コラム

 公開日: 2013-04-12  最終更新日: 2015-03-31

短期集中講座 ~自分で決める勉強法とは?  資格取得 私の場合Ⅲ

 花見の季節も
甲子園の高校野球も幕を閉じ、
いよいよ関心の的はGWのバカンスでしょうか?

 いかがお過ごしですか?
新橋駅前の寺田淳行政書士事務所の
寺田 淳です。

 私自身の行政書士資格取得の体験記の
今回は最終回です。

 前回ではさらりと5か月前からの
出張先での勉強で見事1発合格出来ましたという
何の参考にもならないエンディングでしたが、
自分なりに、ここがポイントだったという事について
今回まとめてみました。

 

【何故、の持続】

 何故資格が欲しいのか?
「会社以外の公的な身分保障が欲しい」

 その理由は
「万が一、今は絶好調の会社だけど、絶対ではない。」
「童話のキリギリスにはなりたくない。」でした。

 独学での勉強ではどうしても壁にぶつかります。
その時に「やっぱり仕事抱えていては無理」ではなく
「なぜ、通信講座を始めようと思ったんだ?」を
常に前面に打ち出しました。

 すべては「決断した原点を忘れるな」でした。
この気持ちを維持する事で、モチベーションの維持を図りました。


 

【タイミングを見ての有言実行宣言】

 私が会社の同僚に話したのは勉強の癖が身に付いた2か月後でした。

 最大の理由は勉強を口実に本来の業務をおろそかにしたと
見られたくなかったというのがあります。

 仕事は結果が全てです。
予算が達成できなければ「勉強している暇があったら・・・」
と言われて当然です。
 ですから、
残業や休日出勤を勉強を理由に避けることは一切しませんでした。

 ちょうど当時の営業先のカーショップ等では5~7月は「稼ぎ時」で
セールやイベント、キャンペーンが毎週のように行われ、その準備に夜遅くまで
残業するのが恒例行事でした。

 年間でも最繁忙期を何とか両立させて凌ぎきった時に
初めて年末に受験する事を公言しました。
 おかげで
その後も周囲から後ろ指を指されることなく
私も気兼ねなく勉強を進められました。


【完封負けはしない】

 出張先でも思わぬ課題発生や、トラブル解決などで予定通りの
スケジュールが組めるわけもありません。
 予定のない土日に、さあ始めるかと構えていても
同僚や後輩が訪ねてくれば、やはり門前払いは出来ません。
 
 今日はここまでやろうという目算が崩れると
さらにそれが連続してい起こると、
次第に意欲が減退します。

 ですから、
予定が狂った場合にこそ
例え1ページでも、15分でも勉強をしました。

 野球に例えるのはおこがましいですが
完封負けは明日に響く、せめて1点をとれば明日に引きずらない。

 却ってこういう場合、
異様にやる気と集中力が高まって予定より短い時間で
目標ページをこなせたことが何度もありました。


【集中力はアウエーで高まる】

 勉強開始後、しばらくしてから
自宅での学習時間は
午前は11:00頃まで
午後と言うか夜は22:00過ぎから始めるという
ローテーションを確立していました。

 この時間帯なら邪魔が入る危険性が最も低かったからです。
日曜の午前なら、少しベッドの中でまったりしたい。
日曜夜22:00過ぎなら、明日に備えておとなしく過ごす。

 自分自身がそうしたいときは、同僚や後輩もそのはず。
おかげで休日のスケジュールは途中から狂う事はなくなりました。

 そのような中、
勉強の持続の最大の立役者は やはり狭いビジネスホテルでした。

 当時は、携帯も、モバゲーもなく
持ち運びに便利な音楽プレーヤーの類も殆どありませんでした。
 いったんホテルの部屋に入ればTV見るか、飲むかだけです。

  短期間で集中するには、
個人的には環境を変えることが
最大の効果を発揮すると思います。

 例えば、受験勉強などを図書館でする場合も同じでしょう。
・わざわざ資料を抱えて出向く。
・周りに配慮するので勝手な振る舞いは出来ない。
・せっかく来たのだからやらなくては。

 ホームからアウエーに環境をあえて変える事で
目的に集中するのです。

 人間、あまりに自由な環境では
集中力は十分には発揮できないと思います。

 私の場合は、仕事の終わった後のホテルのデスク。
今日やらないと明日は時間がないという制約のある環境
 これが確実にいい面に出たと思っています。

 たぶん当時の私が、9時から5時の事務職だったら
自宅でダラダラとながら勉強を繰り返した挙句に
一発合格どころか、資格取得は出来ないままに終わっていたでしょう。

 不自由な環境下こそ、
却って時間の使い方や管理は最大の効率で活用できると思います。
 
 また別に貴方もビジネスホテルに泊まって勉強しなさいとか
休みには図書館に行きなさいとは言いません。
 自分にとってアウエーな環境を見出せばいいのです。

 例えば
24時間営業のネットカフェや漫喫。
さらには24時間営業のファストフード店などはどうでしょう?
最近では一人カラオケ専用ルームもあります。

 アウエーになれる環境は私の頃より良好だと思います。


【最後はマニュアル】

 マニュアルと言うか、アナログの方が適当かもしれません。
 試験科目は多岐にわたり、広く浅く記憶にとどめていかなければ
受からないのが行政書士の試験でした。

 そうなると、やはり暗記力は重要です。
とはいえ、法令集の文言を一言一句暗記するまでの必要はないのです。
 大きな囲みで何を言っているかを把握できることが求められます。

 ではどうやって?
私の場合は、資料を読み、理解する場合、
声に出すか、ノートに書きました。
 今は、ノート型パソコンや様々な機器がありますから
キーボードを叩くだけで資料が画面に現れ、自分の考えを書き残せます。

 当時は、資料を音読して、ノートに書いて覚え、理解しました。
いかにも、マニュアル的、アナログ的ではありますが
暗記や記憶力のアップには反復する事が効果的であると言われています。

 最近はネットを通じての受験セミナーや通信教育が盛んです。
でも一面、一方的な情報を受け続けるだけで
なんとなく理解したような気分で終わるケースがあります。

 私も仕事柄セミナーを開催していますが
必ず、途中で受講者を指します。
 2分前に話したことを質しても半数以上はしどろもどろです。
指す相手は決めています。メモを取らない人です。

 受験に必要なのは、当日の記憶残量です。

 残量を増やすには容量を拡大するしかなく
容量の拡大に早道はありません。


 

【最適な勉強法とは?】

 最後になりますが、ここまでの内容は
あくまでも私個人にとって結果的に最適だった
勉強法だという事です。

 人によっては有り余る時間を利用して
長期計画で受験に臨む方が適当な場合もあります。

 ですが、
現在在職中で、資格取得を考えている方には
あえて私は短期集中での勉強を推します。

 営業畑出身だからでしょうか、
期限を決めて目標を設定し、
いかに目標をクリアするか?
 
 資格取得もこれと同じではないでしょうか?
6か月前後の期間内で受験に臨む。
 その為の時間の捻出に苦しむことも
結果的には効率的な学習法を見出すことに繋がります。

 ただ注意してほしいのは、
受験を決めてから6か月、と言う意味です。
 資格を取りたいかどうか?
 なぜ取りたいのか?
 なぜその資格なのか?
 など等、根幹の部分をじっくり考える時間は
充分にとる事です。

 私が漠然と資格取得について考え始めたのは
実は就職試験の最中です。
 履歴書の「資格・特技」欄のなんときれいな事。
余白だらけでした。

 そこから考えれば、決断を下すまでに3年かかってます。
但し、決めてからは一度も修正はしていません。

 現在、定年退職されたり、早期リタイアして
第二の人生を考えている貴方も、一見時間の余裕はあるように見えますが
真剣な検討を始めると一気に時間は過ぎていきます。
 

 
 決めるまでは「動かざること山の如く」
 決断したら「動くこと雷霆の如く」 

 古の孫子の兵法の通りだと思います。

 今回は、科目ごとの勉強のコツや出題傾向など
実務的な事には触れていません。
 あくまでも、受験への心構えや学習の時間管理について
書きました。

 
  今日の内容について 
詳しくお知りになりたい方は
 こちらからお気軽にどうぞ!
https://mbp-tokyo.com/office-terada/inquiry/personal/

 
 事務所の連絡先は 以下の通りです。
東京都港区新橋2-16-1
ニュー新橋ビル7階ハローオフィスC-3

 03-5157-5027(TEL)
 03-5157-5012(FAX)   

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