コラム

 公開日: 2015-09-01 

おひとり様が遺す遺言書とは?

 いよいよ9月です! 場合によっては年度末の多忙なシーズン到来ですね!


 お元気ですか!
「すべての人が生活の安定と向上の為に法律を身近に、
気軽に活用出来る社会の実現を目指す」
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。



 前回の遺言・相続に関する気を付けたいポイントの紹介に続いて、今日は「遺す相手のいないおひとり様」が遺す遺言書について紹介したいと思います。

 まず、おひとり様と言っても結婚してなくて、子供もいない「独身者」と考えれば、当然親兄弟や親戚などが存在するケースがあります。

 独身者の法定相続人は、以下の順で決まっています。

① 親が存命ならば 親。 
② 親や祖父母が他界して、自分の兄弟姉妹が存命ならば 兄弟姉妹。
③ 兄弟姉妹は既に亡くなり、甥や姪が存命ならば 甥や姪。
④ ①~③全て存在しない場合は 国庫に帰属する。

 ①~③で存命中の人物がいれば、おひとり様と言えども遺言書を遺す対象はいるのです。

 特に、生前ほぼ絶縁状態の兄弟姉妹や、甥や姪がいる場合、遺言書が無いと彼ら彼女らが正式な「法定相続人」ですから、貴方の意思に関係なく財産は相続されてしまいます。

 逆に、お世話になっていた人物がいれば、その人物に厚く相続財産を相続させるような遺言書を遺す事で報いる事も可能です。

 さらに、終生の友や関心のあった福祉団体などへの遺贈や寄付も遺言書を遺す事で可能になるのです。

 以上を まとめてみますと、

〇 親兄弟以外に財産を遺したいなら、遺言書を書く事。
〇 生前お世話になった方や、終生の友人に遺贈するなら事前にその旨を伝えておく事。
〇 上記の場合で先方の了解が得られれば財産内容や引渡方法等を決めておく事。
〇 団体その他へ寄付する場合も上記同様の手配をする事。
〇 遺言書は確実を期すために公正証書遺言で作成し遺言執行人に託すこと。


 立つ鳥、後は構わずで、何も手立てを無いままに最期を迎えると、周囲の方々には多大の迷惑を掛けます。 死亡連絡先、葬儀の準備や費用、不動産を始め遺産の始末、法定相続人の有無の確認作業など等、手探りの状態で作業を進めなくてはいけません。 人にもよりますが、死んでも死にきれない忸怩たる思い、となるのではないでしょうか?


 正真正銘のおひとり様であっても、死後の事務手続きや遺品の始末、仲のいい友人への連絡や遺贈など、書き遺すべき事柄は数多く存在しています。

 まずは「エンディングノートやライフプランノート」等で予行演習をしておきましょう。

 誰に何を伝えるのか? この始末を奏するのか? 誰に託すのか? 

 書き始めると、書きたい内容が次々と出て来ます。


 次回はおひとり様でなくても気になる「SNSの仕舞い方」について紹介したいと思います。



  この件に関してのご相談やお問い合わせはこちらからどうぞ。
https://mbp-tokyo.com/office-terada/inquiry/personal/


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 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7階ハローオフィスC-3
  03-5157-5027(TEL) 平日は10:00~19:00
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この記事を書いたプロ

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行政書士 寺田淳

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