コラム

 公開日: 2015-06-05 

ライフプランノート

 東京は今夜から梅雨の様な雨模様の天気が始まるようです。 そのまま梅雨入りでしょうか?


 お元気ですか!
「すべての人が生活の安定と向上の為に法律を身近に、
気軽に活用出来る社会の実現を目指す」
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。


 
 今日は、やや地元びいき(?)な、情報紹介です。

 私の暮らす品川区にある「社会福祉法人:品川区社会福祉協議会 品川成年後見センター」では、法定後見が必要となった場合に備えて、個人のこれまでの生き方や今後の希望、後見開始時にはどういう支援を望むか等を家族や後事を託す人と一緒に考えて決定した項目を記録していく「意思決定支援:ライフプランノート」というものを作成しました。

 画像を添付しましたので、参考にして下さい。



 画像からも分かるように、「わたしのこと」「暮らしの金銭管理」「健康のこと」「葬儀・遺言の準備」から構成されており、所謂「エンディングノート」のジャンルに入るものです。

 ただ、あくまでも「後見」開始の時に、後見人が円滑な後見活動を行うために必要な情報がメインとなっています。 自分の意思や判断能力が発揮出来なくなった場合に、このノートの内容に沿って、当人がこれまでと同様の暮らしを送れるよう支援していきます。

 この点は、「エンディングノート」とやや趣が異なる点で、エンディングノートでは「死亡から葬儀まで」に何をどうするか?どうして欲しいかを記録する事に重きを置いています。

 さて、こういった類の「ノート」については、ほとんどの場合「高齢者向けアイテム」と思われがちです。

 以前に業務上知っていて当然の士業従事者を除いた知り合い約60人余に「成年後見」について問いかけをしたことがありました。

 正確には覚えていませんが、ほぼ80%が「聞いたことが無い」で、聞いたことがあった場合でも「高齢者に適用される制度」「認知症に適用される制度」といった認識でした。

 何度も紹介してきましたが、任意後見ならば、40才、50才の壮年世代でも自分の意思で後事を託す人を決めて契約を結べますし、認知症でなくても交通事故やその他の病気等での「判断能力の喪失」に対して適用されるのです。

 最近、私自身でこの品川成年後見センターを訪問し、センターでの後見契約の実態について問い合わせをしましたが、
ほぼ全てが高齢者の判断能力の衰えが理由で制度を適用しているとの事でした。


 制度自体の認知度もまだまだ十分とは言えませんが、せめてここにあるようなノートを活用して、若いうちから「自分情報」の整理と記録を残すという習慣を身に付ける事を強くお奨めします。


 このような書籍類は最近は中規模以上の書店ではほぼ常備しているようです、立ち読みを勧める訳ではありませんが、内容を知る機会は確実に増えてきています。

 最初からいきなり完成形を目指す等、身構える必要はありません。 時間の合間に、判るところ、書ける箇所から少しづつ書き留めておけばいいのです。 日々の積み重ねがいざと云う時に、大きな役割を担う事は、いろいろな場面で遭遇します。 貴方も、今日から「自分情報の記録」を始めてみませんか?

 いつか来る、その時の為に。




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