コラム

 公開日: 2013-05-31  最終更新日: 2015-03-31

相続税の計算 ~税額と税率

東京もいよいよ梅雨入り、
と、思いきや、いきなり今日は快晴ですね。
体調管理が難しい日々が続きますが
いかがお過ごしでしょうか?

 こんにちは
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の
寺田 淳です。

 
 開業して約2年
何故か、私の事務所へのお問い合わせは
圧倒的に電話が多く、なかなかメールを介した
やり取りが進みません。

 何人かの相談者に後日聞いたところ
文章にするのが面倒臭い
急な相談で電話のほうが手っ取り早い
という答えでした。

 他の事務所ではどうなのでしょう・・・

 そんな中、最近複数の方からの
お問い合わせがあった事項について
何回かに分けて紹介させて頂きます。

 今回は「相続税」に関する質問の中から
その基本的な計算方法について紹介したいと思います。

【相続税の計算方法】

 個人個人の財産や家族構成によって
実際の計算はそれぞれ異なってきますが
一つの事例として説明させて頂きますと、
以下のような順番で計算します。

 なお、2年後の税制改正を見据えまして
控除額や税率は改正後のベースで計算してます。

【相続財産の算出】
 まず、プラスの相続財産を調べます。
■現預金・株・不動産等   (いわゆる本来の相続財産)
■保険金・退職金      (みなし相続財産)
■死亡前3年以内の贈与等
これらを加算します。

 今度は、マイナスの相続財産を調べます。
■ 借金・葬儀費用   
をプラスの財産から差し引きます。

【課税対象額の算出】
 相続財産から 「基礎控除額」を控除します。
基礎控除額は(3,000万円+法定相続人1人につき600万円)
で、算出します。

【相続税の総額を算出】
 課税対象額を法定相続分で取得したとして
仮の税額を算定します。

 例えば、配偶者・子供2人の場合の課税対象財産は
総額の1/2・・・配偶者
総額の1/4・・・子供①
総額の1/4・・・子供② となります。
 ここから相続税の総額を算出します。

 法定相続分に基づいて相続財産の額に応じた税額を算出します。
(取得金額×金額別の税率ー金額別の控除額)

【各人の税額を計算】
 ここで初めて、個人別の税額の算出となります。
一般的な場合、配偶者は非課税の範囲内の相続がほとんどなので
課税は無しとなります。
子供2人には上記の算定通りで税額が確定となります。

 実際に数字を当て込んでみてみますとより分かり易いでしょう。

☆ 相続財産が1億円の場合。
  この財産額は上記に基づいた計算後の正確な金額とします。

  課税対象額は
 1億円 ー (3,000万円+600万円×3) で、5,200万円になります。
 これを、法定相続分で計算します。
 5,200万円×1/2=2,600万円・・・これが配偶者の相続額です。
 5,200万円×1/4=1,300万円・・・子供①の相続額
 5,200万円×1/4=1,300万円・・・子供②の相続額となります。

  2,600万円の相続場合、 税率は15%、控除額は50万円ですから
 税額は340万円になります。

  1,300万円の場合も税率は15%、控除額は50万円なので
 各々税額は145万円です。

  340万+145万円+145万円=630万円。
 これが、3人にかかる相続税の総額です。

  但し、 配偶者の相続財産額は非課税の範囲内なので
 340万円は全て控除となります。

  子供2人の課税はそのまま対象になるので
 最終的にこの家族が納付する相続税額は子供2人で290万円となります。

 いかがですか?
現時点で相続が発生した場合に備えて、一度、各家庭で試算してみては?
その結果、思わぬ問題点や盲点の存在に事前に気付くことが出来れば
これだけでもやってみる価値はあると思いますよ。

 今日の内容について 
詳しくお知りになりたい方は
 こちらからお気軽にどうぞ!
https://mbp-tokyo.com/office-terada/inquiry/personal/

 
 事務所の連絡先は 以下の通りです。
東京都港区新橋2-16-1
ニュー新橋ビル7階ハローオフィスC-3

 03-5157-5027(TEL)
 03-5157-5012(FAX)

 電話は平日10:00~18:00
 FAXは24時間対応となっております。 

この記事を書いたプロ

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行政書士 寺田淳

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