する場合は、故意でなくても情報が他人の目に触れる危険は避けられません。

 自宅への在宅確実な曜日での再配達や、管轄の郵便局への受取と言うような、「最初に受け取るのは、当事者である貴方自身で」 のスタンスをとるべきです。

 これから、お歳暮の時期になり、クリスマスカードが始まり、年賀状の季節となります。 ただでさえ混乱必至の年末なのです。 確実に受け取るには、こちらもそれなりの対応を覚悟しなくてはいけないでしょう。





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