コラム

 公開日: 2014-06-13  最終更新日: 2015-03-31

相続時精算課税制度 ~その活用事例2

 お元気ですか!
生活に密着した法律相談と第二の人生支援に邁進している
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。


 前回に引き続き、相続時精算課税制度のこんな使い方、の2回目です。
今回は、間違いなく相続税が発生する(羨ましい!)方にとってのメリットについてです。


 

使っても使わなくても納税額は同じでは??


 前回とは逆に、どう考えても相続税非課税の枠を超える財産をお持ちの場合、結局は合算されて相続財産と見做されるのだから、制度を使う意味はないのでは? これもある相談者からの疑問の声でした。

 確かに、原則はその通りです。
ですが、この制度の元々のメリットは「生前贈与をやり易くする」と言う点です。
何も杓子定規に相続の発生まで財産分与を「待機」する事はないのです。せっかく今すぐにでも子や孫に無税の贈与が出来るのですから、子に負担を与えることなく、自分も子の喜ぶ顔を見ることになります。

 特に、不動産をお持ちの場合です。
将来の値上がりが必至な土地(都市計画の敷地内、鉄道の新設予定の駅近辺等)をお持ちなら、今すぐに贈与しておく事です。 なぜなら贈与税は贈与時点の評価額で課税されますから、相続時には評価額が高騰している可能性があります。このような土地を相続時に受け渡されたとしたら、高騰した評価額が相続税の基準となりますから、その差額たるや、相当なものになる恐れがあります!

 間接的に相続税の節税に繋がる事になりますから、全くメリットが無いと言う訳ではありません。
前回の相続税課税対象の枠内の場合と同じく、子がマンションや住宅を購入するようなまとまった資金を必要とする場合等にも特別控除額の枠内で生前贈与しておけば、贈与税の負担を軽減、または無しの状態で財産の移転が叶います。

 ただ、相続時精算課税制度は一度選択すると、二度と変更は出来ませんのでまずは詳細な財産調査と制度の活用の是非の検討、または専門家への相談を強くお勧めします。
  

この記事を書いたプロ

寺田淳行政書士事務所 [ホームページ]

行政書士 寺田淳

東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7F ハローオフィスC-3 [地図]
TEL:03-5157-5027

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
よくある質問

 質問) そちらの業務の対象かどうかもよく分からないのですが    相談してもいいでしょうか?     その場合、直接の電話、お問い合わせからの連絡等ある...

これまでのメディア掲載

 先日発表されました高齢者の定義を従来の65歳以上から、75歳以上とし、65~74歳の世代には新たな呼称として「准高齢者」と定義する提唱について、当事者、雇用側の企...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
遺言書と任意後見で第二の人生をサポートする行政書士

50代から直面する親子間の問題と、満足できる「第二の人生」をサポートする(1/3)

 新橋駅前の行政書士・寺田淳さんは、自身と同じ50代の男性に向けた相続・遺言問題と、充実した第二の人生を迎えるための再就職・転職・独立に関してのサポート・サービス業務に取り組んでいます。 最近、相続に関する個人向けセミナーを開催する機会...

寺田淳プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

50代男性の悩み(親問題・自身の将来)に強い行政書士です。

事務所名 : 寺田淳行政書士事務所
住所 : 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7F ハローオフィスC-3 [地図]
TEL : 03-5157-5027

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-5157-5027

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

寺田淳(てらだあつし)

寺田淳行政書士事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

親と話す相続

 90代の高齢の父親がなかなか相続について考えてくれません...

K・M
  • 60代以上/男性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
これも相続税節税法? ~離婚

 【今日のポイント】  相続税の節税方法としては「番外編」になりますが、離婚することで財産を「非課税で...

[ 終活~相続 ]

香典にも贈与税、所得税はかかるの?

 【今日のポイント】  今回は相続とは直接関係ありませんが、葬儀の際に手にする「香典」の取扱いについての...

[ 終活~葬儀とお墓関連 ]

相続税節税 ~孫を養子にするもう一つのメリットとは?

 【今日のポイント】  相続税の節税の為、孫を養子にして法定相続人の数を増やし、非課税枠を拡げることで、...

[ 終活~相続 ]

相続に関して知っておくべきあれこれ ~遺言

 【今日のポイント】  いざ相続発生、相続人は誰と誰? 遺言書の有無は? 事前に知っておくとその時の混乱...

[ 終活~遺言 ]

タダほど高くつくものはなかった!?

  今日の話題は、まさに私自身に降りかかった災難?自業自得?の話です。 昨年のWindows10、 ネ...

[ 新橋事務所日記 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ