コラム

 公開日: 2015-03-02  最終更新日: 2015-03-31

おひとり様の終活3 ~葬儀

 
 いよいよ3月突入です! 仕事上では期末であり、私的には遅れている確定申告を何とか片付けたい週の始まりです。




 お元気ですか!
「すべての人が生活の安定と向上の為に法律を身近に、
気軽に活用出来る社会の実現を目指す」
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。


 ようやくまとまっておひとり様の終活について紹介することになりました。  再開の第一弾は「おひとり様の葬儀」についてです。

 まず、亡くなってからの一般的な仏式での行事を時系列にしますと、以下のようになります。


《基本的な流れ》


【臨終】 
 死亡診断書手続き
  ↓
 近親者・葬儀社・菩提寺などへの連絡
  ↓ 
 葬式日程の決定 
  ↓
 葬儀費用の確定

【通夜】
 納棺
  ↓
 祭壇・式場の設営
  ↓
 弔問客受付
  ↓
 読経

【葬式】
 会葬者受付
  ↓
 読経
  ↓
 弔辞・弔電
  ↓
 焼香

【火葬】
 出棺
  ↓
 火葬
  ↓
 収骨
  

【法要】
 初七日(葬式と同じ日に行うのが最近の例)
  ↓
 四十九日
  ↓
 香典返し
  ↓
 仏壇・墓の手配 ~納骨・埋葬で終了。



 貴方が単身赴任や別居でのおひとり様ならば、近親者が上記の手続きを行うでしょう。 ですが、貴方が一人っ子のおひとり様なら? 臨終後の作業は誰が取り仕切るのですか?

 参考までに上記の流れで葬儀を行った場合、2010年では平均で200万円弱の費用が発生していました。 年々葬儀の規模は縮小し、家族葬や直葬といった簡易的な葬儀が増加中ですから今ではもっと安くなったと思えますが、それでも誰かが執り行っての事ですね。

 もしも、後事を託せる家族、親せき、友人がいるのならば、自分の考える葬儀での費用を予め用意し、通帳と実印を預けておけばいいでしょう。 またその際には「自分がして欲しい葬儀、考えている葬儀」というものを具体的に書き残しておくべきです。
 

《最初に決める4つの事》


① 葬儀をするのか、しないのかを決める事。
   当たり前ですが、しない場合もその理由を文書に遺すべきです。 
   会社勤めで社会的地位の高い人であれば、故人の想いに関係なく外野席からは
   それなりの規模の葬儀を期待されます。 
   そうしないと遺族が後ろ指を指される場合も!?
   世間体や見栄はバカになりません。

② 葬儀をして欲しい場合は、何を最優先する場にして欲しいかを伝えます。
   家族とのお別れの場、 一族とのお別れの場
   近所の友人知人、趣味の仲間等気の置けない仲間とのお別れの場
   会社人として、組織、得意先、社内外の先輩や同僚へのお別れの場
   自営業ならば後継者である子供等の「お披露目」の場として

③ 先立つモノを想定しておく。
   前述の葬儀の規模によってある程度の費用概算は算定できます。

④ 式の形式。
   古式に則った葬儀を粛々と行ってほしい?
   自分の趣味の音楽を流し、陽気に見送って欲しい等など、
   最期のわがままを発揮したい?

   後者の場合は菩提寺と事前に確認もとっておけば、より遺族の負担は軽くなります。

《今だから決められる事》


 上記の4項目を定めた後は、より具体的なチェックポイントに入ります。

 葬儀場所(自宅? 葬儀場会館?)

 形式(宗派、菩提寺)

 戒名(要不要の区別、要ならば希望のランク~居士・信士等

 喪主(配偶者、長男、その他)

 費用(用意済みかどうか? 保険で対応か? 香典は辞退するか?)

 連絡する人(リストアップしてある? 記録に残してある? 連絡不要?)

 会場のスタイル(使用希望の遺影の有無、会場に流す音楽、棺に入れて欲しいもの等)

 お別れの挨拶(喪主に一任、自分の言葉を用意?)

 遺骨の扱い(墓地への埋葬? 自宅に安置? 散骨?)

  ここに書いた内容はあくまでも最大公約数です。 個々の事情でもっと細かな内容を検討する場合もあるでしょう。

 逆に言えば、おひとり様が何の備えもなくその時を迎えたら、上記のような取りきめ全てを周囲の人に負わせることになります。 

 貴方が長患いで入院しているなら、上記の内容に納得出来る部分は多いと思います。 問題は今は元気そのもので健康に何の心配もしていない50代の貴方です。

 事故や急な疾病等、想定外の出来事は日常茶飯事です。 家庭のある方なら夫婦間で話し合う事も出来ますが、おひとり様の貴方にはそれも叶いません。

 こういう場合にも「エンディングノート」は効果を発揮します。 法的な拘束力はありませんから、思いつくままに自分の希望を書き連ねておくだけでも方向性は読み取れます。


 立つ鳥、跡を濁さずと賞賛されるか?
 立つ鳥、跡は構わずでひんしゅくを買うか?
 
 決めるのは、現在の貴方です。



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https://mbp-tokyo.com/office-terada/inquiry/personal/


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