コラム

 公開日: 2014-03-25  最終更新日: 2015-03-31

 「押印」の種類についてご存知ですか?

 

 今朝、私の投信の推移を過去に遡ってチェックしてみました。
どん底は、なんと私が会社を辞めた2009年(の春先)で
その後は2012年まで一進一退を繰り返していましたが昨年は一気に上昇気流に!

 昨年の3月24日時点の価格との比較では、130~150%の伸長です。
どん底の2009年との比較ではMAXでは160%、平均して150%の伸長です。

 やはり景気は確実に上向きになっている事を、確認出来ました。
 

 お元気ですか?
生活に密着した法律相談と第二の人生支援に邁進している
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。

 このところ、消費税増税前の駆け込み需要で仮初めの(?)消費活況が
ピークを迎えていますが、それに伴って売買契約を要する買い物も多くなっています。

 この際、つきものなのが、「ハンコ」の存在ですね。
外国銀行では、登録の際の手続きで署名とハンコのどちらでも
登録可能なような書式になっています。

 署名ならば、いちいち契約印を持ち出さずとも手続きが可能なので
一見便利そうですが、以前ここで紹介したような「契約者が意思発揮能力を喪失」
した場合、署名では変更手続きが煩雑になる一面も持ち合わせています。

 その、ハンコの「押印」ですが、代表的な押印は6つ、ある事、ご存知ですか?

以下に、それぞれの持つ意味合いを簡単に紹介します。

1)契印・・・契約書が2枚以上になった場合、それが一つの契約書である事を
       証明するために押印するものです。

       両頁にまたがるように必ず1枚毎に押していきます。
       無論、契約書に署名押印する印と同じもので押印します。

       契約者が2名以上いる場合(通常最低でも2名です)
       契約者全員がこれを行わなくてはいけません。

  ※ 縦書きの契約書の場合、見開き部分に契印を押すケースが典型的な使用例です。


2)割印・・・同じ文書を複数枚作製した場合にそれらが同一である事、または関連ある事を
       証明するために押す印です。

       一見、契印と同じに思えますが、割印は例えば「正本」「副本」のように
       独立した複数の文書の同一性、関連性を示すものです。

  ※ 一枚の契約書の場合、2通作成して割印をするケースが代表例でしょうか。
    領収証の原本と控えにこれを用いる場合もありますね。


3)訂正印・・・最もなじみのあるものではないでしょうか?
        契約書に記載した文字を訂正した場合、それを証明するためのものです。
        誤字・脱字などの場合に使われます。

        文章自体を訂正する場合、当該箇所に二本線を引きます。
        間違っても消したり、塗りつぶしてはいけません。
        縦書きの場合は訂正箇所の右に、横書きの場合は訂正箇所のすぐ上に
        訂正した文章を記入し、欄外に「何字削除、何字挿入」と記載して押印します。
        この場合押印はなるべく訂正箇所のすぐ近くに押すようにします。

        この場合も契約者全員で押印しなくてはいけません。

    
  ※ 1枚に2か所以上文章を訂正する場合は見苦しいので書き直すことをお奨めします。


4)捨印・・・これも、よく耳にする、目にするものですね。
       契約書作成後に訂正印が必要になった場合に備えるというもので、
       予め契約書欄外に押印します。
       これがあると訂正の必要が出た場合でも、契約者に訂正印をもらう手間が
       省けるので慣例として使われることが多いです。

       これも契約書に署名押印したものと同じ印で行います。
     
  ※ 個人的見解ですが、これは使用は控えるべきです。 
    これがあれば契約者の意向を無視し後から文章の改ざんが可能になる訳ですから
    例えば請求金額や報酬額を変更されても文句は言えません。 
    あくまでも慣例ですから親兄弟間であっても毅然と断るべきです。


5)止め印・・・最も馴染みのない印ではないでしょうか?
        契約書の余白部分に、後から勝手に追加文章を書き込まれないように
        文章最後の文字のすぐ後ろに押す印を言います。
        文字通り、「文章打ち止め」を表すものです。

  ※ 文字で「以下余白」と記載する場合と同じ意味合いです。これも契約書に押印した
    同じ印で押印します。


6)消印・・・何かの御懸賞の応募はがきの場合に「何日の消印まで有効」とあります。
       本来の意味は、収入印紙を貼った契約書の場合に、印紙と契約書にまたがって
       押印する事を言います。

  ※ けっこう、この場合を「割印」と呼ぶ方がいますが、正しくは消印です。
    これは、契約書と同一である必要はありません。別にサインでも可です。
    無論、契約者全員が押印(サイン)する必要もありません。
    この意味は、印紙の再使用を防ぐのが目的な為、他とは扱われ方が異なるのです。


 今回は身近にある「ハンコ」について、雑学的に紹介しました。。

この記事を書いたプロ

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行政書士 寺田淳

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