コラム

 公開日: 2014-12-22  最終更新日: 2015-03-31

こんな遺言書はあり?  ~相談の中から

 殆どの方は今週が仕事納めの週でしょうか? 最後のひと踏ん張り、お互いに頑張りましょう!

 お元気ですか!
「すべての人が生活の安定と向上の為に法律を身近に、
気軽に活用出来る社会の実現を目指す」
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。

 今日は、これまでいろいろと相談のあった遺言書に関して、「想定外」だった問い合わせを紹介したいと思います。



 「1」 1人づつに遺言書を遺したい?

 これは子供が3人いる方からの質問でした。 はっきりした理由は最後まで言いませんでしたが、子供一人に1通の遺言書を遺したい、3通書くことになるが、日付は同じでないと問題がありますかというものです。

 遺言は公正証書でも自筆でも構わないと言われましたが、まず公正証書遺言は事実上作成は不可能です。 実際に問い合わせたところ、公証人が受付しないと言います。 「合理的な理由が無い限り遺言は1通に納める事」が大原則で仮に3通に分けたところで最終的には全員の遺言を公開する事になるので意味がないとも言われました。

 また自筆の場合でも同様で、最後は全員が内容を知る事になるのです。 また作成日が異なった場合、内容に不備が無くても最も新しい日付の遺言1通だけが認められ、残りは無効とされる恐れもあるとの事です。

 どういう理由でこういう考えに至ったか、聞き出せないまま終わってしまいましたが、遺言書を遺す対象が子供以外の場合、愛人などを想定した場合でも「納得のいく合理性」は認めませんとも言われました。 一応、参考までに紹介しておきます。


 「2」 遺言書にフリガナつけておきたい??

 これは今の時代が遠因だった問い合わせでした。 相談者の末っ子の子供(孫)の名前がいわゆる「キラキラネーム」だそうで、どうひっくり返しても読めない漢字の読み方をつかたそうです。 この孫にも遺言書の中で遺贈をするつもりなのだが、第三者が正確に名前を「解読」出来る事は100%あり得ないというのです。 なので漢字に「ふりがな」をつけても遺言書として問題はないでしょうかと言うものでした。 差し障りがあるので実名は伏せますが、確かに全く想像もつかない読ませ方でした。 

 結論から言えば、正しい名前が読めなくてもそれが本人と分かれば問題はありません。 気になるのであれば「ひらがな」で書いておけばいいのです。 どうしてもというなら「ふりがな」ではなく「よみがな」で 漢字の下に( )でよみがなを記入しておけばいいのです。 

 人様の決めたこととはいえ、この孫が成人になり、いずれ相続を経験する時には名前の呼称等で苦労するのではと気になった次第です。


 ここに挙げた例などは私の探した範囲内では文書で回答したものはありませんでした。 こういう疑問こそ、我々専門家へ気軽にお問い合わせ下さい。 中には即答が出来かねる場合もありますが、キチンと調査の上、お答えするつもりです。



 この件に関してのご相談やお問い合わせはこちらからどうぞ。
https://mbp-tokyo.com/office-terada/inquiry/personal/


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 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7階ハローオフィスC-3
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