コラム

 公開日: 2015-01-12  最終更新日: 2015-03-31

遺書に書けない終活 その2  ~ 個人データの最終処分とは?

 天気に恵まれた3連休も今日が最終日、とはいえ私は昨日今日と仕事日です…


 お元気ですか!
「すべての人が生活の安定と向上の為に法律を身近に、
気軽に活用出来る社会の実現を目指す」
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。


 新しい終活のテーマである個人情報の「葬り方」の2回目です。

 つい最近ですが、 ネット上や端末上に記録された男性の個人情報や各種の履歴の中で、パートナーである女性から見て「不快指数」が高いものは何か? というアンケートが週刊誌で公表されていました。

 レベルが3段階に分けられており最高位は「墓参りを拒否」、というかなりのハイレベルです。 次は「思い出に傷がつく」レベルで、最低は「そう深くは気にしない」というレベルです。

 最高位のベスト(ワースト?)3は、①浮気の痕跡のあるメールやLINE。 ②パートナー(妻、恋人)に対する愚痴や文句。 ③出会い系サイトへの登録 だそうです。

 思い出に傷がつくレベルでは ①損失を出しているネット証券の口座。 ②例えば女性として投稿していたブログやツイッター等、他人に扮して書かれたものなど。 ③他の女性との親しげなやり取り。 だそうです。

 予想外に、男性側からしたら「知られたら恥ずかしい」ものである「エロ画像や動画」「アイドルや女子アナの画像など」「自作の、自己満足だけのポエムや携帯小説など」は、女性からしたら60%前後は「何とも思わない」そうです。

 知らされていなかったネット証券の口座も、損していなければ約60%弱は「気にしない」とありました。 この辺りは、女性らしい現実的な見方なのでしょう。

 上記に該当するデータを保持している貴方、死後に明らかになっても許されないジャンルがある事は、肝に銘じておきましょうね!


 では、墓参り拒否にならないような手立てはないでしょうか? 「自動データ消去システム」のようなものは・・・?

 これが、あるんです。 以下に代表的なものを紹介しておきます。  詳細はそれぞれのサイトで確認して下さい。


1) 「僕が死んだら」
 絶対に見られたくないデータを指定しておき、設定を済ませるとデスクトップ上に「遺言」ファイルとして作成されます。 その後遺族がこのファイルを開くと自動的に指定されたデータは消去されます。

2) 「死後の世界」
 これは日時指定、または最後の起動日から何日後といった「消去開始日時」を特定できるものです。

3) 「ラストメッセージ」
 これは第三者が介在するもので、信頼できる人物を「バディ」とし、メルマガ配信で生存確認を行い、連絡が滞ったら「バディ」に通知します。 死亡が確認されたら故人のパソコンやスマホのデータを遠隔操作で消去できるキーが契約時に渡されているので、実行する。

4) 「グーグルアカウント無効化管理ツール」
 Web履歴、Gmail利用状況、アンドロイドのチェックイン等をチェックし一定期間利用が無い場合、事前にユーザーが設定したアカウントの消去や他のユーザーへの通知を行うものです。



 最後にまとめとして、ネット上の個人情報について、最低限心がけておくべき事をまとめておきます。

〇 「死んだ事を連絡して欲しい人」のリストを用意し、家族には公開しておく。
   ⇒無駄にパソコンやスマホを捜索されません。

〇 パソコン上のデータならばデスクトップ以外の場所にフォルダとして保管する。
   ⇒デスクトップ上に曝すこと自体、自爆行為ですから。

〇 ネット系のマネーサービスのIDとパスワードはリスト化しておき、預金通帳等と一緒に保管する。
   ⇒リスト化したことを何時、誰に伝えるかは別の難問ですが。

〇 グーグルアカウント無効化管理ツールだけでも設定しておく。


 死後に、かかなくてもいい恥をかきたくなければ、この程度の備えは不可欠です。
 



 この件に関してのご相談やお問い合わせはこちらからどうぞ。
https://mbp-tokyo.com/office-terada/inquiry/personal/


  事務所の連絡先は 以下の通りです。

 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7階ハローオフィスC-3
  03-5157-5027(TEL) 平日は10:00~19:00
  03-5157-5012(FAX) 24時間対応 

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