コラム

 公開日: 2014-05-01  最終更新日: 2015-03-31

お葬式について

 今日から5月、雨も上がって陽が射してきました。
今日明日と頑張ればまた連休ですね!

 こんにちは!
生活に密着した法律相談と第二の人生支援に邁進している
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。


 仕事柄お寺へ足を運ぶことが多く、どうしてもお墓や葬式の話題が中心になりがちです。
そしてそれらにつきものなのが、「おカネ」の話です。

 今回は、葬式に関連するおカネ、について紹介したいと思います。

 葬儀会社がよくパンフ等でPRしている「葬儀一式で〇〇万円ぽっきり」というのは決して「全ての費用」を表している訳ではないのです。

 葬儀一式とは「葬儀本体にかかる費用」で葬儀会社に支払う範疇なのです。
具体的には祭壇、棺、ドライアイス、生花、遺影、骨壺等です。

 実際の葬儀にはこれ以外に「寝台車や霊柩車等の車両費用」「式場の使用料」「火葬費用」「弔問客への飲食費」「香典返し」等が発生しますが、これらは基本葬儀会社が「一時立替」し、改めて「実費」として請求に加算されるのです。 

 葬儀一式の中身まで、徹底的に確認しましょう。

 そして、決まりのない費用である「読経料」、「戒名代」、「僧侶のお車代」、そしてお布施という最も扱いに難儀する費用です。これには決まりも基準もないと言っていいでしょう。

 「葬儀費用」とは上記の3種類の費用の総計と認識して下さい。

 もちろん、葬儀の中身によって費用の額も変わってきます。
一般的な葬儀と言えば、親族を始め故人の知人友人、会社関係の知り合い等に通知し、通夜と葬儀、告別式を行います。当然会葬者の為に飲食の用意や香典返し等が発生します。

 最近話題なのが「家族葬」です。これは文字通り家族や身内だけで執り行う葬儀です。
この他にも通夜をしないで葬儀、告別式だけを行う「一日葬」や、葬儀もしないで火葬にする「直葬」があります。

 以前は「故人の生前の社会的地位から」「世間体が」等の理由で「一般的な葬儀」を故人の意向に関係なく執り行われたケースが多かったようですが、最近は家族の意向を重視、故人とゆっくりとお別れをしたい、費用を抑えたいという「葬儀の簡素化」が増加中です。

 ですが、それが故人の意思であればいいのですが、生前に家族間で話し合っていなかった、故人が自分の意思を伝えていなかったら、簡素化は思わぬ事態を招きます。

 本当に来て欲しかった友人知人に連絡がとれないまま葬儀を終えてしまったら?
後々人伝に故人の訃報を聞き及んだ場合は遺族の自宅に弔問に訪れる事もあるでしょう。
1回2回なら応対も負担にはならないでしょうが、故人の交友範囲が広かった場合等は五月雨式に長期にわたっての訪問を覚悟した方がいいでしょうね。却って告別式をしておいた方が一回の対応で済むとも考えられます。

 単に費用面から簡素化を選んだりしますと、それ以外の問題が生じる事もお忘れなく。

 この様な場合でも「エンディングノート」を用意する事が重要な意味を持つ事になります。
遺言では葬儀には間に合いません! 遺言書を開封する時には葬式は終わっています。

この記事を書いたプロ

寺田淳行政書士事務所 [ホームページ]

行政書士 寺田淳

東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7F ハローオフィスC-3 [地図]
TEL:03-5157-5027

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