コラム

 公開日: 2013-12-21  最終更新日: 2015-03-31

相続トラブル その実態は!?

 世間は3連休の初日ですね。
昨日とはうって変わっての快晴の朝です。

 お元気ですか?
生活に密着した法律相談と第二の人生支援に邁進している
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の寺田 淳です。


 いきなりですが、貴方は両親や兄弟との人間関係はいかがなものでしょうか?
普段は仲がいい、または可も不可もない程度の付き合い。
中には兄弟姉妹の間でも犬猿の仲ということもあるのでは?

 さて、昨年2012年に「遺産分割」に関連する紛争で家裁が取扱った件数は
約17万5千件あったそうです。
 同年の死亡者数は約125万人強でしたから
おおよそですが、相続発生の10件に1件は裁判沙汰の争いとなっていたのです。 
まさに「争続」から「争族」に陥ったのです。

 日経BPの行った50歳以上の男女2千人強を対象としたアンケート調査によりますと
約2割は相続で揉めたことがあると回答していました。
また33%はまだ相続を経験していないとの回答でした。
と言う事は、相続経験者の30%以上がトラブルに遭遇していることになります。

 相続に関して既に両親等と話し合いや対策を講じたりしているかについては
22%超が実施したことがあるでしたが逆に言えば80%弱は何もしていないという事です。
さらに、相続問題に関して不安があるかの問いには26%しか、あると回答していません。 
即ち、世間の約80%前後の方々は相続について不安に思わず、相談もしていないのです。

 本当に大丈夫でしょうか?

 相続に関しての代表的なトラブルとしては
・親の面倒を全く見ていない相続人の問題
・財産が土地や自宅だけ等、分割困難なものばかり
・お墓問題、祭祀の継承に関する問題
・住む当てのない田舎の実家など扱い困難な遺産の問題
・遺言状への不満、記載内容の不備など
・婚外子、異母兄弟の問題など
 等が上位に来ています。

 不安も持たず、対策を講じていない家庭でも
実は上記の課題のうちひとつくらいは思い当たる節があるのではないでしょうか?

 また先に挙げた約70%の相続経験者からの回答では
二次相続に対してより警戒感を持っているとの事でした。

 例えば父親が亡くなった時です。
一次相続は母親が財産の大半を相続することで大半の場合相続税は非課税になります。
また母親が一括して受け継ぐ事で兄弟間にも支障はないのです。
ですが、母親からの二次相続の場合は一次とは違い相続税の課税は免れません。
さらに兄弟がいれば遺産分割についての話し合いが待っています。

 その時に、上記のようなトラブルが発覚したら?
一時相続の時は棚上げに出来た問題も兄弟間での遺産分割で今度は避けられません。
分割困難な遺産、お墓の問題、空き家になる実家、遺言書の不備、など等です。

 つまるところ、
トラブルの原因は親子ともども、問題を先送りにしたり、棚上げにしたことから来ています。
 相続の問題については、私のモットーである「先憂後楽」の観点で臨むことが何よりの
解決策だと思います。

この記事を書いたプロ

寺田淳行政書士事務所 [ホームページ]

行政書士 寺田淳

東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル7F ハローオフィスC-3 [地図]
TEL:03-5157-5027

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